おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

相棒の最終回を振り返って

2015-03-26 | Weblog

ドラマ『相棒』の最終回の評判があまりよろしくないようで。。。
私も土曜ワイド劇場の頃から見ているファンの1人ではありますが、今回のストーリーには納得できませんでした。
やはり、大多数の意見のように何の伏線もなく、「カイト卒業ありき」の印象はぬぐえません。
強いて言えば、今までも難度か殴り掛かった事が伏線かも知れません。
せめて、3年間のどの事件でもよいので理不尽な後味の悪い展開の時に、容疑者または犯人がボコられていたら良かったのですが。。。
最終回はその回想シーンから始めたら良かったかも知れないし、友人の妹さんの法事がもっと前の回にあって、「あの時の犯人が・・・」みたいな会話があっても良かったのかも知れません。
そんなことを思いながら、もしかしたらこの最終回が次作の伏線になるのかも?なんて思ったりします。
例えばカイトの裁判シーンから始まるとか。。。
執行猶予がついて社会に出たところから、何らかの事件が始まるとか。。。
そこで新しい相棒誕生・・・みたいな。
どちらにしても次作の初回がつまらなかったら、一気にこのドラマの人気も落ちると思います。
そういう意味で、次作の脚本家は大変かもしれません。


陸連に違和感アリアリな理由

2015-03-14 | Weblog

世界陸上に派遣する女子マラソン選手の選考をめぐって、一悶着ありました。
私も増田明美さんや川内選手と同じ様に横浜で優勝した田中選手が選ばれなかった事はおかしいと思っています。
この件について、いろいろ考えてみました。

まず、『田中選手が選ばれず、重友選手が選ばれた』という事になっていますが、事前の予想などでは『前田選手、田中選手はほぼ確定で残る1人は伊藤選手か重友選手』と言われていたのに、「何故伊藤選手?」という話ではありません。
陸連が選手の発表をアイウエオ順で発表していたら、こんな名指しの批判にはならなかったと思います。
それを選考で優位な順に名前を出したので、3番目は重友選手と田中選手の比較だったと想像できてしまうところに問題があったと思います。
フィギュアスケートの五輪選考の様に『1枠目は全日本選手権優勝者で2枠目は…』という決め方なら、誰がどの枠によって選ばれたのかを明らかにする必要があります。
でも、世界陸上の選考は条件を満たすものから3人選ぶということなので、決まった人に順位を付ける必要はありません。
アイウエオ順にしたら、最初の質問が「どのような過程で3人が選ばれたのですか?」ということになったのではないか、そこで陸連が上手に答えられたら、重友選手を傷つける様なことにはならなかったのではないかと思います。

とは言え、例えアイウエオ順でも陸連が上手く答えられる訳もなく、やはり重友選手が嫌な思いをしたでしょう。
と言うのも、陸連は最初から重友選手ありきで選考していたと思われ、正当化する為に選手自身ではどうにもできない選考基準以外の理由を言い出したからです。
そのあたりは川内選手のコメントが実に的確だと思うのですが、『他のメンバーが弱かった』って前代未聞の理由です。
こんなこと言われるなら、最初から招待選手のレベルを揃えなければいけません。
自分たちで選考レースを指定しておいて何という言い草なのか。。。
陸連が優先的な選考基準にしていた2時間22分30秒というタイム、ここ最近の五輪や世界陸上ならぶっちぎりの金メダル。
ロンドン五輪で高橋尚子さんの記録が破られたものの、いくらアフリカ勢が持ちタイムが抜きん出ていても、五輪や世界陸上での優勝タイムはそんなに早くありません。
最後は駆け引きだったり、粘りだったり、マラソン本来の醍醐味によって勝負が決まるのではないでしょうか?
それを最初から飛ばした人が積極的で、後から追い上げた人が消極的というのはあまりにもマラソンの魅力を馬鹿にしているのではないでしょうか?

日本の女子マラソンが弱くなった原因は男子のそれとは違って、考え方が間違っているのではないでしょうか?
選手のコメントでも多く聞かれる『日本人トップになって…』、こんな考え方で世界と闘える訳がないのですが。。。
私は選考結果を知った時にSMAPの歌が頭の中を流れました。
陸連は選手に「ナンバーワンにならなくてもいい」と求め、選考には「もともと特別なオンリーワン」がいるらしい。
今回選ばれなかった田中選手には陸連を見返して欲しいので、頑張って欲しいです。
山下監督のところの選手は結果を出してくれる選手が多いので。。。


おとなの役割

2015-03-01 | 真面目な話

今年まだ一度も投稿していない事に気付きました。
新年早々、フランスの新聞社襲撃事件や日本人の人質事件など、大事件連発でいろいろ思うところはあるけれど、まとめているうちに次の事件…という状況。
最近の問題はやっぱり、中学生の殺害事件でしょうか。、、
逮捕されたのも未成年、報道されている事が事実なら憤りを感じます。
警察に出頭する時の態度とか取り調べでの態度とか、少年法で顔や名前が伏せられているなら、親の名前と顔を公表して欲しいくらい。
「こんな親からこんな子供が育ちます」って。。。
私の持論で、少年法を改正してほしいけれど現行法でも親の名前は公表しても良いと思っています。
そして、親も何らかの罪に問えないかとも思ってます。
ネットでは結構晒されているそうですが、できれば合法的に堂々とと思っています。

さて、この事件について。。。
本当は救えたはずの命じゃなかったのかと、私は考えています。
いくつもの伏線があったのに、何故こんな惨くて哀しい結末になってしまったのでしょうか。
お母さん、子供の優しさに依存していたのではないでしょうか?
今時の保護者は子供が学校に行かなくても、あざを作っていても何も思わないのでしょうか?
学校にいじめの有無を相談しないのでしょうか?
加害者の親、日頃の言動や服装など無関心すぎませんか?
自分より年下の子を子分にして粋がっているのをみっともないと感じませんか?
担任の先生、たくさん連絡を取ろうとしたり家庭訪問も試みた様ですが、連絡が取れなくてホッとした自分はいませんでしたか?
神奈川県警、遺体の発見時にヤンキー同士のもめ事だと決めつけて捜査をするつもりじゃなかったですか?
近所の皆さん、見て見ぬ振りをしていませんでしたか?

被害者の彼に言いたい。。。君の命を奪ったのは逮捕された子で合ってる?他にもいる?
万引きを断ったんだって?君は偉いよ。
断るほどの勇気があるなら、少しくらい周りのおとなに相談してくれたらと残念でならない。
そんなにお母さんに心配かけたくなかったのかな?
先生は頼りなかった?信用できなかった?
子供の世界のことをおとなに相談するのは恥ずかしい事じゃないんだよ。
だれもお節介やいてくれなかったのかな?
私が子供の頃、周りのおとなは「どうしたの?」とか「何やってるの?」とか声かけて来たよ。
そういうの、なかった?
今、何を思っているのだろう?
お母さんやおじいさん、おばあさんを悲しませて悪いと思ってない?
そんな風に思う事はないんだよ。

中学1年生の子だって、万引きを強要されて「出来ません」と言えるのだから、私たちおとなはそういう子供を守る為に行動しないといけないと思っています。
それは、逮捕された彼らのプライバシーをバラすことじゃなくて、少年法の有り方を考える事だと思います。
そして、今でも似た様な状況下にいる子供がいないか、もう一度周囲を見回して無関心を装わない事だと思います。