人工呼吸器と靖国問題

先々週亡くなった祖母が危篤状態の時、病院で言われた事を叔父から聞きました。
呼吸困難になり手動の装置で酸素を送っていた時の事だそうです。
「今、我々が手動で行っているのを自動で行うのが人工呼吸器です。これを一度つけたら誰も外す事はできません。いくらご家族から言われても我々も外せません。どうなさいますか？」
と言われ、叔父は人工呼吸器をつける事を断ったそうです。

この話を聞いた時に何かに似ていると思ったんです。
それは靖国問題で言われる『Ａ級戦犯の分祀』の事なんです。
一度合祀してしまった死者の魂は誰にも分ける事なんてできないんですよね。
「患者が忍びない」「家族の強い要望で」と人工呼吸器を故意に外して殺人罪に問われてしまう医者の様に、外交の為とか政治的な問題とかで分祀してしまったらそれはそれで新たな問題が起るんだろうと思うんです。

大切なのは最初の決断。
この後起こりうる問題の責任を自らが負う気で良く考えなくてはならなくて、自分一人で決断できなかったら誰かに相談しなくてはならないのだと思います。
結局、私の叔父は一人で決断しました。後から誰も文句は言いませんでした。
３年以上の入院生活、決して回復しての退院を望む事ができない病状、器械で生かされる事を誰も由と思わなかったから。
はっきり言って靖国問題なんて興味ない（と言ったら申し訳ない）のですが、とにかく死者の魂がいつまでも安らげないような状態はいただけません。
誰かの勇気ある決断でこの問題を早く終わらせて欲しいと思っています。

癒しの笑顔

デパートのバーゲンで衝動買いした猫のぬいぐるみ。
ちりめんでできていてとても肌触りがいいです。
何と言っても笑顔がかわいい。枕元に置いているのですが、ふと見ると満面の笑み。
思わず私も笑っちゃう。めちゃめちゃ癒されています。

クリアランスって…

最近、やっと蝉が鳴き始め夏も本番か？って時に、早くも『クリアランスセール』。
年々バーゲン時期が早くなっていると思うのですが、私達購入者にとっては有り難いのですが本当にいいのかしら？と思ってしまう。
すでに秋物を着てブーツ姿のマネキンも見かけますが、暑い中誰が秋物を着るのだろう？
去年は９月半ばにブーツ履いている人をちらほらと見かけたのですが、あんなに暑い中ブーツなんか履いて蒸れないのかなって思ったんですけれど…。
秋冬物って言っても秋は短いし冬は最近暖冬ですから、夏物を長く売っている方がよろしいかと思うのですが、業界の方には大きなお世話かしら？

夏祭

今日・明日とうちの自治会の盆踊り。
昔はその名の通りお盆の１週間前くらいの土日にあったと思います。
櫓の周りを大きな２重の輪が囲みみんなで踊ったり、運がよければ櫓に上がって踊れたりもしました。
少子化のせいなのか、いつのまにか櫓の周りには１重の輪が精一杯な状況で、開催日も７月の最後の週末になってしまいました。
でもここ数年、２～３年程前からでしょうか。だんだん活気にあふれ、子供達も戻ってきたような気がします。
屋台もたくさん出ていて、今日なんてバス降りてからなんだかいい匂いがしていたんです。
せっかくだからと祭の公園を横切って行くと、屋台の大半がお好み焼き・たこやきなどの鉄板ものだったんです。
やっぱりお祭りっていいですよね。特に盆踊りのような夏のお祭りは日本らしさ満載で風情がありますね。

きよめの塩

祖母の葬儀の時に塩をまかなかったなぁ、、って思っていたんです。
会葬御礼なんかに付いてますよね。
今日、調べていて知りました。
本来の仏教の意味からして塩をまいてはいけないんですって。
死者は仏になる訳で、それは決して不浄ではないので塩で浄めるなんて失礼なんですよね。
ああなるほどと思いつつ、今まで塩をまいてゴメンねって手を合わせちゃいました。
あと、盛り塩も誤解されがちですよね。
あれはお店（料亭みたいな）が商売繁昌の験を担いだもので、家の中で盛ったら変ですよね。
ちょっと賢くなれた気がする

