今回も海外の情報からですが、皆さん、ご存じのように
カムチャッカ半島東方沖でM8.7(USGSではM8.8)の地震が起きました。震源の深さは20キロと、東日本大震災の時とほぼ同じ。
現在のところ、数人がケガというだけで、死者は確認できていません。
ただ、カムチャッカ半島東方沖では、かなりの余震が続いていて、M6を超える地震は
M8.7と震源の近いところでは
M6.9とM6.3、震源の深さ10キロ
ここより少し南側の千島列島の北方では
M6.4、震源の深さ10キロの地震も起きています。
そして、日本では、
択捉島南東沖でM5.0の震源の浅い地震
根室半島南東沖でM4.4、震源の深さ20キロの地震が起きていて、個人的に気になるのは、こちらの地震です。
今回のM8.7の地震に加え、千島列島では、有感地震にはなっていませんが、震源の深さ100キロを超える深い地震がずっと連なって起きています。
今後、北海道の東方で、規模の大きめの地震が起きる可能性がありますので、そちらも十分、注意していてください。
その他の地震は
青森県西方沖でM4.2の震源の浅い地震
岩手県沖でM3.9、震源の深さ40キロの地震。
トカラ列島近海では
震源の浅いM2.9とM2.5の他に
震源の深さ20キロのM2.3の地震も起きています。