Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

七人は僕の恋人&ジャージマン

2008-11-30 18:32:12 | stage
昨日は、お芝居2本はしご。
大人計画ウーマンリブの『七人は僕の恋人』と、プロペラ犬の『ジャージマン』。
『七人~』は、同期のYちゃんと一緒に観にいきました。

どちらもオムニバス構成のお芝居。
『七人は僕の恋人』は、タイトルにつながる中学校のエピソードが、下全開ながらも可愛くて可愛くて、星野源さんの歌もこれまたキュートで、のっけから胸がキュンとなりました。
ウーマンリブだけあって、女性に優しい。エンディングもそうでしたが、「ひどーい!」とみせて、実は優しい。そこがいいんです。
どこまでが脚本に書かれたセリフで、どこまでがアドリブなのかわからなところとか、さすが上手いなあと思ったのですが、後半の果てしないぐだぐだは、ちょっとやりすぎ?と思った部分も。前半のテンポがいいエピソードのほうが個人的には好きでした。
荒川良々さんの『ブラックレイン』とかはぐだぐだでいいんですけど。
しかしラストの池田成志さんの歌の上手さにはびっくりでした。


観劇後、夜に備えて、昔から下北沢に来るといつも行っている喫茶店『ラ・パレット』で腹ごしらえ。
ポークのサンドイッチにサツマイモのクリームタルトまで食べて、満足!
お気に入りのパンプキンパイがなくて残念だったけど、サツマイモもとても美味しかった。


『ジャージマン』は、とにかくバナナマン設楽さんの上手さに驚いた!すんごい人だ、あの人は!演技なんだか素なんだか、っていうナチュラルで力の抜けた佇まい。それが、水野美紀さんのキリッとした凛々しさと好バランスでした。
セリフの言い方が、やっぱり演劇の人とは違うんだけど、それがこの芝居にははまってました。ゆるーいのに、軸はしっかりしてることが伝わってくるんだよな。いや、すごい。
また、設楽さんとは違った種類の情けないキャラ・玉置孝匡さんは、まったく違和感なく子供時代を演じられているのがすごかった。あんな濃い顔してらっしゃるのに…。

男たちがはっきりしないところに、水野さんが「もうっ!」って喝を入れていくのが、見ていて心地いい。
彼女の男前っぷりは、前回公演からさらにパワーアップしてました。あんな美しい顔で、あんなことを…。
これからも公演は続いていくのかしら。楽しみにしていよう。


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