お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

ハンドメイド月間

2008-09-30 | 手作り雑貨

 今月は、私にとってハンドメイドの月でもありました。

先月末にから作ってブログでも紹介した教室のカーテン4品に続き、気がつくといろいろ作っていました。夜の時間の2~3時間。時間があった時に作りました。ミシンを使って良い時間は、夜の9時までなのでいつでも作れるというわけにはいきませんが、やる気になれば、できちSany0799ゃうものですね。

ひとつは、レジ袋ストッカー。

レジ袋をごみ袋に使うのに、サイズのあった袋を探すのが面倒なので、教室用のゴミ箱に合わせたSサイズのレジ袋を収納して取り出しやすくするために作りました。上から袋を入れて下から取り出す、簡単構造の袋入れです。

Sany0779もうひとつは三角巾、リネンのエプロンにあった三角巾が欲しくて、自分で作ってみました。

 でも、三角巾って布をけっこう使うからもったいない…と思い、ゴミ袋入れを作った部分をそのまま活かし、三角巾にして見えなくなる部分をケチって作ってしまいました。内側はとてもお見せできません。

しかも、たくさん布を使わなくてもいいように短くしたら、結ぶ事ができなかったので、レースを紐にして結ぶようにしました。失敗は、成功の素。布だけのものよりおしゃれになったみたいでお気に入りです。

Sany0930

カーテン作りもとまらずに、家でもカーテンを作りました。

これは、廊下のカーテンです。カーテンがなかったところに去年、夏用にレースのカーテンを作って付けたのですが、その後は行動に移さず冬をはさんで今までずっとレースだったのをやっと布で作りました。

今までデザインが浮かばずに行動に移せなかったのですが、2種類のインド綿を組み合わせてシンプルに仕上げました。

Sany0924  部屋のカーテンも作りました。

もともと和室だった部屋でサッシの窓と障子戸がはめ込まれていたのですが、防寒対策にさらにカーテンをつけました。

この窓、教室の一番大きい窓と同じ幅で2m70㎝あって縦の長さは1.2倍。防寒対策で長さ125㎝で幅は、実際の1.5倍に作ったですが、カーテンレールも布代も全て含めて材料費たったの1100円くらい。

なのに本格的な厚手のカーテン布で仕立ても、実際のカーテンを見て本格的に作ってみました。

安さの秘密は、カーテンのハギレ市で買った布とダイソーのグッズの数々。

カーテン布は、某百貨店の店の前でたくさん売っていたカーテン布のハギレ。ハギレといっても なかには2メートル近いもののもあり、カーテンなので幅も広く、どれをとっても200円だったのです。(そこで買いすぎるのが私の悪いところなのですが…

そして、ダイソーで買ったカーテンレール。今まで、ダイソーのカーテンレールを使って5箇所のカーテンを作ってきましたが、今回のカーテンは幅が広いため、105円と157円のふたつのカーテンレールがあるのですがどちらも短い。でも、その長さをホームセンターで買うと2千円近くするのです。そこで思いつたのが105円と157円のふたつのレールをつなぎ合わせること。細かい付属品は別売りですが全て揃えても1100円くらいで完成したのです。きっと業者に頼んだら数万円する!?と思います。

ちなみに写真奥に少し、見える布は、以前押入れを有効に使おうと思い、押入れの戸を外しカーテンをつけたものです。

Sany0922 それから、これはカーナビカバー。この前、三島町に行く時に旦那様に借りた おNEWのカーナビのカバーを作りました。ダイソーで和柄の薄いお弁当袋を買ってカーナビのカバーにすると言っていたので、思わず「作ってあげる」と言ってしまったのです。

廊下のカーテンに使ったインド綿に私のズボンのすそ上げをしたにカットしたハギレを組み合わせて、キルト芯を入れて作りました。カーナビのスタンドがあるので表は平らに裏は、タックを入れて膨らみをつけました。

