津波情報のおかげでフィギュアのエキシビションがイマイチ楽しめませんでした。
しかも、TBSの放送では順番が編集で並び替えられていましたが、ライブ中継のテレビ東京で見た時はその順番に悪意を感じました。
日本選手とロシア選手が前半に順位に関係なく演技していた様に思えました。
それはさて置き、今日は小気味の良い番組2つを見る事が出来ました。
1つは『たかじんのそこまで言って委員会』。
フィギュアの採点方法にものすごく異議を唱えていましたし、真央ちゃんの偉業がどれほどのものか、力説していました。
そしてもう1つが、『バンキシャ!』。
何と、女子FPのジャッジ席のパネルを映していました。
今まで、ジャッジってどうやって採点するのか見た事が無かったのですが、日本にある同モデルのものを実際に操作して説明をしてくれた後、試合のジャッジのての動きを映していました。
キム選手の最初のコンビネーションには+2の加点、真央ちゃんの3Aコンビネーションにマイナスをつけてました。
実際のジャッジスコア見ると、1人だけ該当者がいます。
『バンキシャ!』のすごいところは、その後当日のジャッジの1人にインタビューしてるんです。(それが減点した本人かは不明です)
しかも、プルシェンコにもインタビューしてるし、ブライアン・オーサー(キム選手のコーチ)にも突撃インタビューしています。
彼は言いました。
「全ては評価点だ、評価点を上げる努力をして来た」と。
本当はそれだけでなく、他の選手の評価点を下げる努力もしてたんですけどね…。
さて、今日のニュースで真央ちゃんの来シーズンからのコーチに関する情報がありました。
タラソワさんを総合コーチにして、ジャンプなど日本で指導するコーチを別につける様です。
私も実はそれをここで提言しようと思っていました。
まず、タラソワさんと真央ちゃんは報道されているよりも相性は良いと思うので、本人が解消しない限り何らかの関わりはあった方が良いと思っていました。
でも、指導者としてはほとんど放置でしたし、次はソチなのでロシアのスケ連の役員をしている立場上、真央ちゃんを勝たせるという事に矛盾が生じると思うんです。
だから、私はここで「タラソワさんを振り付け担当にして、技術面を日本国内で指導できる人に」と提言するつもりでした。
少し前は国内のトップスケーターは海外に練習拠点を置く事がステータスの様に思われていました。
でも、今回の五輪でも証明された様に国内拠点でもそれなりの結果を残せる様になりました。
でも、真央ちゃんはアルトゥニアンコーチとのコンビを解消した時、「私だけを指導してくれる人を…」と言っていたと記憶しています。
だから、日本人で真央ちゃんだけ教える人はなかなか難しいかも…。
とは言っても、次がソチなのでロシアともパイプはあった方がいいと思うし、タラソワさんのエキシビションの振り付けは好きなので、振り付けは彼女にって。
個人的には真央ちゃんの事を溺愛している、キャンデロロが来日してくれないかとかって思うんですが…。
さて、個々の選手がどういう指導者についたとしても、実は日本スケ連がしっかりしてくれないと、せっかく育って来た若い世代も潰れてしまう可能性があります。
日本として、どういうスケートを目指すかという事をはっきりさせて欲しいし、その為のロビー活動?…ルール改正の働きかけとか、抗議をするべき時に抗議をするとか、選手の為にもっと心血を注いで欲しいんです。
例えば、日本の体操は「指先までしっかり伸ばす、美しい体操」を基本にしています。
その為、技の難度などで世界から遅れを取った時期もありましたが、アテネの頃から技術も向上し、その美しさも評価される様になりました。
日本フィギュアも「高難度に取り組む」のか「点数を取る」のか「完成度を高める」のか、ちゃんと方針を決めた方がいいと思います。
「スイスの選手はスピンが上手い」みたいな表現が欲しいところです。
欧州では『大技至上主義』的なスタイルが多く見られ、国内選手権では大技に取り組んだ選手に得点を出す方針の国もあります。
一方、全米選手権の様子を見ると、ダウングレードなどかなり厳しく取られていたので今回の五輪に沿った『評価点重視』路線なのでしょう。
日本のダメなところは、大会によって方針がふらふらするところ。
例えば、表彰台を逃すと「あそこで安全策を…」と強化部がコメントしたり、そうかと思えば「五輪では4回転が必須になる」と言ってみたり。
昔、伊藤みどり1人が期待されて潰されそうになるのを見て、「1人に背負わせるのではなく、複数選手を派遣できる様にしよう」と強化に乗り出したところまでは、良かったと思います。
今度はその複数選手に何を求めるのかを明確にして欲しいと思います。
だいたい、日本のファンからの指摘じゃないと抗議したり行動できないっていうところが、組織として問題だと思うのですが…。
突然の様に『中間点』という採点方法の改正案が提案されていますが、これも自国の選手に有利なのか不利なのかちゃんと分析して、不利なら代替案なり反対声明なりちゃんと動いて欲しいし、有利ならそれを活かした指導法の確立などをすべきだと思う。
昨夜、NHKで2つ連続でフィギュアの特集番組をやっていて、その後名古屋ローカル番組で愛知県のフィギュア大会(ジュニア含む)を放送していました。
五輪の選手とは技術的にもまだまだ比べ物にならない子供達が、一生懸命ジャンプやスピンをしていました。
ジャンプのモーションが真央ちゃんにそっくりな子達が多くて、微笑ましかったのと同時に、シットスピンではうずくまる様な深い姿勢で感心してしまいました。
あの中からまた第2・第3の真央ちゃんとか出るかもしれません。
あの子達の未来の為にもスケ連はもっと働いて欲しいと思う。
ついでに、ここ数年突然の様にフィギュアの記事に出現した『○○陣営』という単語が使われなくなる事を祈ります。
