おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

今年もあとわずか…

2012-12-29 | Weblog

2012年もあとわずかとなりました。

今年は色んな事があって、特に11月以降に森光子さんや中村勘三郎さんの逝去とか、自民党政権誕生とか、1つの時代が終わったって感じが強くなりました。

そこへ来て、松井秀喜選手の現役引退。。。

考えようによっては、1つの時代の終わりが今なら来年は新たな時代の幕開けとも言えます。

私は私で、来年だから…とか何も考えていなくて、自分の思うままに進むだけかな…。

できれば、今年よりは良い一年であって欲しいし、そうしたいと考えています。

皆様にも来る一年が良い年でありますように。。。


選挙終わって・・・

2012-12-19 | Weblog

12月16日の選挙、ちゃんと行きましたか?

いろんな意味ですごく難しかった。。。

一言で言えば『選挙制度悪すぎ!!!』かな。。。

確かに民主党は大幅な議席減は予想されてた。

自民党の大幅な躍進も予想通り・・・だけど、こんなに大勝するとは投票した人は−自民党に入れた人も−思いもよらなかったのではないでしょうか。

だいたい、二大政党で政権交代をしやすくするのが目的のこの制度、なぜ『二大』なのに政党が乱立しているのでしょうか?

これなら、昔の中選挙区制のが良かったんじゃないかな?

で、自民党圧勝で翌日の株価と円相場が好転して、これだけでも野田さんGJって感じかな。。。

民主党の中には野田さんの突然の解散宣言について恨み節も聞こえてきますが、この時期だったからまだ50議席がキープできてたと思うし、岡田さんが「政治家たるものいつ何時選挙になっても・・・ましてや野党は時期を選べないんだから・・・」とどこかのインタビューで反論していて、久々に真っ当な意見を聞いた気がした。

私は自民党には入れていませんが、安倍さんみたいに国政に自分のポリシーを持っている人がリーダーになることは悪いことではないと思う。

少なくとも首相になることがゴール地点だった鳩山・菅元首相よりはまともな議論ができるから。

それにしても・・・マスコミは相変わらずだなぁ。。。と思いません?

党首選の時にカレーライス批判してネットユーザーを中心とした一般人からマスコミへの批判が集中したので、もうくだらないあげあし取りみたいな事は減るとは思いますが、なぜいちいち「靖国参拝しますか?」を聞くのだろう。

『日本国』のメディアさん、それを聞いてどうする?

もう一つ、隣国が「右傾化」とか言っているが、前が左・・・というより媚び過ぎなんじゃないか?

それをいちいち引用して日本の国民に言うんじゃない!

憲法改正=9条改正=武力行使OK=軍国主義・・・みたいな伝え方はやめた方が思う。

私は戦争は反対だし、武力による国際紛争の解決も受け入れたくない方ではあるけれど、憲法の前文を含め変えた方が良いと思うし、自衛隊の存在も明記すべきだと思う。

役割の範囲については丸腰(災害救助のみ)から核武装まであらゆる方向性で議論して、今の国民がもう一度未来へ決断する事が必要かと思う。

政権は変わり。。。次はマスコミが変わる番だと思う。


GPFが終わって・・・

2012-12-10 | Weblog

フィギュアスケートのグランプリファイナルが終わりました。

男女シングルは高橋選手・浅田選手が優勝。

表彰台、男女6つのうち4つを日本人が占めて良かったと思います。

今回5位だった小塚選手も表彰台にいてもおかしくない点数と内容だったと思うし、町田選手もGPF初出場の洗礼を受けた感じでしたが、このまま頑張れば世界ランクも上がって、ジャッジの評価も安定してくると思います。

男子の全日本選手権、どうなっちゃうんでしょうか????

羽生選手が体調不良みたいだし、ノロって記事も見かけたけど、フィジカル面が現在のウィークポイントじゃないかと感じるのですが、大丈夫かな?

今回、五輪会場となるソチのリンクでしたが、当初日本人の選手たちからは「氷が融けてる」とか話していたので、コンディションが良くないのかと思っていました。

翌日、浅田選手が練習してた時も会場が暑いように見えていましたが、氷の質は普段のと同じで滑りやすいとか・・・。

ロシアの関係者、1日で改善したのかな・・・共産圏の国ならあり得るよね。

あまり大きく取り上げていないようですが、会場周辺の交通網の整備が不十分なため、交通渋滞がすごかったそうです。

ジュニアのファイナルもこの会場だったのですが、選手を乗せたバスが渋滞に巻き込まれてしまったとか。

そういえば、以前もロシアでファイナルした時に渋滞で会場入りが遅れて調整不足で本番を迎えたって事ありましたよね。

今回はロシアの威信??でしょうか、タラソワさんが文句を言って警察車輌がバスを先導して渋滞から抜けられたとか。

タラソワさんはプーチン大統領の試合見学にも同行していた様ですので、やっぱすごい人なのね。。。

今回一番驚いたのが、浅田選手の腰痛のこと。

現地入りの時に腰の痛みを訴えていましたが、私が受けたニュアンスは「練習しすぎてちょっと腰に来た」くらいの筋肉痛的な痛みかと思っていました。

SPも問題なさそうでしたし、そもそも自身の体調不良を訴えるところを見たことないから、FSの6分練習の時の様子にはびっくり!