旦那様が使っても恥ずかしくない柄。と思って使ったズボンのハギレ。残しておくと役に立つものです。足が短くてよかった???かもちなみにご自由にお持ち帰りくださいと置いてある親切なお店もありますよ。

Sany0955 そして、ついに作った憧れの100%リネンのキッチンクロス。以前も書きましたがヨーロッパではお嫁に行く時にお母さん手作りのリネンのキッチンクロスを10年分持って行くという習慣があるそうです。吸水性に優れ、すぐ乾き、汚れも落ちる。同じものを10年使っている人もいるそうですが、使うほどになじみ使いやすくなっていくそうです。

…そんなわけで、憧れて作りました。無地のリネンを買っておいたので作るつもりでしたが、味わいがないな~と思っていたら、郡山でキッチンクロスにぴったりの柄のリネンを見つけたので購入しました。1m1500円にカットされたものだったのですが、リネンだったら当たり前の価格。長く使えるなら高くてもいいかも…と思っていたのに家に帰ってみたら、半幅しかありませんでした。

つまり、50㎝1500円くらい。たかっ~

フェイスタオルよりほんの少し小さいものが3枚しかできませんでしたが、100%リネンだったら、買うよりは安いかな!?微妙なところです。

とりあえず、教室用に使いたいと思います。

以上、今月のハンドメイドの数々でした。


試作月間

2008-09-28 | 試作

 9月の教室は、私にとって余裕のある月でした。

スフレチーズケーキもチーズパンも実習時間がいつもより早く、特に3週目からは半日の実習の日が多くありました。

 先月までの私は、少しでも時間を見つけると、庭に行ってハーブに水を与えたり、挿し木、剪定したりなんかもしていましたが、今月は全くやっていません。何故かというと、庭に3分でもいると数ヶ所、蚊に刺されてしまうのでパンコースの為に急いでハーブを摘むだけで精一杯。だからほとんど庭にも行きませんでした(人よりかなり蚊に刺されやすいタイプなのですが、庭に蚊が多すぎるのかも)

 でも、いつものより時間があった今月。その時間を利用してたくさん試作しました。

 ひとつは、予定を変更した米粉レーズンパン。米粉入りレーズン食パンの試作は完成していたのですが、会津産米粉100%にこだわる為に数日に渡って8回試作しました。

 そしてGurahamu_2、もうひとつはグラハムパン。これは以前のパンコースのメニューでレシピは出来ていたのですが、もっと作りやすく、予定していたグラハムサンドイッチに合うボリュームに変更。そして、そのグラハムサンドイッチの試作の為にパンを焼いたり、以前は粗挽きのグラハムを使用するとき同じ配合でで実習していましたが、粗挽き用に作りやすい新たな配合を改良したりと合計7個のグラハムブレットを作りました。

 その他、ブルーベリーのある時期に試作しようと思い、12月に予定の2品目ブルーベリーマーブルパンの納得いかなかったブルーベリーシートの配合を改良。そのブルーベリーシートで新たにブルーベリーマーブルパンを完成させました。こちらは、以前数回試作していましたが、今回は1発OK。

 結婚前は、好きな事をやって過ごしてしまっていた、実習後のこんな時間。今は出勤時間も決まっているので、この間にできる仕事…といろいろ考えると試作が多く、家にいる時よりずっと試作の時間が多くなったみたいです。

 やる気になれば試作したいものはまだまだたくさん。きりがないほどたくさんあります。

試作って完成まで先が見えないことも多く、大変だけど完成したときはとても嬉しくなります。

 この時間は仕事をしなきゃいけない…と決められた、時間があるとやることたくさん見つけられてやりがいがあって充実していました。

 …といっても生徒さんがいなくて、余裕がありすぎるのは困りまるので、たくさん人に来てもらえるように空き時間を有効に活用したいと思います。

 生徒さんが多いときもやりがいがあって楽しいし、生徒さん1人とかいうときもよくあるけど、私にとってはそれも余裕ができて、楽しくティータイムが過ごせる大好きな時間です。


おはぎ

2008-09-26 | 食・レシピ

 今日は家でおはぎを作りました。!!