しかも、TBSの放送では順番が編集で並び替えられていましたが、ライブ中継のテレビ東京で見た時はその順番に悪意を感じました。
日本選手とロシア選手が前半に順位に関係なく演技していた様に思えました。
それはさて置き、今日は小気味の良い番組2つを見る事が出来ました。
1つは『たかじんのそこまで言って委員会』。
フィギュアの採点方法にものすごく異議を唱えていましたし、真央ちゃんの偉業がどれほどのものか、力説していました。
そしてもう1つが、『バンキシャ!』。
何と、女子FPのジャッジ席のパネルを映していました。
今まで、ジャッジってどうやって採点するのか見た事が無かったのですが、日本にある同モデルのものを実際に操作して説明をしてくれた後、試合のジャッジのての動きを映していました。
キム選手の最初のコンビネーションには+2の加点、真央ちゃんの3Aコンビネーションにマイナスをつけてました。
実際のジャッジスコア見ると、1人だけ該当者がいます。
『バンキシャ!』のすごいところは、その後当日のジャッジの1人にインタビューしてるんです。(それが減点した本人かは不明です)
しかも、プルシェンコにもインタビューしてるし、ブライアン・オーサー(キム選手のコーチ)にも突撃インタビューしています。
彼は言いました。
「全ては評価点だ、評価点を上げる努力をして来た」と。
本当はそれだけでなく、他の選手の評価点を下げる努力もしてたんですけどね…。
さて、今日のニュースで真央ちゃんの来シーズンからのコーチに関する情報がありました。
タラソワさんを総合コーチにして、ジャンプなど日本で指導するコーチを別につける様です。
私も実はそれをここで提言しようと思っていました。
まず、タラソワさんと真央ちゃんは報道されているよりも相性は良いと思うので、本人が解消しない限り何らかの関わりはあった方が良いと思っていました。
でも、指導者としてはほとんど放置でしたし、次はソチなのでロシアのスケ連の役員をしている立場上、真央ちゃんを勝たせるという事に矛盾が生じると思うんです。
だから、私はここで「タラソワさんを振り付け担当にして、技術面を日本国内で指導できる人に」と提言するつもりでした。
少し前は国内のトップスケーターは海外に練習拠点を置く事がステータスの様に思われていました。
でも、今回の五輪でも証明された様に国内拠点でもそれなりの結果を残せる様になりました。
でも、真央ちゃんはアルトゥニアンコーチとのコンビを解消した時、「私だけを指導してくれる人を…」と言っていたと記憶しています。
だから、日本人で真央ちゃんだけ教える人はなかなか難しいかも…。
とは言っても、次がソチなのでロシアともパイプはあった方がいいと思うし、タラソワさんのエキシビションの振り付けは好きなので、振り付けは彼女にって。
個人的には真央ちゃんの事を溺愛している、キャンデロロが来日してくれないかとかって思うんですが…。
さて、個々の選手がどういう指導者についたとしても、実は日本スケ連がしっかりしてくれないと、せっかく育って来た若い世代も潰れてしまう可能性があります。
日本として、どういうスケートを目指すかという事をはっきりさせて欲しいし、その為のロビー活動?…ルール改正の働きかけとか、抗議をするべき時に抗議をするとか、選手の為にもっと心血を注いで欲しいんです。
例えば、日本の体操は「指先までしっかり伸ばす、美しい体操」を基本にしています。
その為、技の難度などで世界から遅れを取った時期もありましたが、アテネの頃から技術も向上し、その美しさも評価される様になりました。
日本フィギュアも「高難度に取り組む」のか「点数を取る」のか「完成度を高める」のか、ちゃんと方針を決めた方がいいと思います。
「スイスの選手はスピンが上手い」みたいな表現が欲しいところです。
欧州では『大技至上主義』的なスタイルが多く見られ、国内選手権では大技に取り組んだ選手に得点を出す方針の国もあります。
一方、全米選手権の様子を見ると、ダウングレードなどかなり厳しく取られていたので今回の五輪に沿った『評価点重視』路線なのでしょう。
日本のダメなところは、大会によって方針がふらふらするところ。
例えば、表彰台を逃すと「あそこで安全策を…」と強化部がコメントしたり、そうかと思えば「五輪では4回転が必須になる」と言ってみたり。
昔、伊藤みどり1人が期待されて潰されそうになるのを見て、「1人に背負わせるのではなく、複数選手を派遣できる様にしよう」と強化に乗り出したところまでは、良かったと思います。
今度はその複数選手に何を求めるのかを明確にして欲しいと思います。
だいたい、日本のファンからの指摘じゃないと抗議したり行動できないっていうところが、組織として問題だと思うのですが…。
突然の様に『中間点』という採点方法の改正案が提案されていますが、これも自国の選手に有利なのか不利なのかちゃんと分析して、不利なら代替案なり反対声明なりちゃんと動いて欲しいし、有利ならそれを活かした指導法の確立などをすべきだと思う。
昨夜、NHKで2つ連続でフィギュアの特集番組をやっていて、その後名古屋ローカル番組で愛知県のフィギュア大会(ジュニア含む)を放送していました。
五輪の選手とは技術的にもまだまだ比べ物にならない子供達が、一生懸命ジャンプやスピンをしていました。
ジャンプのモーションが真央ちゃんにそっくりな子達が多くて、微笑ましかったのと同時に、シットスピンではうずくまる様な深い姿勢で感心してしまいました。
あの中からまた第2・第3の真央ちゃんとか出るかもしれません。
あの子達の未来の為にもスケ連はもっと働いて欲しいと思う。
ついでに、ここ数年突然の様にフィギュアの記事に出現した『○○陣営』という単語が使われなくなる事を祈ります。