おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

とにかく書いた、出した!

2011-01-04 | Weblog
前からお話している読者参加型推理小説『Sの紋章』、今日ポストに投函して来ました。
昨日からずっと逮捕状(解答用紙)を埋める作業をしていたのですが、どうしてもギリギリまで粘りたくて、宛先を書いた封筒を持参で会社に行き、地下鉄の中で今一度見落としている所はないか小説をチェックし、仕事中も(ヤバい!)データが大きくて待ち時間ができると、追加の書き込みをしていました。
正直、『Rの刻印』の方が「この人がこういうミスをし、こういうトリックで犯行が可能だから!」と犯人もトリックも言い切れた分、後味がすっきりして私好みでした。
『Sの紋章』はほとんど消去法で真実に迫っていくタイプなので、後味が悪い。
「これをする為にはこうでないといけないので、この人には犯行が不可能」みたいな。
最後は「とにかく出さなくては!」という事で、商品とか優秀名探偵賞とか無視してやけくそになっていました。
逮捕状を書きながら思った事…

殺人はいけません!

人を殺しておいて隠蔽工作をするから、ややこしい事になるんです!
さっさと自首しなさい!
…と何度も思いました。
いやぁ~前代未聞ですよね、推理小説で途中で犯人が自首するなんて。
この本の様に読者が考える小説もあれば、主人公の警察や一般市民が謎を解く物はありますが、謎解きの途中で「すみません、私です…」って犯人が出て来て、
「えーーーーっ!あなたなの?」
「はい、衝動的に…」
「じゃあ、密室のトリックは?」
「えっ?そんな物ないですよ。偶然鍵が壊れて密室に…」みたいな。
あ、でも、そういう小説探せばあるかも…。

とりあえず、ようやく私は年明けを迎えます。
イギリスへは行きませんし、頂く事もないでしょう。
最優秀で行かれる方、自費で参加される方、気を付けて!