Photo

 7年前の和菓子コースのメニューでおはぎ(ぼたもち)を実習したのですが…実はそのとき依頼作るのは始めてでした。

 和菓子コースの実習メニューに入れた時、母に「普段作りなれた人たちが習いに来るのだから、やめた方がいいよ」と言われたものの、現代的、家庭的な簡単な作り方で意外と好評でしたが、単純すぎるかな?と思いそれ以来メニューに入れていませんでした。

 実家には、おはぎやぼたもちを食べる習慣もなく、どちらかというと好きではないのでそれ以来作った事がなかったのです。

 それが昨日の夜、嫁ぎ先で「昔は、家でおはぎ作っていたのに最近はめんどうで買ってばっかりだ」と言っていたので、「圧力鍋と炊飯器を使って作るなら簡単なので作りますよ」と言ったら、早速今日作る事になったのです。

 作ると言った以上、完璧にしたいのでレシピを確認したいと思ったけど、考えてみればワープロでレシピを打っていた頃だったので実家にいかないとない状態。…でも、よく考えればおはぎにレシピは必要ありませんでした。

 あんこは、お得意の圧力鍋で炊き、あずきと同量の砂糖で簡単に昔風つぶあんができました。

 中のお餅は、もち米とごはんを半々で隠し味の塩を入れて炊飯器で炊くだけ。あとは、お餅を小さく丸めてラップを使ってあんでお餅をくるみました!!

 あんこ作りも包みも得意なので、作ってみればとっても簡単。36個できたので少し冷凍しました。

 ちなみに、『おはぎ』と『ぼたもち』の違いって聞いた事ありますか?

 おはぎは、萩の時期と言う事で秋彼岸。ぼたもちは牡丹の時期と言う事で春彼岸の呼び方です。つまり今はおはぎで、ぼたもちと言うと正確には間違いになります。

 今日はつぶあん1種類でしたが、 ずんだあんもフードプロセッサーを使えばとっても簡単。きなこもあったので作ればよかったな。

 こんなに楽しく、手軽にできるなら、来年もつくらなきゃと思ってしまいました。


コーヒー講座

2008-09-21 | ティー&カフェ

 今日は教室が終わってから、コーヒー講座を受講するために三島町まで行ってきました!!

 車の運転が苦手で、かなりの方向音痴の私が行ったこともない三島町まで1人で行くのはかなりすごい事。私にとってはものすごい遠出です。

 紅茶はたくさん習ったけど、コーヒーはあまり習った事がないのでどうしても行ってみたくて参加Photo_3したのです。

 2時間の講座ですが、コーヒーの生豆になるまでの製造工程や原産国の豆の特徴など受けてから、ペーパードリップでのおいしいコーヒーのコーヒーの淹れ方の講習がありました。

 その後、Photo_2淹れたてコーヒーと手作りケーキ&パンをいただいてきました。

今回の講座は、三島町のエコプロジェクトで企画したもので講師は、福島で自家焙煎珈琲のこだわりのお店を経営しているあぐりのマスターです。

そして、今回の講座を企画したのが私の教室の生徒さん。話を聞いて行きたいと思っていたら、ちょうど仕事が午前のみの日曜日の午後だったので申込みました。

 以前珈琲の淹れ方を他で教えてもらった時より、すごく手軽で身近なものに感じました。

 せっかく習っても、実践しないと美味しく淹れられないのでチャンスを見つけて時々淹れてみようと思います。

 十数年前、珈琲の淹れ方にかなり凝ったことがあって、本を何冊か買ったり、テレビで珈琲の特集があると録画し何度も何度も見ながら実践したりはしていたのですが、最高の味というものがよくわからず、8割の味が出るというコーヒーメーカーに頼るようになってしまいました。

