朝の情報入手ツールはまず新聞。早いもので４時半前に届いていることが多い。早朝の約一時間、じっくりと読む。今日の一面はワクチン供給について、菅総理がファイザー社のCEOとワクチン供給について直談判の記事。確かにトップ交渉でもしない限り中々いきわたらない実情だ。中国も外交攻勢を念頭にワクチン外交を繰り広げている。日本もワクチンの独自開発を続けているがモノになるのは年末か来年か。先行投資の先見の明があるのかないのか。研究開発体制とともに疑問符が付く。
そんなことを考えながら紙面をめくると、コロナ重症化は感染した人の体内で「悪玉たんぱく質」が生成されこれが症状を重くするという疑いが出てきた。免疫を邪魔するなど厄介な存在だ。ワクチンをめぐる研究も様々進んでいる状況がわかる。流行病とワクチン開発の「鼬ごっこ」がまだまだ続きそう。ワクチン入手を巡る陰に政治やメーカーの思惑がちらついて見える。
