地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

東海道南方沖 深さ390キロ

2017-09-26 03:51:51 | 日記
 昨日の地震で気になるのが、タイトルの東海道南方沖地震。実は、この深さの地震は地表が揺れないため、滅多に情報として出てきません。

 ですから、この深さの地震は、まだ、正体不明なんです。
 可能性として考えられるのが、今のところ、次の3パターン。

太平洋プレート下部。
フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界
ユーラシアプレートのせり出している部分。

 もしも太平洋プレート下部であれば、ここが熱浸食によって崩壊したケースだと、浮力が落ちるので、太平洋プレートが少し沈んでいき、日本内陸では震度の深めの地震が起きやすくなり、太平洋プレート上では、震源の浅い地震が起きやすくなるだろうと思います。

 次にフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界ならば、フィリピン海プレートが動く可能性があり、南海トラフ・沖縄トラフでの地震が起きやすくなっているだろう、と思います。

 最後に、ユーラシアプレートのせり出し部分であれば、このせり出し部分がつながっている中国内陸部あたりで地震が起きやすくなっているだろうと思います。

 どのケースになるか、それとも、想定以外のケースになるか、今後の動きに注目ですね。
コメント
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