東京ドームシティのジェットコースターの転落死事件を知り、思い出した事があります。
子供の頃、九州の小さな遊園地だと思いますが、そこでバイキング(船の大型ブランコみたいな…)に乗ったんです。
私はブランコが元々好きだったので、一番端の方に乗りました。
船が揺れ始めて、「えっ!?」と思った事が。。。お腹にあった安全バーがゆるいんです。
私は最初自分が子供だから少し隙間があるのかと思ったのですが、それまでにもいろんな遊園地でバイキング乗りまくっていたので、「いつもと違う!」って直感したんです。
それで、私は前の手すりをギュッと掴んで『く』の字どころか『つ』の字になって、安全バーをお腹と足で挟み込む様に乗った記憶があります。
いつもと違う怖さを味わった後、次に並んでいた人達の番になってぎょっとしました。
一番先端に当時の私よりも年下らしき子供が乗っていて、安全バーが完全に外れてたんです。
傾きが一番大きい時、端の方は垂直に近い状態になるのですが、その度にバーが落ちるというか下がるんです。
幸い、その子も手すりを握っていて何も起こらなかったのですが、1つ間違えば確実に落下する訳で、あれから何十年も経っても同じ様な事件が起こる事に、遊具の安全性はほとんど進化していないのではないかと感じました。
亡くなられた方は気の毒ですが、遊園地では安全性を疑って動き出す前に自分でも安全バーにゆるみがないか確認して、動き出したら手すりなど掴まれるところを掴んでおく癖をつけた方がいいかも。
もう、ビッグサンダーマウンテンを手放しで乗るのはやめようと思いました。