お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

マカロン.ムゥ

2009-03-05 | 試作

   21年度のパンフレット、3月から配り始めているものの...実はまだ、納得のいかない内容でまだ、試作を続けていました。

 一番、変更を考えていたのが応用コースの焼き菓子。休みに入って最初に試作したバターを使わない簡単ヘルシー焼き菓子。私は、あっさりしっとりしたヘルシーな感じが好きだったのだけど、家では人気がなかった。普段のお菓子は、自分ならこうしたいと思う野菜を使った健康志向のつもりだったけど、全体的に人は好む人は少ないのかも...と思い始め、2品目にはいいけれどメインのお菓子を考え直そうと思い始めたのです。

 そこで、またまた専門学校のときのノートを眺めていて、目に止まったのが『マカロン.ムゥ』。

教室でココナツなどの固いマカロンは実習したことがあるけれど、一般的にマカロンといったらマカロンムゥのことだと思う人がほとんど、というくらいよく知られた焼き菓子です。

『ムゥ』とは、柔らかい、弱いという意味。普通、マカロンは固いものなのですが柔らかいマカロンという事でこの名前が付いています。といっても、日本では柔らかいマカロンの方が主流になっているようです。

実は、今までこの『マカロン』を作りたい。という生徒さんの声があったのに、やらないと思っていました。何故なら焼きが難しく失敗の多い、簡単だけれども奥が深いお菓子で、教室で数人分のオーブンの温度管理をしながら、他の作業をする自身がなかったから。

それと、本当の理由は...教室を始める前に作った時、失敗してそのたった一度だけでこのお菓子は私には合わないから作らないと思い、それ以来作ったことがなかったのです。

私の教室のお菓子は、「手軽で作りやすい」とよく言われますが、実は、自分が不器用だから難しいのは自分が作らない、それに面倒なのが嫌いだから自分が作りやすいようなレシピにするからなんですよね。不器用がプラスになっているみたいです。

 そんな私が、希望の多かった、マカロン.ムゥを作ってみようと思い挑戦しました。

その結果。Sany04621回目で見事成功!!

いくつかある、ポイントを逃さなければ、作り方はものすごく簡単です。

ガスオーブンと電気オーブンと半々で焼いてみましたが、どちらも成功。といっても、電気オーブンで焼いたココアのマカロンには一部ひび割れができ、少し課題が残りましたが、割れる原因がわかったし、クリームの改良が必要なので また何度か作ってみようとおもいます。

2品目を簡単なケーキにすれば、人数が多くてもなんとかオーブンの温度管理もできそうなので、こちらもメニューに入れることにしました。

これで、迷ってSany0455いた応用の焼き菓子もなんとか埋まりました。

あとは作り直したかった紅茶スフレロールも作りました。今度は、理想的にできました。

人気のクリームたっぷり仕上げ。でも、甘さと脂肪分をおさえたj軽い「クリームにしてみました。

これで、写真もそろい予定表も印刷できそうです。

...と、思っていたら、今頃になって、会津の米粉を使ったメニューも入れたくなってきて、また悩んでしましました

 最近、講習をあちこちで頼まれたり、マスコミでもかなり取り上げられたりとかなりの注目をあびている米粉。以前応用コースでは実習したけれど、会津の米粉で作る。以前よりもパワーアップしたレシピだったらいいかな。と考え始めてしまいました。とりあえず、もうちょっと考えて見ます