お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

タオルハンガー

2009-02-28 | インポート

Sany0428また、またdeux-couer(ドュ.クール)のrikaさんから作品が届きました!!

今回は、タオルハンガーです。

今まで使っていたうさぎのタオルハンガーがヨレヨレになってきたので取替えたいと思い、お願いしました。

自宅用と教室用とふたつ作ってもらったのですが、どちらも素敵で悩んだ結果、教室用に花柄とレースの乙女バージョンにしました。ボーダー柄もすごく素敵です。

rikaさんのブログでも写真が公開されています。(写真が素敵だと実物と同じように私の写真より素敵に見えますヨ↓)

http://rika884.exblog.jp/d2009-02-23

http://rika884.exblog.jp/d2009-02-25

いつもrikaさんが作ったことがないようなものをお願いしてしまうので、いつも悩ませてしまします。

今回は、私がプラスチックのタオルハンガーでもなんでもいいのでカバーをつけて...なんて言ったので余計に悩ませてしまったみたい。でも、さすがrikaさん。こんなに素敵な雑貨のハンガーを見つけてカバーをつけていただきました。

私が作ったら、前のうさぎのタオルハンガーと同じようにプラスチックなんかのハンガーやクリップにカバーをつけたと思うから...。

deux-couer(ドュ.クール)の作品は、教室でもとても人気です。

今度、教室や竹籐のお店でも少し商品を置かせてもらえそうなので、楽しみです


とら焼き

2009-02-26 | 試作

 まだ、試作は続いていました。

今日は、どらSany0418焼きの時の2品目。『とら焼き』を作ってみました。名前が似すぎてわかりづらいかも。別名『東雲』とも言います。明け方の空に浮かぶ半月にかかる雲と見立てて名づけたられたそうです。

いずれにしても、横に流れる模様にしなければ、いけないのに縦にしてしましました。一度作ってみてわかったので、今度は横になるように修正したいと思います。

今年は丑年だけど、来年の寅年には和菓子コースはないので今年のうちに覚えていただいて、来年のお正月に作るのもいいかもしれません。

この前の試作品、『とら皮草紙』より、ずっと簡単できれいにできるのでこのメニューに決めようと思います。どら焼きより簡単です。

 まだ、まだ作ってみなけれないけないものはたくさんありますが、とりあえず切り替えて予定表作りをしたいと思います。


応用コース試作品

2009-02-24 | 試作

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チーズスティック2種メインメニューは、コクと風味にこだわったチーズケーキ。クッキー生地とベイクドチーズの組み合わせ。

メインのチーズ生地は、私の大好きなベイクドチーズの配合。今まで作ってきたよりも、少しあっさり生地にしてみました。

ブルーベリーレアチーズは、とにかく簡単にこだわってみました。どちらのチーズケーキも大好き私はチーズケーキ自体が大好きみたいです

それから、パイのお菓子の実習は『ガレットデロア』 

2年目の応用コースで『ピティビエ』を実習しましたが、ほとんど変わらないアーモンドパイ。

大きな違いはデザインのみ。下の写真左から、『ガレットデロア』『ピティビエ』『コンベルサッション』今回、どのデザインにしようかと思い、3種類作ってみましたが他にも『ヴォロウバン』など、これと同じお菓子がフランス伝統菓子の中にはまだあります。

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名前とデザインが変わっただけで中身が同じなんて、フランスって変。と思ったこともありますが、よく考えてみれば日本のクリスマスケーキ、誕生日ケーキetc ...は、同じケーキで人形が変わるだけ。それからすれば、名前とデザインが変わるなんておしゃれだと思うようになりました。つまり、日本のいちごショートのように親しまれているフランスの定番お菓子です。Img_6442

パイの2品目は、くるみサンドパイ。

ミンスミートやバナナなど、いろいろ試作してみましたがくるみが一番美味しく好評だったので決めました。胡桃の甘いフィリングがお気に入りです。

4月はスフレロールケーキにすることにしました。

今年度の1Img_6466月の応用のImg_6536_2スポンジとは違うP1130323特殊な製法です。バターと水分を多めにつかうので、しっとり、しかもふわふわ。