 今回数人分のコーヒーを比較的短時間で淹れられる方法も知ったので、コーヒーメーカーより美味しいと自信をもてるようになったら、上手に淹れられるようになったら、教室でも実践したいと思います。

 久しぶりの講習会。しかも会場で思いがけなく友達と会って楽しい時間を過ごせました。

 講習会には、マイカップ、マイフォーク、マイスプーンを持参するようになっていたのもエコが好きな私にとってはうれしい企画でした。


会津の米粉でパン作り

2008-09-18 | 試作

 10月の予定に考えていた、米粉入りレーズン食パン。予定を変更して『米粉レーズンパン』にすることにしました。

 何が違うかというと、小麦粉に何割かの米粉を加えたパンの予定を米粉100%のパンに変更したのです。

 実は、一昨年も米粉パンを実習したことがありましたが、パン用の米粉って特別なので業者から特別に25Kg取り寄せてもらったパン用米粉を使用して講習をしました。

 米粉パンは1次発酵なしという手軽さもあって生徒さんに25kgあった残りのパン用米粉を有料でお分けして好評だったのですが量を限定しすぎて10㎏も残ってしまいました。単純に次の月にまた声をかければ完売したはずなのですが、無理に押し付けるみたいになるのが嫌いなのでそのままずっとあり、期限がとっくに過ぎてしまいました。

 だから、会津で手に入らないものを買うのはやめようと思って、スーパーでも買える上新粉で米粉入りパンの講習を計画していたのです。

 ケーキ用米粉は和菓子で使う上新粉よりきめが細かいと使えるのですが、パン用は米粉の中に小麦グルテンを添加しないと全く膨らまないのでパンにならないのです。

 でも、会津ではグルテンを添加できる製粉所がないために日本で数箇所しかない業者で加工したパン用米粉を取り寄せないとパンは作れないので会津では業務用を取り寄せるかネットなどで他の地域から購入するしか方法はありませんでした。

 聞いた話ではもともと、ある大企業がグルテン入り米粉を開発して、他の米粉では作れない米粉パンを広めるのが目的だったとか???(はっきりした内容を覚えていませんが…)

 小麦アレルギーにも安心…と売っているパン屋さんもありますが、本来は小麦グルテンを使っているので同じはず、小麦グルテンを使っていないパン用米粉があるかわかりませんが、本当に小麦アレルギーなら勘違いしているパン屋さんもあるかもしれないので食べる前に調べてもらった方がいいかもしれません。

 …ところが先月、旦那さまがある雑誌に「喜多方の人が米粉の事で載っていた」と私に見るために買ってきてくれました。

 数年前から米粉に興味をもち、米粉やだんご粉でたくさんのレシピを作ってきた私でしたが、会津の米粉にこだわって作ってもざらつきのあるお菓子ができたり、パンは一切つくれないので無理、と思っていたので興味がありませんでした。

 でも、せっかくだから読んでみようと読み始めたら…会津のお米でパン用米粉を作っている人が喜多方にいるということがわかり、しかも一般向けに売られていることを知り、会津の米粉を使ってパンが作れると言う事を初めて知りました。その雑誌のよると、自分で作った米を他の地域の製粉業者で、お菓子用とパン用に製粉してもらっているということです。

 でも、連絡先も販売している場所もわからない…。ネットで検索しても一切情報なし。

と思っていると、またまた運よく情報が…。たまたま米粉のお菓子講習の相談にきてくださった方の会話から、販売店を知ることができたのです。

 …ってなわけで、さっそく買いに行きましたが在庫がなかったので4kg注文して、改めて買いに行きました。

 値段も聞かずに買ってしまったので、思ったより高かったのですが、会津産の米粉でパンの講習ができるなら私にとってはすごく嬉しい。この米粉なら、教室で講習しても会津で誰でも買いに行く事ができる。

