震源の深めの地震

　太平洋プレートの動きが変わって、震源の深めの地震が、今までとちょっと違うところで発生しています。

　一つは東京都多摩西部。深さは５０キロ。おそらくフィリピン海プレートが一気に内陸までぐっと入り込んできたのではないか、と思います。

　もう一つは浦河沖。こちらも震源の深さ５０キロ。東日本大震災前では、かなりの頻度で、浦河沖地震が起きていましたが、しばらく沈静化していました。そこで、また地震が起き始めた、ということです。

　この震源の深めの地震が起きると、今度は、プレートの内陸側で震源の浅い地震が起きやすくなります。
　岐阜県の地震と今回の関東の地震を合わせると、一番影響が出やすいのは、北陸方面ではないかと思うのですが。