おきらく

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名古屋も違う意味で大変な日です

2011-03-13 | 地元ネタ

今日は本当なら名古屋国際女子マラソンが行なわれる予定でした。

でも、震災の影響で中止になりました。

もしも私が大会開催の可否を決定する立場にあったら、雲隠れしたいくらい難しい決断だったと思います。

震災直後、愛知県警から被災地への応援の為に警備の人数を減らす事になると大会事務局へ通達がありました。

選手の受付締切時間も交通機関のマヒを考慮して延長していました。

名古屋にとって今大会は最後の『名古屋国際女子マラソン』という形式でした。

来年からはシティマラソンと一緒になると聞いています。

この大会の後に世界選手権代表が決定するところでした。

選手は一生懸命この大会に合わせてトレーニングを積みました。

中にはニュージーランドの震災を合宿中に経験した選手もいます。

恐怖を乗り越えられたのもこの大会で好成績を収めて世界選手権へという気持ちが強かったからだと思います。

ここまでの話だと「大会開催!」という流れになるでしょう。

でも、警察だけでなく救護などの人員も震災の方に回したいであろう自治体の気持ちもわかるし、何と言っても「水が足らない!」と困っている被災者の声を知りながら、給水ポイントで水を配る・取る…場合によっては水がこぼれるシーンもある訳で…。

しかも中継をする訳もなく、そうするとスポンサーなどの絡みもあって大人の事情的にも開催は難しいだろうと思います。

 

さて、一方ここ名古屋では今日はもう1つのイベントが予定通り行なわれています。

リコールを受けた名古屋市議の出直し選挙です。

午前中に投票所へ行ったら結構な人がいました。

投票率もそれなりに上がっているのではないでしょうか。

そこで、募金箱を見かけました。

横には黒板があって、名古屋中の学生が集まって「何かできないか」という事になり募金をする事になったそうです。

その書き方や場所が投票所入り口である事から、冷やかしではなくて真面目な物である事は解ります。

でもね…募金っていうのはコンビニのレジ横じゃないんだから「箱を置いておけば良い」って物じゃないのよ。

集める人と払う人が顔を会わせる事も大切な要素だと思う。

見ず知らずの人達の誠意とか真心もお金に乗せて相手に送るのが募金だと思うから。

だから、人員的な問題もあると思うけれど、ちゃんと募金箱を持って立っていて欲しい。

せっかくの志がもったいないなぁ…。

 

ということで、今日は名古屋もバタバタしています。


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