珈琲、抹茶、紅茶の3種のスポンジで試作してみましたが、紅茶がメインで 2品目珈琲の2種類のスフレロールでいこうと思います。軽いクリームをたっぷりでいこうと思うので紅茶のロールはまた、新たに作ってみようと思います。

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キャベツシューの時の2品目のお菓子は、ポンデケージョ。

本来、タピオカでんぷんで作るお菓子ですが、スーパーで買うことができる。家庭に常備している事が多い、身近な材料でアレンジします。

広報紙にもこのお菓子を掲載した事がありますが、それは簡単バージョン。実習は本格的な作り方なので次の日になってもしっとりもちもちです。

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今、話題のお菓子と言ったら生キャラメル。

だから、キャラメル味のお菓子が全体に人気です。そこで私もキャラメル味のケーキ『塩キャラメルとくるみのケーキ』を作ってみました。スポンジはくるみのダックワーズ生地で生キャラメル味のクリームで仕上げ。注目されている塩味も効かせてみました。飾りにも生キャラメルソースを使っています。

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タルトのお菓子も今までたくさん実習してきましたが、チョコ味はやっていなかったのでチョコを使う事にしました。

ガナッシュのタルトもありますがくどすぎて私があまり好きではないので、チョコ味でくどさを抑えてなめらかになるようにチーズと組み合わせた『チョコチーズタルト』にしてみました。苦味が利かせた、ちょっとビターな大人の味です。

P1130316P1130313基本コースでプリンを実習する月の応用コースのメニューは、けっこう悩ました。今まで、プリンはいろいろやってきたのでどうしようかと。

そこで、原点にもどり専門学校時代のノートを見ていたら、フランスの冷菓『ブランマンジェ』に目が止まりました。専門学校で実習した懐かしいデザートですが、教室ではメニューに入れたことがありませんでした。正確には、過去にブランマンジェは実習したのですが、それはイギリス式のブランマンジェ。でも、本当に美味しいのはフランス式のブランマンジェなんです。白い食べ物という意味を持つこのデザート。イギリスは牛乳をコーンスターチで固めるてソースをかけるのですが、フランスでは、アーモンド、ココナッツ、ピスタチオなどのナッツの絞り汁を使うのでコクと風味があってとってもまろやか。アングレーズソースも作って、仕上げてみましたがとっても相性がよく懐かしく、忘れていた美味しさを思い出しました。『アーモンドのブランマンジェ』と『ココナツのブランマンジェ』の2種類を実習したいと思います。


新作和菓子

2009-02-22 | 試作

   とうとう、試作休暇が終わってしまいました。

 今回は、休みに入る前にほとんど内容を考えていなかったため、試作する時間よりメニューやレシピを考えている時間が長かったため、ブログに時間をかけれなくなってしまいました。

 休みの最初から最後まで、本当に試作、試作、試作...の毎日でした。

そんなわけで今回は、今までに教室で実習していなかった和菓子を のせたいと思います。

Img_6375 まずは、『きんつば』です。本高砂屋などが有名だと思います。

きんつば と言ったら、会津の人は大判焼きのことを言う人も多いと思います。実はこの『きんつば』のことを会津では『みめより』と言うそうです。

若松は、他の地域より人口の割りに和菓子屋さんの数が多いようですが昔は、町ごとに有名なお菓子があった???とか聞いたことがあります。そして、この『みめより』が実家のある一之町通りの人気の和菓子だったらしいです。「実家でお菓子屋をやるなら、『みめより』を...」と言われた事がありましたが店を出す気がなく、今の道に進んでいますが...そんな思い出のある一品です。

Img_6512きんつばは、ちょっと時間がかかるのでメインのメニューに同じように焼くお菓子と考え、『茶通』を作ってみました。

何度も食べた事があるお菓子の食感。確か いわきで有名な じゃんがら  の味と食感です。

今回いろいろ作った和菓子の中でも、私が好きな一品です。

Img_6395 何度も作り直し、なんとか完成した『しぐれロール』です。京都のお土産の観音ロールだったかな???を意識して作ってみました。

一昨年実習した、『村雨』と似たオリジナルの1品です。家庭の道具と会津で買える材料では無理と思っていた和菓子を昨年、完成させたので形を変えて再度挑戦したところ同じ方法では難しく、新たなオリジナル製法を考えたところ、失敗し3度目にようやく形になりました。