 と言うわけで、午後の講習がなかったこの3日間なんども試作しました。

まずは、米粉レーズン食パン。

米粉パンは以前にも講習したので、その要領で作ったものの、米粉の種類やメーカーによって全然違いました。途中までは。どんどん発酵していったのですが、まだ食パン型の7分目まで膨らんだとこらから、ほとんど発酵しない。おそるおそる触れてみると、発酵オーバーになっていました。当然焼いたらそれ以上にへこんでしまい、失敗。

食パンにするには配合を変えるしかない。それより、実習時間内に焼き上がり、人数分にカットするのはかなり難しいと思い、次にに米粉レーズンパン2年前講習した米粉パンのレシピで作りました。

配合が合わなかったのか、なかなか膨らまず小さくてずっしりしまったハードなパンになってしまいました。パン用の米粉といってもメーカーによってかなり違うようです。

3回目に配合を変えてレーズンなしで作ってみて、前回の教訓も加え、発酵を長めに設定…。すると、今度は思った以上に膨らみ、気がついた時には発酵オーバー気味。そのまま焼いたら少しだけ縮んでしまいました。ところが、そのパンは触ってみるとふわっふわっ。次の日になってもふわふわのままでした。ふわふわなのに食べるともちもちなのが米粉パンの特徴。

でも、一昨年購入したパン用米粉で作ったパンとは見た目が全く違う。一昨年は見た目が小麦粉で作ったパンと変わらずに食べてもちもちだけど、小麦粉で作ったパンとあまり変わらない気がしたのですが、今回は明らかに違いがわかります。今回の米粉パンの出来上がりは不格好になってしまうのですが、米粉って感じがします。なんとなく自然っぽい感じでした。

そして、今日はレーズン入りで昨日の配合で挑戦。昨日より発酵時間を少なめにしたのですがそれでも発酵オーバー直前といった表情。そのまま焼いてみると、オーブンの中では膨らみも縮みもしないでそのままの大きさでした。ふわふわに仕上がりましたが、昨日のパンの方が柔らかいみたい。

まだ、試作は必要なものの。会津の米粉で講習できると自信を持てました。

実は以前、出張の教室で米粉のお菓子を講習したときに、そのときの担当者が

「米粉は国産だからいいですよね」と言っていたので、うなずいてしまいましたが、実は心の中で「業者から買ったこの米粉、本当に国産なのかな~」と感じていました。

外国からお米を輸入しなければいかないこの時代、米の加工品として米粉こそ外国産が使われる事が多いのだと思います。そのとき講習に使った米粉に原産国とか書いていなかったので、国産だと信じたいと思いますが、どうなんでしょうか???

とにかく今、ニュースを見ていると米粉に不安を感じる時期だと思うので、今こそ安心な会津産の米粉にこだわった講習をしたいと思います。

今回購入した米粉ちょっと高めですが、実習時にその米粉を欲しいという方が多ければ業務用サイズの20kgで購入してお分けすることもできます。

一昨年のこともあるので、あくまで実習してからまとめて購入するか、直接 販売店に買いに行っていただくか決めたいと思います。

米粉パンに興味のある方、グラハムパンに興味のある方、レーズンパンに興味がある方がいらっしゃったら是非参加してください。


2008秋のキッチン

2008-09-07 | カントリーキッチン

先月末に模様替えした教室です。Sany0066Sany0762_3

 前回のブログでも紹介しましたが、今回は秋がテーマでリネンを取り入れた今風キッチン...のつもりです。

 参加してくださる方のお楽しみ...とも思ったのですが、参加したときにこだわりの小物達の秘話がわかったら、楽しいのでは?と思い、さっそく写真をアップしました。

 そういえば、ブログを始めたきっかけのひとつにこんなカントリーキッチンストーリーも書き込みたいな~と思っていたのに載せるタイミングが難しくほとんど、書いていませんでした。

 ...というわけで、ちょっと解説させていただきます。

 リネンを取り入れてといっても、時間がなかったので手作りしたのは、カーテンだけ...小物は全て持っていたものを使用したので、自分の持っているリネンの小物を中心に飾ってみました。

