都市のど真ん中に公園がある。国道を挟んでの勾当台公園。今はまだ肌寒い日が多いのでゆっくりお散歩というよりは、通り過ぎるという感じの日が多い。寒くなったり熱くなったり不順な天候。安定するにはもう少し時間がかかりそう。
そんな中で都市の土木や自然遺産的なものに出会うことがある。それは崖、いや段差といったほうがいいかもしれない。NHK仙台放送局の裏側に細い通りがある。公園の境目の部分。よく見ると急激に高さが途切れた感じになっている。段差だ。
そして勾当台公園に足を進めるとここにも滝や階段があり平面との境が急激な高低差が目立つ。これも段差。自然の姿に大きい岩などを置いて若干手を加えているが、都市の中でこうした高低差がみられるのは珍しいこと。仙台の土地が出来上がった歴史に思いをはせることができる。都市の中の段差を見つけて歩くのも一興か。四谷用水などはこの段差をうまく活用しての水利用だ。