愛知県知事選、名古屋市長選、市議会の解散をめぐる住民投票、名古屋市では前代未聞のトリプル選挙が行なわれ、結果、仕掛け人の思い通りの結果となりました。
ネットのニュースなどに目を通していたところですが、結構「地域政党が既成政党を…」という書き方が多い事に正直マスコミや負けた党本部関係者のずるさを見た様な気がします。
この選挙、地域政党が既成政党に勝った訳ではないと思います。
地方自治は政党で選ぶのではなく、個人を見るのがトレンドになっただけだと思います。
事実、河村市長は前回は民主党の推薦で立候補し当選しています。
今回は地域政党を立ち上げて立候補して当選したのだから、結局名古屋市民は『河村たかし』個人を選んだのであって、政党で選んだ訳ではないと思います。
でも、どうしても今回は『地域政党の勢い止まらず』としたい事情が透けて見えます。
議会の解散が賛成多数で成立したので、40日以内に市議会選挙が行なわれます。
ここで、市長は自分の地域政党公認候補を立てる事になっているので、既成政党の候補者や現職議員は厳しい選挙戦を強いられる事が既に判っています。
それを見越して既に言い訳をしている様に私には見えました。
さて、名古屋市は愛知県の一部な訳で、ただでさえ癖のある市長がいるのに、今度は県にも癖の強い人がトップに立つ訳で、めっちゃ濃い顔ぶれになっちゃいました。
私は「名古屋は愛知県から何もして頂いていません!」と以前から言っていますが、今度からは愛知県が市政に口出しするのでしょうか。
今のところ、お互い連携する事で重複業務を減らして減税を実現させるという作戦に出るのかと思いますが、大阪府と市の対立を見ていると、いがみ合うよりは協力姿勢が見える方が良いのかも…とか納得したりします。
どちらにしても、私達が暮らしやすい行政をして頂いたら、それで良いと思います。
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