トラ、とら、虎

広域避難場所にもなっている榴ヶ岡公園。最近の表記は「ケ」のない榴岡公園の表記がほとんど。公園入口の大きな石にもケがない榴岡と書かれている。まあ表記としては現代風に榴岡と書くのが主流となっているのだろう。


さて、この公園の一角に仙台市歴史民俗資料館がある。昨日は小学生たちの社会学習だろうか一クラスほどの子供たちが昔のコメの精米作業を体験していた。まあ今では石うすでコメを作るという作業もほとんどなくなっているなあと思いながらお目当てのトラの置物に近づいた。かつて虎屋横丁の薬種問屋に置かれていたシンボルまあ今風に言えば目印、看板だった。


何年か前にこの資料館に置かれるようになり一階のホールに展示されている。黒光する肌は年代を感じさせていてシンボルとしては目立つなあと思った。町名の由来ともなったこのトラもう少し大事に展示スペースが割かれてもいいのになあと思いながらその場を後にした。