 エプロンとトートバックは前回のブログで紹介したとおりで、棚に飾ってあるティーコゼは、rikaさんに作っていてだいたものです。...というか、リネンと言っても実はほとんど持っていないのでお気に入りで今回のイメージに合うものを利用させていただきました。

 今回手作りしたカーテンのうち、1番お気に入りは食器棚上の のれん型のカーテンです。

レースっぽいデザインのインド綿とリネンの組み合わせ、かなり短時間で仕上げたので雑で長さも長かったのですが、リボンの縛り方でごまかして、ぎりぎりの長さでしたがそれが逆によかったかも...。

写真にはありませんが、作業台下のカーテンはチェック柄のリネンの布1枚だけで作ったので一番簡単にできました。

そして、カフェカーテン。すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、前回のブログに載せたカフェカーテンは、嫌いではないのですが、今回の秋のテーマや他の小物の色の調和が合わないため作り直してしましました。作り直そう...と思っても時間がないと思っていたら昨日仕事に行く前にいつもより余裕があったので朝の30分で仕上げました。雑すぎですかね

 結局、一番大変だったのは、今回のテーマに合わなくてやめたカフェカーテン。それは、また別の機会に使います。

 それから、食器棚の上にのせた鍋&やかん。今回のイメージとして浮かび上がり、蔵にしまい込んであった30年以上前!?のいただきものを飾りました。その時代きっと銅製品が流行ったんでしょうね~。実は数年前、蔵の中のいただきもののお荷物をかなりリサイクルショップに出しましたが、この銅製品は憧れでもあったので売らずに残しておいたものでした。

 そういえば今日、生徒さんに「どうすると、銅の鍋があんなにきれいに輝くのですか?」と聞かれました。...コツは、使わない事です。今まで袋に入っていたんですから当たり前の事でした。

 他に食器棚上のバスケットと窓の下の手提げのかご。どちらも実家の店で以前売っていたもので、壊れて売れなくなったものです。大きな棚の上にある虫かごは、現在の店の品物をお借りしてきました。そのとなりにあるのは、ナプキンリング?に似た藤で編まれたものです。これもかなり昔に店で売られていたものの残り。紐で吊り下げられて店の倉庫(...というか廊下)に吊り下げてあったものが気になってもらってしましした。バスケットもその時代に売られていたものです。

 今回飾られたカップ&ソーサーもその時代のいただきもの。柄がとってもアンティーク風なのが気に入って飾ってみました。その時代、家には他になかったそのカップ&ソーサーがとっっても貴重でもったいなくて、お客様用(...といって普段日本茶なのでめったに登場しませんでしたが)でとっても高級なもの...といったイメージでした。そのカップを使ってみたくて飲んだティーパックの紅茶がとっても贅沢に感じていました。

 自分で書いていて、今更思ったのですが今回は今風がテーマですが、小物は1970年前後のものがかなり多く取り入れられています。

今風=自然素材を生かしたシンプルナチュラル。古いもの、自然のものを活かす。

だと私は、思っています。

 ...そして今回のイメージにたくさんつかった緑色になった秋のあじさい。

とっても素敵になりました♪

...と思ったら、飾りつけして2日後に出勤し、その棚をみたら...全部、しおれていました。

 そうそう、模様替えした日は雨だったのに摘んできて、飾った状態で乾燥させようと思ったら、ダメでした。

 とりあえず、小さくなったのも同士をまとめて飾りごまかして、庭に残っていたあじさいを全て摘んできて、今度は、少量の水に挿して立ち枯れをさせようと再び挑戦したのですが…。

また枯れてきたかも。収穫の時期が早かったのですが、晴れが続かないのも悪いのかも。とりあえず、今のところなんとか飾っています。ただ、一番立派なあじさいが上手く乾燥しそうな感じなので、それに期待したいと思います。

