昨日のこと朝からNHKは事故現場に中継を出しリポートをしていた。この事故は宮城県の栗原市の東北自動車道の下り線で起きたもの。バスは故障で路肩に止まっていてこれにトラックが追突したもの。バス後方では運転手の女性と外国人留学生が故障原因を調べていたという。この留学生たちはネパールとバングラディシュ人で車の整備士の勉強をしていたという。学校が終わり、アルバイト先への移動途中ということだった。
この事故で考えさせられたのは、日本の今の産業の多くが外国人労働者で支えられていること、東南アジアを中心に多くの若者が労働者として日本に来ていること。安い賃金で技能実習という名目で働かせていること。ようやく政府も本腰を入れてこの問題に取り組み始め法整備や体制を再構築し始めている。高齢化時代の日本、この後は労働力をどう確保するのか少子化労働力不足へ向かいつつある日本の姿他人事ではない。どうしたら子供を産み育てることができるのか、それとも自滅の道を歩むのか真面目に真剣に考える時なのだが、老人主流の国会、若者の無関心や国の形を考えない大人たちにそう遠くない時にツケが回ってくる。
