やましたひでこさんの『断捨離』を読み、出たばかりの『クロワッサン』最新号にもやましたさんご登場で、私も刺激され、またまた断捨離実行。
廊下に面した「モノ入れ」の中。ドアを閉めれば知らんぷりの片付いた空間と化す穴場。
いつのまにか溜まった紙袋の数々。最近はほとんど買い物をしていないし、頂き物の菓子折りなども少なくなったのに。ずいぶん前のものもあり、こんなにいらないのになあ……と思い処分することに。見せたくない場所であり、お客様も扉を開けて見ることのない場所です。
まだまだなのにそれでもずいぶん片付きました。いずれこれから2段、3段と捨てるべく整理します。紙袋は少し残して棚の上に段ボール箱を置き、その中に入れました。
私って紙袋に執着があるのですね。以前物販の代理店をしていた若いころ、商品をセットするのに紙袋がいくつあっても足りず、よって紙袋は大事に取っておくものと言う刷り込みがそのままに。
断捨離とは執着を手放すことでもあるようです。
捨てられて行く“戦利品”(ほんとはもう少しあったけれど、他のゴミといっしょにゴミ袋いっぱいに)と、扉を閉めればなんともスッキリ!!
ついでにもう一仕事。
こちらも外から見れば何事も無く。
しかし、引き出しのひとつはかくのごとし。
この引き出しは、名付けて「サヨナラ箱」。
手の平に載る小さなグッズは愚ッ図と化して。置き方によってはまだまだパワーのあるものばかりで、良く見るとお気に入り品が詰まっています。招き猫や長崎ビードロ、作家さんの石のお地蔵様なども。買ったものもあり、頂いたものもあり、交々詰まっています。
引き出しに入れるときに「サヨウナラ」と声をかけてモノたちには入っていただきます。リサイクル市などがあったときに、出店してもよし、我が家に来られた方に引き出しを開け、「お好きなものがあったらどうぞお持ち下さい」というもよし。しかし、もう少し満杯になったらガラガラポンの運命を辿るモノモノたち。
やましたさんは、確か本の中でおっしゃっていましたっけ。
デトックスだと。お腹の中の便秘状態は外からはわかりませんが、見えないところもスッキリ片づけて気の通り道を確保しなければと思います。家の中も然りです。
さらに入れ替えだと。循環させるためにも、不要なものは出さなければなりません。
人間も食べて出すように、家の中も溜める一方ではいけませんね。それでなくても知らず知らずのうちに諸々を取り込んでしまっている日々の暮らし。思い切ってデトックス、デトックス☆。