占いが当たっている！？

１０日程前、美容院へ行った時の事。
当たり前の様に雑誌を置かれて手にした訳ですが、何の雑誌だったろう？とにかくメジャーな月間誌だったと記憶しています。
最後の方のページにお決まりの星占いが載っていて、いつものように「ふ～ん」って眺めてたんです。
そこには『慶弔などで思わぬ出費』とか『親しい人との別れが』みたいな事書いてあったんです。
今までは占いって一応目を通しますがいい事も悪い事もスルーしていて、ラッキーカラーやラッキーアイテムを重視して、迷った時にそれを取り入れるように心掛けてたんです。
でも…当たってますよね！今回。
祖母の他界で思わぬ出費。実は仕事でいつもお世話になっている業者さんが結婚して、何かお祝をあげましょうって話もあったりするんです。
他にも友人が結婚したのでお祝を…と思っていて、まさしく『冠婚葬祭ビンボー』なんです。
どうしてそんなところばかり当たっていて、『素敵な出合いが…』みたいなのは当たらないんでしょう？
まあ、金運・健康運・恋愛運のうち１つダメで残り２つが保証されるなら迷わず「恋愛運を捨てる！」と日頃から豪語しているからでしょうかね。

航空券代って変じゃない？

祖母の四十九日で再度両親が鹿児島へ行く為に飛行機のチケットを押さえました。
この際だからマイレージクラブに加入させちゃいました。
それにしても航空券の料金って不思議じゃないですか？
早く押さえれば押さえる程、安く入手できますよね。
お葬式の時はほとんど正規の料金で往復６万円くらいだったのに今回は半額に近い料金で行けるんです。
確かに早く席が埋まった方がいいとは思うのですが、例えばシルバー割引き（６５歳以上が対象）なんて購入日がいつだって安く行けてもいいと思うんです。
新幹線は席が取れなくても自由席や立って行く事ができますが、飛行機はそうはいきません。
急用で飛行機に乗らざる得ない人の為の割引なんてあったらいいと思うんです。
祖母のいなくなった悲しみよりも往復の航空券代の方が痛かった…。

何の暗示？

昨夜の事です。
スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが著書に神社の参拝について書いていて、私はそこに出てくる神社名がどうしても気になって、深夜だったのですが突然本を手にしたんです。
その部分は２週間程前に偶然読んだ部分で、当時は何を調べるつもりで読んだのかを目次を眺めながら「この辺りかな？」って適当なところから読み始めたんです。
でもなかなかその部分には当たらなくて、深夜でもあるし後日改めて…と思って本を閉じようとした瞬間、偶然指先が本に挟まってしまったんです。
それがなんと探していた部分だったんです！
少し怖くなったのですが、最近あまりいい事がないので魂がパワースポットを求めているのか、私の心情を察した守護霊さんが教えてくれたのか…。
あまりにも気になるので今度行ってみようと思います。

今週のお花

鹿児島に急に行ったので、先週の薔薇が早くくたびれてしまった。
偶然ひまわりのセットがあったので購入。
先週の薔薇も彩りで生けてみました。少しゴージャスでしょ。

だからすごいんですね

今日の書道の稽古の事です。
教室（先生のご自宅）に珍しく先生が書かれた作品が壁に貼ってありました。
作品と言ってもいつもの抽象的な作品ではなく臨書の条幅だったので本当に珍しくてジッと見つめてました。
すると、先生が言われました。
「こうやって、前に出した作品を貼って欠点を探し出してるんだよ」
私と友達はって感じでした。
私達は一度出した作品は戻ってきてもそのまま仕舞う…というか「２度と見たくない」って感じで早々に仕舞いこんでいます。
「出す＝完成品」だと思うのでなおさら。
ただでさえ腕のある人がそういう小さな努力を重ねるのだから、余計に上手くなるんですよね。
「努力できる才能」ってやっぱりあるんだなぁって、つくづく思いながら自らを省みて小さくなった一日でした。