一昨年、村雨を実習した時に「簡単で美味しくて気に入ってよく作っています」という方がいらっしゃImg_6521ったので、新たなバImg_6526ージョンで実習したいと思います。

しぐれ続きで『きみしぐれ』と『抹茶しぐれ』も作ってみました。

白あんの表面に、蒸して割れ目を入れるお菓子です。

作り方はとても簡単なのですが、奥は深くベストな状態に仕上げるのには、固さとタイミングがとても重要で意外に難しい。なのに、味は...あまり好きではない。しかも教室で3人以上の時の道具やタイミングを考えるとかなり難しい。という事でたぶん、これを実習してもあまり家で作る人はいないかも...と思い、こちらは実習しない事にしましたImg_6388

これは、『おぼろまんじゅう』。会津ではあまりみかけませんが、とても簡単に作れます。

かりんとうまんじゅうにも挑戦してみましたが、そもそもかりんとうまんじゅうは、家庭用では手に入りにく特別な材料を使っていることが多く、何度か挑戦しましたがあの味を出すのが困難だったので諦めました。Img_6444

  こちらは、『そばまんじゅう』。

そば粉でお菓子を作りたい。という声があったので作ってみました。

Img_6434ついでに『そばぼうろ』も作ってみました。

懐かしのお菓子と言った素朴な味です。

どら焼Img_6516きのバリエーションと思って作った『とら皮草紙』という和菓子ですが、型がなく焼いたので高さを均等にするのが無理かも...。

味は、我が家では好評であっという間になくなってしましました。

形を変えてとImg_6515ら皮の他の形で挑戦しようと思います。

『黒糖カステラ』も作ってみました。

今まで実習したカステラの配合の一部を変えて、とてもしっとりした仕上がりに完成させることができました。底には懐かしの砂糖のジャリっとした感じを加えてみました、我が家でかなり大好評。これも作ったの?と言われるくらい完成度もバッチリでした。

Sany0399カステラの時の2品目として、『小倉カステラ』も作ってみました。

黒糖カステラとは、材料も作り方も全く違います。こちらの方が失敗もなく簡単です。

2品目には、マラーカオ(中華風蒸しパン)もいいな~と思っていたのですが、小倉カステラも家でかなり好評だったのでこれに決めようと思います。

Img_6479これは、こなし生地を使った上生菓子です。

今まで実習していた練り切りの上生よりとっても簡単。

しかも、食感もあまり変わりません。着色料は赤のみ。自然の色にこだわって作ってみました。

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最後に『かりんとう』。

実習、希望者がいらっしゃったので一応、作ってみました。

シンプルな かりんとう です。味は、良かったのですが揚げ物はなるべく避けたいし...市販品に慣れすぎているかりんとうだけに難しい。保存状態によっては時間が経つとべと付いてしまうので、実習するかしないかは、考え中です。

他には包み外郎生地の上生菓子。写真をまだ編集していませんが、定番の青梅の他に、ちょうちょ などを新たに加えてみたいと思います。

 


続いちごみるく

2009-02-16 | 試作

 どれから、書いていいかわからないほど毎日たくさん試作しました。

とりあえず、Img_6428いちごみるくのその後...。

今まで考えていたパターンを大きく変えて、4月のメニューではなく3月のメニューにしました。

つまり、基本コースでいうシャルロットケーキに近いパターンで、スポンジとババロアの組み合わせ。

試作でスポンジの大きさなど改良は必要ですが、今までで一番ミルキーな感じの味になりました。

それから、いSany0204ちご みるくゼリーは簡単ヘルシーコースの時のレシピの一部を変えて前回作ったのですが、私のお気に入りのレシピと違う事がわかりました。

お気に入りのレシピのはずが、味覚が変わったかな~とか思っていたけど、全く違うレシピだったことに気が付いてちょっと安心。

ずっと作っていなかったけど、このゼリーやっぱり大好きです。

それだけ、簡単ヘルシーコースのときは味よりもヘルシーを意識しすぎてしまったんですね。

ゼリーというにはもったいないくらい、ちょっとぜいたくな材料をふんだんに使うミルキーなゼリーです。


バレンタイン?

