牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

MIRRORNO EXTRA HARD MINT/ミラーノ エクストラハードミント

2007年02月13日 | 日々雑感
一万円札をくずすため、近くのコンビニにお気に入りのミント「龍魂(ドラゴンソウル)」を買いに行ったところ、あいにく売り切れ。仕方ないので、空き箱のとなりにあった「MIRRORNO EXTRA HARD MINT/ミラーノ エクストラハードミント」を手にとってレジに進むと、提示された値段が398円。キツネにつままれたようなのですが、「“キメ”たい時に艶男(オトコ)のミント」などという少々勘違いなコピーに気をとられ、値札を確認し忘れた自分のせいだと気持ちを納得させ、いつもより足りないお釣りを財布にしまいました。

この高級ミントは、龍魂(ドラゴンソウル)同様、ポテトチップで有名な湖池屋の関連会社、フレンテ・インターナショナルによるもの。

「お洒落に敏感で向上心に満ち、遊びゴコロを持った大人の男性」へ向けたミントタブレットとのことで、マット加工のアルミケース、裏蓋に仕込まれた鏡など、ネタとしては面白いのですが、価格相応のバリューがあるかどうかは微妙なところです。
昨夏にカネボウフーズが、カラダ香るフレグランスガムというコピーで「オトコ香る。」Rose Mentholというガムを発売しましたが、こちらは似たような路線ながらも100円前後だったかと記憶しています。

「大人の艶男(オトコ)」というコピーに違和感を感じつつ、背面の成分表ラベルをはがしたところ、出てきたのは「凸」と「凹」を組み合わせたシンボルマーク。あまりのストレートさに、何だか脱力です。

久慈清商店 (中目黒)

2007年02月12日 | 食べ歩き (その他)
中目黒でランチでも取ろうと山手通り沿いを歩いていたところ、昭和の趣きのアンティークな店構えが目に入りました。看板には「ら~めん」の文字が躍っていたので、自然とのれんをくぐっていました。

久慈清商店」という店で、同じ建物の2階ではジンギスカン屋も展開しているそう。中目黒で飲食店チェーンを展開する企業が母体のようです。

ランチのメニューはしょう油と塩ラーメンと日替り定食、カレーライスが600円、海老ワンタン麺が800円とリーズナブル。
どこか懐かしい鶏ガラスープとの評判のラーメンを食べようかと思ったのですが、となりの人が食べていた日替り定食が気になったので、頼んでみました。

タケノコと玉子の炒めものかと思ったのですが、白く見えるものは、タケノコと細く切った鶏肉でした。肩に力の入らないやさしい味つけで、ホッとする昼のひとときでしたね。

いっぽ (矢来町)

2007年02月11日 | 食べ歩き (牛込界隈)
矢来町の新潮社の手前、「Brasserie Gus/ブラッスリー グー」の2軒となりにある韓国料理屋「いっぽ」に行きました。

間口の狭い店内は、テーブルが3つとカウンターのみのこじんまりとしたもの。老夫婦が二人で切り盛りしていました。
ビビンパやカムジャタン、チジミなどの定番メニューが1000円から1500円前後で楽しめ、ご飯の量や辛さなどの好みにも対応してくれるそう。
まずは手始めにとユッケジャンクッパを頼んでみました。

ただ辛いだけでなく、コクと旨みのあるスープが日本人好みにアレンジされ、とても美味しかったですね。自家製キムチの漬かり具合も私好みでしたので、次回は別のメニューを試してみたいと思います。

Monsoon cafe/モンスーンカフェ (銀座一丁目)

2007年02月10日 | 食べ歩き (その他)
銀座を移動中、急に大きめのファイルを送る用事ができたので、携帯電話で公衆無線LANサービスのHOTSPOTが使える場所を検索しました。

お昼どきということもあり、一覧の中からレストランを確認、G-ZONE銀座(西京橋ビル) に行くことにしました。このビルは、グローバルダイニングが開設した飲食商業施設で、権八モンスーンカフェゼスト キャンティーナラ ボエムの4店舗が営業しています。

その4店舗の中から、ゆっくりノートパソコンを広げられそうだという理由でモンスーンカフェを選択。運良く3人がけの禁煙席に案内されました。

ランチのメニューは、700円の鶏肉のフォーと800円の海老のレッドカレー、海鮮五目あんかけやきそば、焼き豚とパイナップルのチャーハン、鶏肉のガパオ炒めご飯の4種。タイ米が選べるということでカレーを注文。300円をプラスすれば、生春巻、スープ、サラダ、デザートにドリンクバーがついてくるので、迷わずセットにしました。

味はもちろん平均点以上なのですが、びっくりしたのがドリンクバー。コーヒー、紅茶にジュース類だけかと思ったのですが、ハブ茶やローズヒップなどのハーブティーやテーブルワインまで、かなり種類が豊富でした。

