地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

胆振地方中東部でM5.4 根室半島南東沖でM4.3 福島県沖でM4.0 その他有感地震3回

2021-01-28 03:45:34 | 日記
 北海道では3回有感地震がありました。
 一つは胆振地方中東部でM5.4です。この地震、震源の深さが130キロと深いので、北海道の内陸で起きている一連の震源の深い地震の中で、規模の大きいものが発生したということです。根室半島南東沖の地震は、千島・カムチャッカ、アリューシャン方面からの流れだと思われます。内浦湾のM2.8は、震源が浅く、北海道の内陸や北海道西方沖で見られるプレート内部型の地震だと思ってください。
 福島県沖のM4.0の地震は、例によって滑りによる地震です。ただし、今回は、かなり陸地に近いところが震源で、その分、いつもより揺れが少し大きめで最大震度2になっています。太平洋プレートの接触面が徐々に西方に移動して生きていると思ってください。
 和歌山県北部のM2.7は昨日書いた通り、熊本地方のM3.3の地震は、震源が海岸寄りになっています。

 昨日書きましたが、世界的にみたときに太平洋プレートの西方で大きめの地震が多発しています。その原因ですが、自分の方では、太平洋プレートの西方が重心移動によって、徐々に下がってきているのではないかと考えています。それによって、太平洋プレートの接触部分でずれが起きやすくなっていると思われます。
 昨日の状況では、滑りが岩手県の沖合にまで広がってきていますから、まだ、北海道の太平洋岸から東北、関東方面にかけて、滑りによる地震が起きてくる可能性が高いと思われます。千葉県の南方沖まで動きが出ていますから、そこまでの範囲で注意をしていてください。
 また、四国の両端も揺れてくる可能性が高いです。
 沖縄方面では、台湾付近と奄美大島近海で動きが出ていているようですから、今後、少し規模が大きめで動いてくる可能性があります。
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