2009-02-14 | 試作

 ずっと、試作試作の毎日ですがなかなか進まない。

そんな中、今日のバレンタインデーに合わせてチョコレートのお菓子を試作しました。

ショコラオランジェとチョコレート細工の飾りとキャラメルトリュフを作りました。

ショコラオランジェ土台は、昨日作っておいたのですが、飾りを載せて写真を撮ろうと今日の為に隠して!?おきました。

Img_6412 チョコレートクリームとオレンジクリームのケーキです。

飾りの薔薇もチョコレートで作りました!!

こちらも実習したいと思います。

Img_6400_2

あとは、ミルクキャラメルトリュフです。

実は、バレンタインに合わせたはずが...

旦那さまは、インフルエンザで寝込んで、チョコどころではありません。

でも、今日は少し落ち着いたらしく、チョコレートの薔薇だけをハートの器に入れて夕食後に持っていきました。

「これは、チョコ以外に油分が入っていないから、食べれるかな~と思って、でも無理しないで飾っておいてね」って

そしたら、全部食べてくれました。

今まで、インフルエンザの怖さを知らなかった私...。なんだかこのケーキを見るとインフルエンザを思い出しそうです

...と言っても私が思い出すだけで、食べてもインフルエンザにならないので安心してください。


続生キャラメル

2009-02-11 | 試作

   ブログに書きたいことはたくさんあるのに、なかなかパソコンに向かわない日々...。

試作も再起動して、順調にすすんでいます。

 試作のお菓子を載せる前に生キャラメルのその後をちょっと...。

実は先週、花畑牧場配合の生キャラメルを作った次の日に とろける口どけ という気になっていたキャラメルの配合を自分なりにアレンジを加えて作ってみました。

 花畑牧場のキャラメルとは大きく違う配合です。

Photo_2再結晶化しにくい配合なので作りやすいと思っていたら、思っていたより作りにくく結局花畑牧場のものより若干ですが固くなってしましました。

口に入れると溶けるのは花畑牧場配合キャラメルと同じだけど、その食感が全く違います。

 実際、これだけ食べたら美味しいと思うほど味はいいのに、なめらかさ、口どけ、舌触り、風味、味...比べてしまうと、どれもやっぱり花畑牧場配合の方がずっとよかった。

 しかも、花畑牧場配合の方が柔らかかったのに同じ環境で置いた時に後で作ったものより他のキャラメルとくっつきにくい。

 いずれにしても生キャラメルを作るのに30分くらい混ぜ続けなければいけなくて、混ぜ方や火加減も注意しなければいけない...。

 実際、講習でやるに混ぜてるのをずっと見てもらうだけならいいけど、混ぜてもらってベストな状態にするのは、火を止めるタイミングにしても混ぜ方にしてもかなり難しいような気がしてきました。

 今のところ新年度のメニューからは、外す予定ですが花畑牧場配合の生キャラメルは、前回の反省を生かして再チャレンジして、もっと本物に近づけてみたい...とやる気は十分です。

 人気があるのがわかるくらい、また食べたいと思うのはやっぱり花畑牧場配合の生キャラメルでした。


会津産米粉

2009-02-09 | おすすめ情報

 最近、会津でも米粉がかなり注目されるようになりました。

 あちこちのスーパーでケーキ用やパン用の米粉が売られるようになったし、会津のお米をケーキ用やパン用に製粉する動きも多くなったみたいです。

 去年、教室で使った会津産米粉も、想像以上に好評でした。

 残念ながら、会津の製粉所では上新粉程度の粗さにしかならないため会津のお米は、今まで和菓子用にしか使われていなかったので他の地方に送って製粉加工してもらう方が増えているようです。

 この前、頼まれた喜多方の米粉の講習では、当然喜多方の米粉を使うのかと思っていたのですが、北塩原の米粉を使用しました。

 これから販売する予定で今のところ、直接問い合わせで購入したり、会社などで使ってもらって広めたりしているようですが『パウダーライス』という名の付いたこの米粉。驚くほどキメが細かく、少し水分が多めでこれでケーキを作ると本当に薄力粉と同じようにざらつきのないケーキができるんです。