マンゴーオレンジジュースの味が濃かったので、白ワインを少量入れたい衝動に駆られましたが、せっかく不必要なアルコールを控えている最中なので、おとなしく氷にしました。

無線LANの感度、スピードも申し分なかったので、銀座界隈でのちょっとしたデスクワークにも使えそうです。

麺や庄の (市谷左内町)

2007年02月09日 | 食べ歩き (牛込界隈)
市谷左内坂にある「麺や庄の」に行きました。

市ヶ谷駅前のマクドナルドの路地を曲がったところで、その昔、カレー「パク森」の本店があったビルにあります。

靖国通り沿いにメニューを解説した看板を出しているので、以前から気にはなっていたのですが、ランチとディナーとの間に休憩時間があったり、夜も比較的早めに閉まるため、なかなか行く機会がありませんでした。

月替わり創作らーめんの「塩伍膳」を狙ったのですが、あいにく売り切れ。気を取り直し、特製つけ麺を注文しました。

つけ汁は定番の豚骨魚介系、麺もそつがなく美味しくいただけました。
味、接客、店内の清潔感、すべて平均点以上なのですが、その一方で、なぜか突出した何かを感じませんでした。

具が多いとはいえ、つけ麺に950円を取るのであれば、他店とは一線を画した絶対価値を出さなければならないのではと思いましたね。

かれー麺 実之和 (青山一丁目)

2007年02月08日 | 食べ歩き (その他)
六本木ミッドタウンでの打合せの後、青山一丁目方面に歩いていると「かれー麺 実之和」が目に留まったので久々に入ってみました。

山王病院より少し赤坂御用地寄りの、都営アパートの1階にあります。

以前、高田馬場の明治通り沿いに店舗があったときには何度か訪れたのですが、いつの間にか閉店していました。本店がこの南青山にあるのは知っていたのですが、クルマで店の前を通り過ぎることはあっても、なかなか行く機会がありませんでした。

南青山の本店は、カウンター中心の高田馬場の以前の店舗とは違い、カウンターとお洒落な背の高いテーブルが中心。黒が基調である点や、昭和を想起させる古いビールびんや看板などのインテリアの方向性は同じです。

メニューを見ると、以前からあるかれー麺やかれーつけ麺に加えて「赤いかれー麺」なる辛口があるので頼んでみました。
メニューには「衝撃の辛さ」「カプサイシンたっぷり」「辛いのが苦手な方は危険なので頼まないように」と書いてあるので、辛いもの好きとしては運ばれるまで、わくわくして待っていました。
待つこと数分、目の前のどんぶりを見ると、いつものかれー麺とほぼ同じ色なので拍子抜けしたのですが、食べ始めると自然に汗と涙があふれてきました。
複雑なスパイスの辛さではなく、唐辛子の辛さなのでしょう。

旨みと辛さのバランスが取れていないので、普通のかれー麺の方が楽しめるかもしれません。

赤坂一点張 (赤坂見附)

2007年02月07日 | 食べ歩き (その他)
溜池山王で打合せがあったので、帰りに田町通りにある「赤坂 一点張」に寄りました。

老舗のラーメン屋で、勤務先が平河町にあったときには飲んだ後に、よく通った記憶があります。

味噌ラーメンがメインの店なのですが、醤油も気になったので、迷った末に「合わせ」を頼んでみました。
程よいコクと固めにゆでられた麺に懐かしさを感じました。食べなれた味のためなのか、不思議と安心感がありました。

私以外の客は、自分より多少上の年齢の方々。にもかかわらず、注文しているメニューをうかがうと、ラーメンとチャーハン、チャーハン大盛り、ラーメンと餃子、と旺盛な食欲を見せていました。

赤坂は、もしかしたらパワフルなミドルが集まる街なのかもしれません。

お食事処 三福 (早稲田鶴巻町)

2007年02月06日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
大学の診療所に行く用事があったので、鶴巻図書館近くにある「お食事処 三福」に寄りました。

以前から気になっていた店なのですが、開店時間が私の時間帯に合わないため、行く機会がありませんでした。

空いているかどうかわからないほどのアンティークな店構えで、店内も映画のロケにでも使えそうな典型的な昭和の大衆食堂といった感じです。
メニューは日替り、生姜焼き、ヒレカツなどの定食に、焼魚、ベーコンエッグ、おひたしなどの一品ものがたくさんあり、思わず迷ってしまうほどです。

大学の近くとはいえ少々距離があるので、客層はちかくにある印刷関係の企業の方が多いようです。常連の方々は、「焼き魚としらすおろしと玉子焼きにご飯」などと思い思いに注文していたのですが、最初ということで日替りを注文。ハンバーグとカレーコロッケとヒレカツとサラダで520円でした。

やわらかいハンバーグと丁寧に揚げられたカツ、ホクホクのコロッケは、とんかつソースが合うような庶民的な味でした。満足できる味と食べきれないほどのボリュームで520円は、派手さがないながらも、まさに庶民の味方といえるような店でしたね。

