今日は、1日中講座の受講日でした。
講座の中の実習で、「話を聴く人」「話す人」は、いずれも言葉を「ゆっくり」「はっきり」「くっきり」「すっきり」と発するようにと事前に注意を受けました。
その中で、聴く人の注意事項として「やわらかな言葉使いで」「棘を出してはいけません」「聴き方は、力強さの中に温かさを込める」など、本当に感動的でわかりやすいアドバイスを受けました。
人の話を聴くときは、相づちやうなづきの中に声のトーンやしぐさ、真面目さがとても重要で、やさしい思いを込め、ただ優しいだけではなく強さも必要です、強さの中にあたたかさを込めてくださいと言われました。
私は、最近私の心に刺さった相手の発した小さな言葉の棘をずっと考え続けていたこともあり、「棘を出してはいけません」と尊敬する講師の言葉を受けて心から納得しました。
小さな棘は、悩むほどの出来事でもなく人生の一大事でもありませんが、のどに小骨が刺さったような不快感は否めません。
言葉の棘は、語尾に出たり、一言最後に発する言葉に込められることもあり、さりげなくて周りの人は聞き逃してもしかし当事者にはしっかりと刺さってくるものです。
何事も勉強であり、相手は自分の映し鏡であり、学びの場を与えられたと我が身を振り返りつつ、しかしこれからは一層注意して、自分の言葉に棘を出さないように気をつけたいと心しました。
また、強さを込めることの重要さも学び、優しいだけではいけないと強さの中に優しさを込めることの大切さも心底理解できた有意義な講座でした。
感情は表情やしぐさの他に言葉にも如実に表れます。
成り行きや感情で安易に言葉を発しないように、自分の気持ちをいつも謙虚にクリアーに保ち自分磨きに一層拍車をかけたいなと思いました。