 実は、今回の講習の前に偶然、教室の生徒さんから1袋いただいていてこの米粉のことは知っていました。価格は、前回の喜多方の穴澤さんの米粉よりは少し高くなるらしいのですが、米粉らしくないきめ細かいケーキの仕上がりには喜多方の講習でも大好評でした。

 上新粉でも滑らかにできる和菓子、ケーキ用やパン用米粉を使う事によってざらつきが気にならない洋菓子、パウダーライスを使わないとざらつきが残るお菓子...。米粉のお菓子といっても種類によってさまざまですが、ざらつきが気になっていたバターケーキがしっとりなめらかに仕上がったのには、びっくりでした。

 販売用に袋詰めしているところは今のところこの喜多方と北塩原の2箇所らしいのですが、会津のあちこちでケーキやパン用米粉に製粉をするところが増えてきているようです。

 もっと、もっと米粉の洋菓子やパンが一般に広がると専用の製粉機の価格や製粉料も下がって、地元産の米粉が身近なものになると思いますが、この米粉ブームこのまま続くかはわかりません。

 喜多方での講習をきっかけに他でも米粉のお菓子の講習を頼まれました。

今年は今まで以上に会津で米粉が注目される年になるような気がします。


出張教室

2009-02-07 | インポート

 昨日、今日と2日連続で出張教室がありました。

休み中で教室の部屋で準備する時間がないことがとっても大変した。

今日は、県民共済会主催(あしすと協賛)で市の勤労青少年ホームでのチョコレートのお菓子作り教室。

昨日は、喜多方農業普及所主催の米粉のお菓子作り教室。

そちらも募集の時点から大好評だったようで、定員を超える1回に30人以上の参加者でテーブルが間に合わない程、ぎっしり...状態の実習でした。

 青少年ホームは、長く料理教室に通ったので慣れた調理室で安心でしたが、2種類のケーキをそれぞれ2つずつお持ち帰り...ということもあって、30人分を作るのに3人で1本づつロールケーキを作らなければいけないという大変な状態。

 それでも、やり慣れた場所という安心感と何度もお世話になっている主催者のスタッフがいる環境はとても心強いものがありました。

 喜多方の米粉教室は3テーブルしかないため1テーブル10人以上での3品のお菓子作り。

 どちらもとても好評で終わる事ができました。

 本当は、喜多方の教室の前日に2日分の道具や材料を取りにに行く予定でしたが、前々日に若松に行く予定ができたので、ついでに教室に寄り、道具を揃えて帰りました。その日まで予定が狂うような忙しい日々が続いたため、考える暇がなく全ての講習の流れや道具を把握できないまま道具を揃え、計量は全て家でするしかない状態だったのですが、忘れ物があったりとかなり大変でした。休み教室から自宅まで約23㌔離れているので、ついでの時にしかいけず、教室の場所で準備のできる時間がないというのが今回の講習の大きな欠点でした。

 他にもいろいろ出張教室を頼まれていているのですが、今まで受けていた教室と主旨が違う教室もあり、これでいいのかな~と考えてしまいます。

 そんな出張教室の他にも今回は、いろいろ急な予定が重なり、酒粕酵母食パンとブルーベリー食パンを比べようと思い発酵させ、タイミングを合わせて焼こうとしたものの焼けなくなり、冷蔵庫に入れて発酵を遅らせたけど、家の台所を使っていい時間を過ぎてしまい、結局次の日の朝みたら、発酵オーバーになってしまうなんていうトラブルも...。

 こんなに直前に予定が入るなら、休み前半に試作より準備していたんですが...ちょっと失敗。結果的には、問題なくどちらの教室も成功に終わったのですが、家での作業できる時間が限られているのでもっと早くから考えておけば良かったと後悔の出張教室でした。 


