ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

パンの缶詰

2011年11月29日 | 社会

今朝の東京新聞1面にパンの缶詰の記事が載っていました。
いい話だなあと思って読みました。
「NPO法人・災害支援機構 WE CAN」で、非常用のパンの缶詰で知られる製パン会社社長が中心メンバーです。

私は、阪神大震災後、震災調査に加わった知人の紹介でパンの缶詰を1箱(たしか24缶か30缶入りだった)買ったことがあります。我が家の備蓄用としてタンスの上に段ボールのまま置いていたところ、3年の賞味期限を過ぎて気づき、結局はもったいないので食べましたが。

のちにWE CANのパンは若田光一さんがスペースシャトルに搭載したそうです。
新聞によると、システムでは1口5000円の寄付をすると、WE CANでパンや水、布団を購入し、契約ができた寄付者の近くの備蓄倉庫に備蓄され、救援物資として行政に頼らず早く直近から被災者に届けることができるということのようです。
さらに2年を過ぎたパンの缶詰は回収し、食料不足に苦しむ海外の国に送るシステムも完成しているようです。
パンの缶詰が、消費期限切れを起こすことなく無駄なく巡回するシステム、いいですね。
パンの缶詰は乾パンと違いやわらかくふっくらしていて美味しかったことを記憶しています。

自宅の備蓄用にこのパンの缶詰、購入しようかな……。