ストーンヘンジやストーンサークルなど古代文明は石を使って表現することが多い。石は固く保存状態も良い。東北でも青森県などに組石遺構がある。秋田県の鹿角市にもストーンサークルがありその用途も日時計説やお墓ではないかなど様々な議論が続いている。数年前、訪れたときは近所の山から熊が出没するとの情報で、間近で見ることはできなかった。古代人たちは何の目的でこうした遺構を作ったのか。もちろん当時は遺構という意識はなかったはずで、祭祀的なあるいは呪術的なまたは何らかの宗教儀礼が行われていただろう。
今日の写真はそうした遺構ではない。公園の一角にあるもので周辺にはベンチなども置かれている。かつては中心部から三ストも出て煙様のものが出ていた。水がかかることへの苦情や機器の故障でその後三ストは出ないままになっている。近くには説明の標識もなく、この遺構なんのためにどうしてここに置かれているのか説明もない。意図や若干の説明があってもいいのではと思うがどうだろうか。