ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

ターシャ・テューダーの世界

2011年11月22日 | 心・健康・癒し



昨日、今日とBSプレミアムで「ターシャ・テューダー」にまつわる番組が放映されました。
ターシャは2008年に93歳で亡くなったが、その前、2005年くらいに放映されたものの再放送でした。
ターシャに関する本は今も本屋さんの店頭に並んでいます。

私もターシャの世界にあこがれた一人ですが、映像の中のターシャが語る言葉のひとつひとつが、いまだからこそ理解できるというものもあります。
「皆さんはターシャの庭に憧れるけれど、これは肉体労働との闘いです」と、コメントがあったけれど、ほんとにその通りですね。
細かく注意を払って見ていると、蜂や蝶などの虫がたくさん飛び交っていました。へびもニョロニョロ。
東京ドーム22個分の土地を買い取り、庭づくりを始めたときのターシャは57歳だったとか。
農薬や除草剤などを一切使っていなかったことが、カメラの前のターシャの周りを飛び交う虫たちで理解できます。

私は、ターシャの庭もステキだけれど、ターシャの着ているものに憧れを抱いています。
虫が食ったウールのポンチョなどをターシャ流に着こなしている、ターシャの写真集は友人にあげてしまったけれど、長いスカートを冬は何枚も重ね穿きしている姿など、とてもいいなあと思います。
私も、今年の冬はそうやって室内での寒さを乗り切りたいと思います。


肩書き?所属先?

2011年11月22日 | 生活・暮らし・家事など



朝、起きると新聞の番組欄から、今日のめぼしい番組に赤ペンで丸印をつける……。
何かでこのようなことを読んだことがあります。
私も外出しない日は似たようなことをやっています。

12月はじめに福島で行われる1泊2日のスタディツアーを友人に誘われ、申し込んだところ、「肩書きならびに所属先をお知らせください」とメールで返信がきました。
ああ、困った……。
「私はどこにも所属していないし、肩書きなどは何も持ちあわせていません。あえていえば『生活者』であり、ときどきフリ―でライターの仕事をしています。被災地では『結い気セラピーマッサージュ』(私の造語・ボランティア)をさせていただきました」と伝えると、「生活者・フリ―ライター・結い気セラピーマッサージュ」が私を示す標記となったようです。



私にとっては、フリ―ライターという言葉もあまり好きではなく、そぐわないので、口頭ではときどき書く仕事をしていますと人には伝え、この“ときどき”が私にとっては最重要なのです。
“書くしごと”のときの名刺は、自分で印刷した名刺ラベルを、名刺の台紙に張り付けているものを相手に渡します。それに少し手を加え、3ミリ位のリバティなどの布を名刺幅に合わせて1本貼りつけたりして楽しんでいます。
打ち合わせのとき、その手作り名刺を渡すと、女性の方は、「まあ、きれい!」と言って下さる方も多く、これでいいのだと意を強くするときもあります。これはあくまでしごと用の名刺です。逆に男性は、「このおばさん、大丈夫かいな?」と思われるかもしれないけれど。

年金手続きなどで、身分証明書を求められても、私は運転免許証も持っていないので、せいぜい健康保険証ともうひとつ、銀行のキャッシュカードなどをさし示すことになります。
年金での括りでは大方「サラリーマンの妻」ということになっていましたが、夫が退職したので、それも卒業ということになりますね。
「サラリーマンの妻」は「主婦」よりも耳慣れてしまった言葉のひとつです。

会の主催者の立場を考えると、どんな人が集まるかわからないので、やはり肩書きや所属先なども必要になるのでしょうか。