 写真では、わかりずらいかと思いますが、棚の下から2段目のあじさいの奥に飾られた柏の葉の形の陶芸品3枚…実は、私の作品です。市で主催する陶芸教室に参加したとき、遅れて参加してしまい、作り方の説明を全く聞く事ができませんでした。しかも、初めてなのにテーマはなく自分の好きなものを作る。全くわからないのに、生徒が多くてとても先生に聞く状態ではありませんでした。ということで、渡された資料に書いてあったアイディアを真似てみましたが…どれも実用的ではなく、恥ずかしくて使えない。その時の一部を今回部屋の飾りに使ってみました。飾りにしたら、陶芸の味わいがさりげなくてなんとかさまになりました。

 それから、今まで秋のキッチンのたびに何度か登場している。アメリカンチック!?な人形。日世というソフトクリームメーカーの講習会に参加したときにいただいていたものでその名も『ニッ君とセイちゃん』。プレミアが付くのでは?と思うほどにかわいくて、お気に入りです。

実は専門学校時代 大阪で、日世の会社で経営しているショップでバイトをしていたので、懐かしく愛着があります。ソフトクリームの他、たこ焼き、お好み焼き、焼きそばを作るバイトでした。その時、一緒に働いていた私と同じ年齢の女の店長がソフトクリームを巻く高さが世界ーでギネスブックにのり、ちょっと話題の時期だったという思い出があります。(かなり余談ですみません)

流し台の上に飾られたリースは、8月のパンコースにいらっしゃった方は覚えがあるはず…。

そのまま、活かしてみました。

長くなりましたが、今回のキッチン秘話でした 


模様替え

2008-09-01 | カントリーキッチン

 29日~今日まで教室が4日連休になりました。

 そのうち、30日は教室の模様替えの為に出勤し、教室のキッチンを夏から秋に???イメージチェンジしました。

 7月の最後のブログで

「秋のキッチンはリネンを多く取り入れて今風のキッチン作りに挑戦してみようと思っています。」

と書いてしまったのですが、実は何も全く考えてなくて…とにかく、今までの秋のキッチンと一味違った今風シンプルスタイルにしようとだけ、心に決めて模様替えしました。

 そして…リネン。

8月の休み中に作ろうと思っていたけど、そんな時間もなく、少しあったとしても教室のキッチンの窓に合わせてみないと、寸法もイメージも浮かばなかったので全くなにもやってしませんでした。カーテン以外にもリネンを取り入れたいと思いつつも、結局イメージが浮かばず、rikaさんにまた何か作ってもらおうと思っていたのに、時間だけ過ぎてしまいました。

 とりあえず、部屋の飾りに友達から最近もらった綿麻リネンのエプロンと以前リュミエルで買った、deux coeurのトミーさんのトートバックを飾らせていただきました。(rikaさんは、トミーさんと2人でdeux coeurという名前で活動されています。)

 でも、カーテンを替えたくて、午前中は徹底的に模様替えをして、午後からカーテン作りをしました。一番大きな窓まで手をつけられなかったので、その他の2つの窓とパン捏ね台として使っている作業台(隠し流し台)の目隠しカーテンの3つを作りました。

 …といっても、そんなに時間がなかったので、時間内に食器棚脇の窓の1箇所だけ完成させ、流し台の窓と作業台のカーテンは、布を裁断して家に持って帰りました。

 今回は、秋、シンプル、今風、リネンを取り入れて…。のはずが、持っている布を組み合わせて作ったら、流し台前だけが、かわいくなりすぎでイメージが変わってしましました。

 リネンと言っても、カーテンにはもったいないので綿麻混の生地ですが、今回はインド綿をメインに綿麻リネンを少し組み合わせました。それが、2箇所同じインド綿を使ったはずなのに、ぜんぜん違う

 なんだか、このままスカートにしたら、アキバ系の女の子が履いてそう???なくらい、レースをつけたらフSany0752_5リフリになってしまいました。

 このカーテンが部屋のイメージチェンジしたキッチンに合うかどうかすごく心配です。

 果たしてどうなるか…。教室に来た際にご覧ください…。