最近「拭き掃除」に凝っています。
雑巾を固く絞り四つんばいになって廊下や板の間を拭き掃除します。
その前は、何はしなくても掃除機だけはかける掃除の仕方でした。そして暇があればモップがけ。モップには濡れ雑巾をセットしていましたが、モップをやめて雑巾で直接拭くやり方をし始めたら格段に家の中がきれいになったように思います。
モップは立ったままかけますのでどうしても隅々を見落としがちで何か納得が行かないまま「妥協の掃除」の感が否めませんでしたが、昔ながらの拭き掃除を始めてみると逆に掃除機をかける回数が減りました。
我ながら「人の手でやることは素晴らしいな」と雑巾がけをするたびに感動します。
じめじめとした湿度の高い毎日が続いていますが、身の回りを整えて少しでもさわやかに暮らせたらいいなと思います。
久間防衛相の問題発言がここ数日取り沙汰されていますが、どうして国会のオエライ先生方はこうも国民を含め弱者の気持ちを汲み取ることが出来ないのでしょうか。どんな言い訳をあとでしても「思っているから言う」ことには違いがなく、生活実感のない暮らし方の中で被爆者の生涯を犠牲にせざるを得なかった痛みなどを思いはかることなどとっくにどこかに置き忘れていることを証明しているようなもので「品格」のない恥ずかしいことだと思います。
国会の先生方にも「一日掃除の日」を設けて、いつもは歩くだけの赤いじゅうたんの上を固く雑巾を絞って腰をかがめて力を込めて拭いていただいたらと思わず思ってしまいました。そしたら少しは意識が変わるかもしれませんね。