お祝いケーキ

2009-02-04 | お菓子作り

旦那さまの知り合いから結婚祝いのケーキを頼まれました。

それも、前日...。

休み中なので時間はあるのですが、道具がありません。

式ではないのでそんな大きなケーキもいらないようなのですが十数人集まるお祝いの場に、家に唯一ある5号(15㎝)の丸型ではいくらなんでも小さすぎる。

でも、若松まで取りに行くわけにはいかないと思い、四角のケーキを作ることにしました。

教室の部屋で作ったら卓上ミキサーもあるし、丸型で作るので能率もいいけど、四角のデコレーションケーキって自分の結婚式くらいしか作っていないので、センスのない私はとにかくデザインを考えるのに悩みました。メッセージも頼まれたのですが、チョコプレートに書いたら誕生日っぽくなるかな~とか。箱もおしゃれじゃないとお祝いの場にふさわしくないけど、そんな丁度いい箱もないからどうしようとか。

 仲間同士の集まりでお祝いをするらしく、「呑んでいるし、そんなにケーキも食べないと思うからそんなに悩まなくていいよ」と旦那様に言われたのですが、作る以上は自分のプライドもあると思い、箱とデザインを考えるだけでもかなり時間がかかってしましました。

 Sany0220 箱は、家にちょうどあったギフトが入っていた箱がちょうどよさそうだったので使う事にして、ラメ入りのシルバーの のり付きシートを買ってきて箱のふたの部分を短くカットし、トレーになるようにシートで前面覆いました。

本来は箱の底だった部分を上面にくるようにし、底が無地のブルーだったのでそれを活かし、残りのシートをカットしてふたもシンプルだけどちょっとおしゃれにしてみたつもりです。

 呑んでいる場なのでケーキは、形だけでいいのかもしれないけれど、期待していない分、サプライズのような豪華さがあったらいいかな~とか思いながら勝手に凝っちゃいました。といっても、これが仕事で教室に通っている時だったら7号のケーキでデザインも定番のいちごたっぷりで、考える時間も箱を作ることも無いので、今回は10倍くらいの時間をかけたかもしれません。

 スポンジ生地は2枚焼き、この中に入るようにカット。26㎝角くらいになりました。

Sany0228

あとは、悩んだ末決まったデザインで一気に仕上げ。最小限の道具でなんとか完成しました。

メーッセージは、チョコプレートをやめて直接ケーキに書きました。

Photo 生クリームで一旦書いてから、その上を自家製のラズベリージャムを混ぜた淡いピンクのクリームでなぞり、立体感と色合いを出してみました。

どうせ、作るなら味にもこだわりたいといちごとフレッシュ生クリームもたっぷり使い、なんとか完成!!

 このケーキの評判がとっても楽しみ

 義母に「風呂敷あるよ。」と言われたのですが、スーパーで大きさもちょうど良く、中身も見えてとっても持ちやすいデザインのダンボール箱をもらってきておいたので風呂敷を使わずにそれに入れました。

 夕方にそのお祝いに出席する事になった、旦那様にケーキを運んでくれました。

...そんなわけで、帰ってきた旦那様。

待っていたのに、ケーキの話をしてくれない...。と思い、自分から聞いてみると。

「車からケーキを運んでくれた人が、ひっくり返しちゃったんだって...すごく誤られてきた」って

そのケーキが箱ごと、テーブルの上に載っていたけど、誰も空けないのにどんななっているか中身を見ることができなかったらしく、夜遅くまで盛り上がっていたので、途中で帰って、その後ケーキを食べたか食べないかもわからないらしい。

 風呂敷の方が良かったのかな~とか、懲りすぎた私が馬鹿みたいとか...かなりショックな出来事でした。

 その後の話で「ケーキ大丈夫だったよ」と電話で聞いたらしいけど...役にたったのかな~???


のり巻き

2009-02-03 | 手作りライフ

 今日は、節分。恵方巻きを作りました。

 嫁ぎ先で4年前に知り合いから頼まれて節分に恵方巻きを買ったことがきっかけで翌年からのり巻きを家で作るようになったみたいです。

 結婚してから、家で何度ものり巻きを作りましたが、実はその前はのり巻きを巻いた記憶がないくらい作ったことがない私でした。(...って言うか料理自体をあまり作らなかった

 嫁いだ年のある朝、突然「のり巻きでも巻こうか」と義母に言われ、心の中で「え???20分もないのに今からのり巻きってできるものなの」と思ってしまいました。そんなわけで全てまかされました。かんぴょうを戻して煮たり、卵焼きを焼いたりするところから始め、すし飯を作って、のりで巻いて、カットして25分くらいで出来た時はなんだか達成感がありました。

