おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

名古屋市長選…

2013-04-22 | Weblog

結果は選挙前から察しがついていましたが、河村市長は決してベストな市長ではなく、攻め入る隙はいっぱいあるのに対立候補の本気度を疑ってました。

元副市長の方が本気で市長選に出て来ていたら少しは違う結果だったかなぁ…。

おそらく、河村市長とは真逆の「くそ真面目」が服を着て歩いている様な堅実で実直な人じゃないと、いくら市政を批判しても一般市民には響かないと思いました。

市民税の減税も私の様な低所得者だとそもそもの税額が低いので、お得感はあまりないけれども「気は心」ってのかな、払っている税金分のサービスは受けられていると思うので文句を言おうとは思わない。

経済対策としての減税なら、お金を持っているところから市場に回すのが原則だと思うので「金持ち優遇」で正解だと思うし、それを批判している人って基本的に間違ってるんじゃないかと思います。

あと「名古屋をとりもどす」って、アレはマズかったんじゃないかな。。。

河村市政は少なくとも私財を増やそうという魂胆は感じられない。

そうすると「とりもどす」って、『誰』から『誰』に取り戻すのかを考えると、「市長から議会」に取り戻すって受け取られてしまう。

実際、河村市長はそうやって反撃している。「減税に反対は増税」「議員報酬を元に戻す」と。

応援に来た石破幹事長の演説も残念でした。

「名古屋の自信と誇りを取り戻す」…って、名古屋は元々自信も誇りも失っていないんですが…。

バブルの時も浮かれずに、弾けた時も一番ダメージが少なかったし、ここ最近は「名古屋メシ」「元気な名古屋」って全国的に言われてたと認識していましたが、結局自民党は本気で名古屋市長選を戦う気はなかったのかなって思いました。

そして、今朝の中日新聞…。

投票率の低さと、前回との得票数などを比較して「河村市政に陰り」みたいな報道と「選挙を棄権した人」の意見を掲載していました。

20時ジャストに当確の速報が出る秒刹状態には変わりないし、私は白票すら投じない選挙に行かない人を「棄権」と表現する事も間違っているし、そういう人の意見を聞いてそのまま「市民の声」みたいに掲載していてメディアの無責任を感じます。

その声を載せる暇があったら、そういう考えを正してせめて白票を投じに選挙に行く様に促すべきだと思います。

結局、名古屋市民の多くが「河村さんは下品だけど悪い事はしてないし、暮らしにくくはないし、マスコミも大きく取り上げる(全国区で)からこのままでいいんじゃない?」って思った結果が今回の選挙結果なんだと思う。


国別対抗、団体戦…問題ありあり!

2013-04-14 | Weblog

タイトルの通りです。

ソチ五輪まで300日だとか…指導者としては早く次の準備をさせてやりたい、休養をとらせたいと思っている事でしょう。

なのに第1回目開幕前『罰ゲーム』とファンの間でも表現されていた、フィギュアスケート国別対抗戦をこの時期に開催して、一体誰が得をするのだろう?って思います。

この大会はメリット・デメリットがはっきりしていると思います。

メリットとしては、選手自身が普段間近で見る機会のない種目も見る事ができるということが挙げられます。

第1回目の時、海外のペアの選手だったかな…SP・FSで3Aを跳んだ浅田選手と4回転に挑んだ安藤選手に刺激を受けた様でした。

そう言う意味では、選手の間でも今のジャッジシステムが良いのかどうか考えさせられる機会にもなって良い事だと感じます。

もう1つは加点狙いではなく、試したい高難度を試せるというところです。

女子は3−3と言うと3Tの2連続が多い中、今回はフリップやルッツからの2連続に挑戦した選手が目立ちました。

こういうのを見ていると、「やっぱりアスリートたるもの高難度の技に挑戦したいと思うのはどの競技でも当然なんだ」って思います。

デメリットとしては、やはり世界選手権後の心身ともに疲労がピークの時に競技以外でも応援という形で競技に縛られてしまう事。

世界選手権で悔しい思いをした選手はリベンジの機会と捉えて試合に挑めるかも知れませんが、それなりの結果を残した選手には「休みたい!」という気持ちが起こっても当然だと思います。

それに、この大会は五輪で初採用の団体戦とはルールも違うし、きっと雰囲気もこんなにお祭り騒ぎにはならないと思います。

最初に団体戦をしたあと個人競技に入るという日程で、ペアの選手は2日しか空いていないとか。

一番長いのは女子で約2週間だそうですが、逆にモチベーションを保つのが難しいと思います。

今、実は日本は団体戦の出場資格を満たしていないそうです。

それならこのまま満たさないで欲しいと願うのですが、それはリード組の五輪出場を願う事と相反する事になるので、何とももどかしい気持ちです。

さて…日本のマスコミが『マスゴミ』だと心底思うのが、選手の気持ちを慮った記事が無い事。

記者会見では日程について質問をしている様ですが、選手は模範解答しかしません。

選手村がどんな環境なのか知らされてはいませんが、今までの五輪の選手村の様子からちょっと窮屈な思いをするのではないでしょうか?

最初に団体戦がある為に、個人戦までストレスのある生活を強いられそう。

それから、五輪が集大成でそれを競技生活の1区切りと考えるのはアスリートなら当然の事で、退路を断ってモチベーションを上げて臨もうって誰もが解る事を「引退!」って大騒ぎし過ぎじゃない?

浅田選手は3Aや3−3など高難度の技をふんだんに組み込んだ競技はソチで最後だと思うけれど、難易度を下げて加点てんこ盛り作戦で競技を続けるというオプションはアリだと思うんです。

でも、その次の五輪は目指さないとは思うけど…。

その浅田選手に思い通りの演技をして欲しいのですが、その為にはできれば団体戦出ない1人(シングルはSP・FS1人ずつ滑るのOKだから、3枠ってことは1人出ないって事よね?)になって個人競技のみに集中させてあげたい。