サッカーＷ杯が始まりました。
開幕前はデモとか工事の遅れとか問題山積でどうなるかと思う反面、ブラジルのお国柄どうにかなるだろうとも思っていました。
案の定・・・ですね。
私はそんなに真剣に見る方ではないから、日本代表がベストを尽くしてくれたら成績は二の次って思っています。
初戦は後半逆転されるところまではザッピングしながら見ていました。
あれだけ「ブラジルは危険」と言われていて、国歌斉唱で君が代がクリアに聴こえてきたので相当数の日本人が現地観戦しているんだと少し驚きました。
やはり治安は悪いようですので、気を付けて観戦をしてほしいです。
それにしても、カリスマ性のある選手が1人いるだけで、流れが変わるものなんですね。
前回優勝国のスペインも２試合目にしてグループリーグ敗退決定だなんて、ちょっと驚きました。
ソチ五輪で浅田真央選手のフリーを見てから、スポーツには順位や勝敗も大切だけど最大限のパフォーマンスができた時の「達成感」もそれらと同じくらい大切な要素なんだと気付かされました。
あの時の実況で「これが浅田真央です。こういう演技ができるんです！」って、まさに『Ｎｏ.１よりｏｎｌｙ１』を体感した瞬間じゃないでしょうか。
浅田選手のお母様は生前、「氷の上で生きざまを見せるのがフィギュアスケート」（言葉は正確じゃないです）とお話されていたそうですが、フィギュアスケートだけでなくスポーツ全般に言えることだと思いませんか？
最近の五輪を見ていると、勝っても後味が悪かったり負けても称賛されるなんてことありますよね。
それと同じで、サッカーも国が違えばプレースタイルも違うから、日本チームには『これが日本のサッカーだ！』ってところを世界にアピールしてほしいと思います。
それが勝利に繋がればベストですが、選手も見る側も『達成感』が感じられる試合だと良いと思います。
そういう意味では現地観戦している日本人は今回も青いゴミ袋を持って応援し、帰りにゴミを拾って帰り、『これが日本人、日本の応援スタイル！』というのをアピールしてくれたように感じます。
そう考えた時、渋谷のスクランブル交差点でバカ騒ぎしている人たちは何なのでしょう？
負けてハイタッチって、何のアピールかわからない。。。