 できるかな???と思っていたけど、のり巻きを始めたらけっこう体が勝手に動いたんです。

考えてみれば、のり巻きのコツってロールケーキと同じだった。

カットの仕方もケーキと同じ要領で切れば、とってもきれいになります。

 年に数回しかのり巻きは作らないど、のり巻き作るのってなんだか楽しい

ロールケーキを上手く巻けないという方も、のり巻きを定番メニューにすると、上達するってことかもしれません。

 ちょっとした、お菓子と料理の共通点のエピソードでした。


生キャラメル

2009-02-02 | 試作

 今話題のお菓子と言ったら花畑牧場の生キャラメル。

 来年度のメニューには、キャラメルを使ったお菓子や生キャラメルも加えたいと思っていますが、その試作の前にそうしても作ってみたいのが、花畑牧場のレシピのキャラメル。

 ある番組でレシピと作り方を公開しているんです。...といっても、予告編では知っていたもののその番組がいつやるかさえ、チェックしていなかったのでそれを見なかった私。

 そしたら、旦那様が私に教えようと番組のレシピと作り方をメモしておいてくれました。

 そんなわけで今日、初挑戦!!

 テレビでは、絶対作れるわけないからレシピを言っても大丈夫と義剛さんがレシピを公開していたらしいので、難しいものだというのは覚悟で、作る前にいろいろ考えました。

 鍋の種類、大きさ、混ぜ方、混ぜるスピード、火加減、出来上がりの見極め...。

 実は、以前キャラメルを作ったのは高校生の頃、市販のものとは違う、かちこちのバターキャラメルが出来ました。その後、百貨店主催のケーキ教室でもキャラメルを習いましたが、教室でも出来上がりは同じ。家庭ではこんなものか。市販のものは、きっといろいろ添加物が入ってる入るに違いない...。とか思い、それ以来、家でキャラメルを作ろうとは思っていませんでした。今考えるとレシピもそれなりだったと思いますが、作り方も悪かったのと思います。

 その時よりは、はるかに知識はあるはず。そんな経験があるからこそ、出来上がりのイメージをしっかり考えてからの挑戦でした。

 ...そんなわけで完成品です。Sany0271

結論からいうと...義剛さんの言う事は、もっともでした

絶対、再結晶化させないとイメージして作ったけど、わずかに作っている途中、再結晶化になりかけたし、ここだと思って火を止めた時にちょっと固くなっていたのはわかっていました。 

出かける直前に作って、帰ってからカットしたらイメージより固い...。通常固まりかけにキャラメルはカットするんだけど、そんなに柔らかいなら、後でカットしても大丈夫だろう...と思っていたのですが、固くて切りづらかった。

私は花畑牧場の生キャラメルを食べた事がないのですが、食べた人の感想は、とにかく滑らかで口の溶けが良い。とか、包み紙にくっついているくらい柔らかい。と聞いていたのでかなり違うみたい...。

量もたくさんできて(写真は一部です。)、このできあがりじゃ~ひんしゅくかも。と思ってしましました。

...で、一口食べてみると...。

口の中で溶けました~。おいしいかも~

固い原因は、寒いところにおいたせいだったみたい。その後18度くらいの部屋においたら、室温で固さが変わっていました。

花畑牧場のキャラメルの食感とは違うと思いますが、考えて作ったことだけのことはあるみたい。

多すぎる...と思っていたキャラメルが半分以上あっという間になくなりました。

美味しくて、私もけっこう食べちゃった。

オリジナルのもっと作りやすい生キャラメルを考えて、レシピに加えたいと思うのでまた新たなレシピで挑戦してみます。


いちごみるく

2009-02-01 | 試作

Sany0215  13年度の写真を撮ろうと思って、見ていたらヘルシーにこだわりすぎて味を落としたいちごみるくゼリーを思い出して、お気に入りだったヘルシーにこだわる前のレシピで今度のメニューに入れようと思って作ってみました。