この腰痛、マジなやつじゃん・・・。

でも、いつの間にか佐藤コーチとは絶対的な信頼関係ができてたんですね。

私は以前、佐藤コーチが中野友加里選手を指導していたときに、調子の悪かった彼女に「あなたはサボっていたわけじゃない」とリンクに送り出し、良い結果に導いた事を覚えていました。

だから、浅田選手ともそういう関係に早くならないかなって思ってたんです。

すごいですね、「骨折してもやってる人もいるから・・・」とか「こういう状態でどれだけできるか試してごらん」とか「どんなもんだ!って見せてきなさい」ってどんだけ強気な発言なんだ!

確かに、これが五輪本番なら何が何でもリンクに立つだろうし、この先も不調の中演技することもあるでしょう。

そういうときの励みにもなるし、今後の自信にもなると思う。

演技前、珍しく久美子コーチも発破を掛けている様子を見ましたし、2人がかりで後押しされたら選手はやるしかないもの。。。良い関係を築けてよかったね。

直前の鈴木選手もワーグナー選手も転倒して、特にワーグナー選手は危険な転び方にも見えたので、浅田選手もヤバいかも…って思ったのですが、今シーズンは浅田選手の転倒シーンって記憶にないのですが、やっぱりこれも成長の証しでしょうか?

かつて、タラソワさんに師事していたときに練習時間の短さ(大人の調整方法)が合わないって事がありましたが、今はあの調整方法をするべき域に来たみたいだしそれでも結果が伴うんじゃないかと思います。

全日本選手権まで、休養を取りながら調整をするそうですが、今シーズンの成績なら全日本スキップでもいいくらい。

本人が納得しないだろうから出場するとは思いますが、内定出してあげたら、スケ連!!

他の選手も全日本まで気の抜けない日々が続くし、今年は北海道…寒さが例年以上だし、ベストな体調で悔いなく演技できますように…!


哀し過ぎる…

2012-12-05 | Weblog

今朝はショックの中、通勤しました。

仕事柄、ネットで検索する事があり、ニュースの見出しを見てはブルーになり…。

私が歌舞伎を観るきっかけは中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)でした。

歌舞伎役者でありながら、バラエティ番組にも出ていて、面白い人だと感じたのが第一印象でした。

高校に入ってすぐだったかな、週刊誌か何かのコラムが単行本になってて、私は当時母が入院してたので学校の帰りに病院へ寄ってて、その道中とか病室で何もする事がなくて読書をしていたのですが、その中の1冊にそれがありました。

お父様の先代の勘三郎さんの思い出話が多くて、「親父はこういう事が嫌いだった」とか「親父はこういう事をよくやっていた、だから自分は…」って、この人は役者としても人間としてもお父様を尊敬しているんだってよくわかりました。

その本の最後の方にこんな感じの文章がありました。

「もっと若い人達に歌舞伎を観てもらいたい。特に名古屋の方。」

その言葉で、私は就職して自分のお金で歌舞伎観る!だって私はまさしく『名古屋の若い人』だもん…って思ったんです。

でも、最初に観た歌舞伎は御園座の古典的な歌舞伎で、中村屋さんのお芝居を観るのはそれから数年先の事だったと思います。

トークショウにも言った事があって、今は中村屋の代名詞にもなる『平成中村座』誕生となる話も聞きました。

お客さんからの質問で「次の『コクーン歌舞伎』はどんな事するのですか?」って質問の答えだったと思います。

当時、松竹がお家騒動で揉めていた時、2年に1度行なわれていた『コクーン歌舞伎』の劇場を押さえる事を失念してしまったとか。

客席からは一瞬「え~っ!」の嵐。

「だからね…」って話は続き、「昔ながらの芝居小屋、移動式の芝居小屋を計画してるの!」と言うのが後の『平成中村座』の事だったんです。

その時は愛知万博でも興行するかもという話だったのですが、それは叶わず。

最近、私の懐事情もあるし、結構いろんな演目も役者さんも観たから、最近は歌舞伎を観る機会が減ってしまっていて、「新しい歌舞伎座ができたら勘三郎さんも出て来るし、行こうかなぁ…」って密かに思っていた矢先。

先月の森光子さんや三宅久之さんの訃報も哀しかったけれど、失礼ながらそれなりの年齢であったし、少し前から衰えていらしたので、来るべき時が来てしまったと思ったけれど、勘三郎さんのは本当にショックです。

私の中で『義経千本桜』の『狐忠信』は市川猿翁さん(この前まで猿之助さん)と中村勘三郎さんが2トップだったのに、どちらも二度と観る事はできないので哀しいです(猿翁さんには激しい動きは無理だと思うから)。

ため息しか出ません…。

安らかに…とか言える心境でもなく。。。現実を受け止められていない様な…。

哀しい…。