ウクライナのゼレンスキー大統領は帰国の機内でまた例のSNSで発信。折々にこうした発信は現代風。記者会見等旧来の手法での発信も公式にはいいだろうが、時間の速さや手軽さ親近感などを考えると現代の手法と言える。マスコミのありようも変化すべきだし、新聞媒体を見ない若者像もある意味しょうがない時代の流れではないかと感じる。こうした時代の動きが投票率の低下につながっている節がある。サミット成功で解散がいつあるのか「賽はなげられたのか」議員を中心にマスコミも喧しい。
この賽が投げられたの言い回しはカエサルが元老院に反旗を翻し、ルビコン川を渡る時に発した言葉だという。いったんやりだしたら最後までやり切るしかないわけだ。まあこのことわざ的言い回しにも異論があるようだが、岸田自身の胸の内は正確にはわからない。政権運営に自信を深めたことは事実で政局スケジュールをどう見極め決断するのか国民の反応も判断の一つ与党との距離感、相談体制をどこに置いているのかなど指標は見えてきそう。