俵屋旅館のハーブキャンディ

2007年02月05日 | お気に入りの食材
友人の店の13周年記念で、「俵屋旅館」のハーブキャンディをいただきました。

俵屋は創業300余年の日本を代表する老舗旅館。そのアメニティグッズを販売するのが「ギャラリー遊形」で、そこで入手できるそうです。

黒糖のまろやかな甘みの中に、ユーカリとハーブのさわやかな後味が相まって、とても上品な甘みです。和三盆を使ったのでしょうか、とにかく自然で、なんともいえないリラックス感に満たされます。

製造は、大分県のトラピスト安心院の聖母修道院に委託しているとのこと。
仕事で疲れて頭が働かなくなったときなどに、最高でしょう。

明太子クリームパスタ

2007年02月04日 | 趣味の手料理
キフジの明太子」をいただいたので、わが家の定番メニューのひとつ、明太子のパスタを作ることにしました。

そのときの気分と冷蔵庫にある材料でレシピが違うのですが、今回はほぐした明太子にバターと生クリームで味付け、マヨネーズ、パスタの茹で汁で整えました。

仕上げには、大葉と刻みのりを散らし、残しておいた明太子を飾ってみました。

とても美味しかったのですが、惜しむらくは、食品庫に買い置きしておいたパスタが冷製用のCapellini(カッペリーニ)しかなかったこと。

明太子パスタを作るときは、いつも画竜点睛になってしまうのが不思議です。

麺屋 とみ吉 (左門町)

2007年02月03日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目交差点の近くにある「麺屋 とみ吉」に行きました。
四谷警察のほぼ正面で、「魚久」と「ぺぺ」との間くらいにあります。

勤務先からバスで帰宅する際にこの店の前を通るので、いつも気になっていたのですが、スープがなくなってしまうのか、比較的早く閉まってしまうので、なかなか訪れる機会がありませんでした。

北海道ラーメンの店とのことで、味噌、醤油、塩の他に坦々麺もあるようです。券売機で食券を買おうとしたところ、カレーラーメンというメニューに目が釘付けになったのですが、まずは看板メニューの味噌ラーメンを注文しました。

店内に貼られた店主口上を読むと自家製にこだわっているとのこと。
スープは鶏ガラをベースに豚骨、野菜を数時間煮込んだもの。豚の背脂と野菜を煮込んだ自家製ラードが味の決め手のようです。
味噌ラーメンというと、もやしや大量の野菜がのせられたものをイメージしていたのですが、具はいたってシンプル。その分、麺とスープをじっくり楽しむことができました。

スープにはうっすらとラードが浮かんでいたので少し構えていたのですが、それほど脂っこくはなく、その分コクがあり濃厚で美味しかったですね。
麺は中太の卵縮れ麺で、コシがあって歯触りもよく、スープとの相性もよかったです。

私好みの味だったので、次回は是非、カレーラーメンに挑戦したいと思います。

Pastelaria 五條 (市谷田町)

2007年02月02日 | 食べ歩き (牛込界隈)
牛込中央通りを市ヶ谷駅に向っていたところ、靖国通りと交差する市谷田町信号の近く、韓国家庭料理のチャンナムヤのとなりにオープンテラスのあるカフェがオープンしていることに気付きました。

一見したところ、スイーツが楽しめる店のようなのですが、軽食もできるとのこと。ランチのコアタイムは過ぎていたのですが入ってみることにしました。

Pastelaria 五條(パステラリアごじょう)」という店で、水戸にある「茶舗 牧ノ原」が展開する日本茶とスイーツ中心のカフェとのことです。
スイーツ以外にもパスタや丼ものなどの軽食メニューが充実していました。

いただいた日替わりも、かやくごはんと茶碗蒸し、サラダ、キッシュ、大根の煮物にスープがセットになったもの。厨房を切り盛りするのは、銀座にあるイタリアンレストラン「ファロ資生堂」出身の女性パティシエとのことで、美しい盛り付けに思わず見とれてしまいました。

見かけよりもボリュームがある食事をいただいた後に会計を済ませようとすると、スイーツがつくとのこと。それがまた絶品で、抹茶ベースのスイーツとアイスクリームにはため息が出るほどでした。

ゆっくりとした時間が流れる落ち着いた空間においしい食事。心からリラックスできるひとときでしたね。

ラーメンジャンボ (西早稲田)

2007年02月01日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田交差点近くにある「ラーメンジャンボ」に行きました。

ラーメン屋というよりは、安くボリュームのある定食がメインの中華料理屋で、体育会系の学生御用達といった風情の店です。

いただいたのは店名を冠したジャンボラーメン。
玉子の入った野菜炒めがのせられていました。

いつも食べる専門店のラーメンとは違うジャンルの食べ物だと感じましたが、野菜炒めの味とスープがいい具合にマッチしていましたし、細めの麺との相性も悪くありませんでした。

経験がなせる業なのでしょう。