 この下のゼリーがいちごたっぷり使っていてお気に入り。でも、今回は1日に何品も作っていて食べ切れなかったので、2日後に食べました。

そしたら...。あれ?できたてはあんなに美味しいのにすごく味が落ちてる。

ぜいたくな程いちごを使っているのに、香料も着色料も入れないフレッシュいちごを使ったゼリーの味はこんなものかと時間がたって感じました。これをメニューに入れるには改めて改良が必要なようです。

ついでにメインになるいちごみるくケーキを考えてみました。

Sany0239 見栄えも味もいいのですが...。材料費と時間配分を考えたら、採用は難しいかも

このデザインだったら12月。でも、12月はいちごとフレッシュ生クリームだけで1人分の材料費を超えてしまう計算。見本も2品目のお菓子も作らないならなんとかなってもちょっと難しい...。

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そんなわけで、新たに作ってみました。コンデンスみるくをたっぷり使ったいちごみるくケーキ。

本当はサンドを一段にするはずが、いちごがたくさんあったので思わず2段に...。

結局、前回よりも材料費がアップしてしまいました。

時間的には、こっちも方が作れそうだし、このデザインだったら4月に出来そうですが、サンドは1段にしてもう少しいちごを減らさないと無理かも。材料費だけでなく、お持ち帰りようの箱にも入らないほどの背が高いケーキになってしましました。

味は...食べきれないほどの試作にそっくり知り合いの家に持っていってしまったので、端を食べたのですが味のバランスがよくわからなくて、試作の意味が半減してしましました。でも、このデザインだったら、味に間違いはないですけどね。

いすれもメニューに入れるかどうかは今のところ未定です。


バターを使わない焼き菓子

2009-02-01 | 試作

Sany0099Sany0195Sany0162Sany0157_2

Sany0176最近、やっと起動に乗り始めお菓子の試作をしまくっています。

今現在、一番作ったのは『バターを使わない焼き菓子』というテーマのお菓子。ショートニング、マーガリンも使ってないのでとにかく簡単。

そして、素材の味をひきだせるお菓子です。

...ってなわけで、写真左から

ジンジャーケーキ、キャロットケーキ、チョコレートクッキー、チーズのホットビスケット、ビスコッティーです。

まだ、このテーマで作る予定ですが今のところこんな感じ。

ジンジャーケーキとキャロットケーキは、とにかく時間がたってもしっとりです。チョコクッキーは、チョコ本来のカカオバターでさくさく。ホットビスケットは、クイックブレット感覚で簡単ふんわり。ビスコッティーは、ノンオイルで素朴な中にナッツの味が引き立つ1品。

どれも一発OK。...といきたいところですが、作りやすい分量で多くできたり、高さがひくかったり、もう少しこの材料を減らしたらもっと美味しいかも...。といろいろ課題があり、また作らなくてはならないのですが、どれもものすごく簡単でこのままでもいいかも。と思うほどに満足でした。

昨年のバターを使わないお菓子は、ショートニング、マーガリンを使ったりしたので、バターに変えてもいいですか?なんて声もありましたが今回は、バターを使わないからこそ美味しいといえるお菓子だと思っています。それと、昨年のバナナブレットや13年度のキャロットブレットには重曹を使いました。重曹は膨らみが他の添加物が入っていないので安心ですが、素材の味を消してしまい、独特の癖があるので重曹ではなくベーキングパウダーを使って素材の味を引き立てることにしました。

13年度の簡単ヘルシーコースのレシピは、ヘルシーにこだわりすぎて、味を落としてしまったのは事実です。今回は、味もばっりりだと私は、思っています。

ジンジャーケーキは、今年度12月のジンジャークッキーの時に香辛料を聞かせた方が好きだとか、東京で食べたしょうがたっぷりのジンジャーブレットが忘れられなくて作ってみたいとかたくさんの意見があったので、取り入れてみました。以前しょうがの飴をもらって舐めたらすごくまずかったことがあって、ジンジャーケーキなんて作ろうとも思っていなかったのですが、作ってみたらちょっと癖になりそうな味でした。意外に美味しかった。

バターを使わない焼き菓子。このテーマ、まだまだいけそう。とにかく簡単ヘルシーといった感じでちょっと普段のおやつにおすすめのものばかりです。