地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県北部でM4.2 香川県西部でM3.2 和歌山県北部でM2.6

2021-01-27 04:30:18 | 日記
 世界的にみても、昨日は太平洋プレートが大きく動いています。ニュージーランドの北部からパプアニューギニア、フィリピン海プレートの東方、日本、千島列島と太平洋プレートの接触部分でM4~5クラスの地震が連なっていて、かなりの数になっています。

 茨城県北部の地震は例によって、滑りで起きた地震。ただし、茨城県北部は基本的に、震源の浅い表層地震が多いところなので、ここで滑りの揺れが起きるということは、太平洋プレートの接触部分が、さらに西にシフトしてきたことを表すと思っていてください。実際に、埼玉・東京の西部まで滑りが進んでいるようです。今後は東京湾周辺からやや西にかけて、震源の深さ中程度の地震が増えてくるものと思われます。
 和歌山県北部のM2.6は昨日書いた通り。問題なのは香川県西部のM3.2の地震です。
 今まで高知沖の南海トラフの固着域の関係で、四国自体、あまり動きがなかったのですが、最近になって、しばらく、四国の内部で規模の小さい細かな地震が続いていました。今回は、それが、少し大きめになって現れてきたと考えてください。山陰方面から和歌山・宮崎沖を含む、四国の周囲一帯で、震源の浅い地震が急に増えてきています。おそらく、固着域周辺に圧力がかかってきていると思われます。以前には、阪神大震災から東北大震災が起きた期間に、大きめの地震があるかも知れない、ということを書きましたが、それが、少し、現実味を帯びてきています。警戒していてください。

 また、フィリピン海プレートの東部では、M4クラスの地震が相次いで起きています。今後、フィリピン海プレートも動いてくる可能性が高いと思っていてください。
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