cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

香港 美食旅7 陸羽茶室

2013-03-16 | 旅(海外)
香港3日目。



中環に移動して

1933年創業、80年続く老舗飲茶でランチ。

古き良き時代の香港の味わいを



前日も飲茶ランチでしたが

美心皇宮とは雰囲気がらりと変わって。



1階は満席だったので2階へ。

こちらも12時前には入店していないと

席の確保は難しいようです。

ステンレス製のポットが野暮ったくていい感じ。

以前は好きなお茶を何種類からか選べるスタイルだったそうですが

今はそのサービスはないよう。

見た目、真っ黒な茶ですが、決して味は濃くなく

何杯でもするするいただけます。



こちらはオーダー式。

漢字の紙メニューの他、日本語のメニューもあるので安心。



上湯鮮蝦雲呑(海老入り雲呑のスープ)、ミンス魚入り大根餅

韮王蝦薄餅」(黄韮と海老の春巻)。




淡水鮮蝦餃(海老蒸しギョーザ)、脯魚蝦燒賣( エビと豚肉入りシュウマイ)。




上湯蝦水餃(海老の水餃子)。




こうやって振り返ると、海老だらけ

香港滞在中、何匹もの海老を摂取してるんだろ。



一通りいただいたあと、お野菜を。

紙メニューにないものは口頭で注文。



パクチョイのニンニク炒め。

青梗菜の一種、パクチョイは中国ではお馴染みの野菜。

白菜の赤ちゃんみたい。

とはいえ、美心皇宮では売り切れだったので念願の♪

クセがなくて瑞々しくて、ニンニク効いてまったり。

美味しいなーー。これ。



モッチモチの鶏粒荷葉飯(鶏肉入り蓮の葉ご飯)。

大きさにびっくり。



これはIさんの熱い要望を受けて

特注したモヤシ炒め。

とにかくモヤシだけ!シンプルに炒めて、と。

結果、黄韮も少々入ってたけどご愛嬌。

こういうシンプルな炒め物、しみじみ美味しい。



醸猪潤焼売(豚レバーのせ シュウマイ)。

レバー好きなもので、思わず頼ませてもらいました。

はさみが一緒に出てきて

どうやら大きなレバーを切るためのよう。

韓国みたい。



もっと野菜を、とカイラン菜のオイスターソース。




どれもしっかりめの味付け、火入れで

これも老舗らしさのひとつ?



余談ですが香港在住のTさん曰く

飲茶レストランで海老好きな日本人のテーブルは白っぽく

モツや肉中心の香港人のテーブルは茶色っぽい、と。

なるほど、おもしろい傾向。



デザートは。



エッグタルトと西米局布旬(サゴプリン)。

サゴ、はタピオカのこと。



蛋黄麻蓉包(胡麻餡と卵黄入りまんじゅう)。
 



奇をてらわない、定番の美味しさ、堪能しました。



そういえば、食事の途中、隣で工事が始まったのか

ドンッドンッと物凄い地響きが。

でも、お店の人も現地のお客さんも動じることない様子。

あの音、1日中続くのかしら、と心配になるのは

私達だけですね。



席を立つと、階段に長蛇の列。

やっぱり、飲茶は早めに入店、がお約束のようです。


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