牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

とり肉のトマト煮とブロッコリーの炒めもの

2005年05月16日 | 趣味の手料理
安いときに買い置きしておいたホールトマト缶がたくさんあったので、それを使ってとり肉の煮込みを作ることにしました。

とり肉を炒めてトマトで煮るだけのシンプルな料理です。
ひとくち大に切ったとりもも肉に塩コショウと日本酒で下味をつけ、小麦粉をまぶしてさっと炒めます。
たまねぎ、マッシュルーム、セロリ、にんにくを炒め、とり肉と一緒にホールトマト、ワイン、水、ブイヨンで20分くらい煮込めば出来上がりです。
今回は、しょう油で味を整えました。

もう一品はブロッコリーの炒めもの、というか「味覇 (ウェイ パー)」煮込み。

味覇」とは、廣記商行という中国料理食材専門商社が輸入している万能スープの素。これを料理に少量入れるだけで本格中華の味になる、魔法の調味料です。

中華鍋にスライスしたにんにくとごま油を熱し、ブロッコリーを軽く炒めた後、味覇で作ったスープ、日本酒、塩少々で2~3分煮込むだけ。
結構、本格的な中華風の味になりました。

残念だったのは、2つの料理を盛り付けた皿の色が逆だったらよかったこと。
味以上に盛り付けも重要ですよね。

巨牛荘 (三番町)

2005年05月15日 | 食べ歩き (その他)
家族から皇居の周りを歩いてみたいといわれ、天気がいいので散歩に出ることにしました。

皇居の周り(内堀)は、中学高校の6年間にトレーニングでさんざん走った、よく知っているコース。
普通は桜田門のあたりから二重橋方面に走るのですが、今日はわが家から神楽坂まで歩いて、竹橋まで東西線に乗って、そこから1周することにしました。

ちょうど1周歩き終えた後、ビールが美味しく飲めるのは焼肉だろうと、前から気になっていた荒木町の赤丸ヂンギスに電話をしたところ予約で満席とのこと。
仕方なく、皇居近くの千鳥ヶ淵にある巨牛荘 三番町店に行きました。

ここは勤務先の近くということもあり、部の宴会等で何回か行ったことがありました。
いつもはコースを頼むのですが、今日は看板料理のプルコギに一本に。
秘伝のたれに漬け込んだやわらかな和牛としめの定番肉汁焼きうどんに大満足しました。

ちなみに巨牛荘という変わった店名の由来は、創設者が韓国で料理修行しているとき、毎日盛況であった焼肉屋「巨亀荘」からとったとのこと。創設者の干支が丑年であったことと、焼肉屋ということで「亀」を「牛」に変えて店名にしたとのことです。

なお、知らなかったのですが、巨牛荘の経営母体は、カプリチョーザやハードロックカフェのレストラン経営をしているみたいですね。

次回の仕事の打ち上げもここにしようかな?

Sagaform (サーガフォルム)のHOLD Cook book pageholder

2005年05月14日 | 散財日記
新宿パークタワーのコンランショップで見つけた、スウェーデン「Sagaform (サーガフォルム)」社のHOLD Cook book pageholderです。

Sagaform (サーガフォルム)」社は、南スウェーデンに本拠地をおき、設立は1988年と比較的若い会社だそうです。
センスのよい日用品や食器類をラインナップしており、いかにもコンランショップのバイヤーが好みそうなデザインです。

Pageholderの裏側には、Sagaformのロゴの下にDesigned by Pascal Charmoluとありました。
Sagaformでは、ひとりのデザイナーが1つのシリーズを手掛け、統一感を出しているそうです。

もともとは、新宿パークタワーの駐車場サービス券をもらうために何となく買ったものですが、料理本は結構厚みがあるものが多く、ページをおさえておくのに絶妙なカタチをしているので重宝しています。

魚久の粕漬け

2005年05月13日 | お気に入りの食材
人形町の老舗「魚久」の粕漬けです。

わが家から歩いて15分くらいの四谷三丁目交差点に支店があるので、気が向くとおかずに買って帰ります。
前回、実家に行った際に手土産にしたところ、幼い頃に同居していた父方の祖母が好きで、よく買っていたことを母から聞かされました。
今、気に入っている味が、知らず知らずのうちに昔からひいきにしていたものだということに、少し驚かされました。

今回は、実家に行った際に、逆に母に持たされました。
池袋の西武百貨店で買ったとのこと。

今回は粕を洗い流してしまいましたが、次回は、余った粕に鳥肉等の他の食材を漬け込んで、楽しんでみたいと思います。

YUPITERU(ユピテル)GPSレーダー探知機「C552i」

2005年05月12日 | 散財日記
ユピテル工業のGPSレーダー探知機「C552i」です。

レーダー探知機というと、これ見よがしにダッシュボードの上に鎮座するものが多い中で、これは車内セパレートタイプなので、本体はコンソール下などの見えないところに設置することができます。

もともとレーダー探知機はあまり好きではなかったのですが、新目白通りの高田馬場、
JRの高架あたりで、戸塚警察のネズミ捕りに引っかかって以来、何か悔しくて装着しています。

シガライターやソーラーバッテリーではなく、バッテリー直に配線しているので目立たないことはいいのですが、やれ「カーロケ無線を受信した」だの「Nシステムがあります」だの、都内を走っているとうるさくてたまりません。
昔のレーダーは、コンビニの前を走るたびに自動ドアに反応してうるさかったのですが、それがなくなっても、都内には変な電波が飛び交っているのですね。

おかげで安全運転になりました。

天婦羅 もゝ瀬 (九段南)

2005年05月11日 | 食べ歩き (その他)
「市ヶ谷と九段との間にあるもゝ瀬というてんぷら屋さんが美味しいらしい」
そんな評判を耳にしていたので、一度訪れてみたいと思っていました。

午後イチに九段にある得意先へのアポがあったので、もゝ瀬の場所を確かめてみると、得意先から程近いところでした。
靖国通りと大妻通りとの交差点、靖国神社南門の信号の角にあるビルの地下1階です。

7~8名弱が座れるカウンターと、4名掛けのテープル席が3つ程度のこじんまりとした店。私が訪れたのは13時を過ぎた頃だったのですぐに入れましたが、ランチタイムのピークには、階段から外まで長蛇の列ができるとのこと。
多くのメディアにも取り上げられているそうです。

食べたのは1,600円也のランチ上定食。
えび×2本、きす、いか、ししとう、なすにしめじのてんぷら。ご飯、味噌汁と香の物。
最後にミニ天丼です。

感動モノの美味しさ、というわけではありませんでしたが、ランチでも一品一品丁寧に作ってあり、行列ができるのも納得がいく味でした。
しめのミニ天丼のかき揚も、小海老(いわゆるShrimp大)がごろごろと入っており、1,600円でも十分にコストパフォーマンスを感じます。

結構なボリュームだったので午後は仕事にならないかな、と思ったのですが、胃にもたれることがなかったです。
これも名店と呼ばれる所以なのでしょう。
次回は夜の部にチャレンジしてみたいと思います。

近くに行く用事があったら是非、訪れていただきたい店のひとつです。
おすすめできます。

O.Z. Mizar (オーゼット ミザール)

2005年05月10日 | 散財日記
日本には正規輸入されることのなかった激レアのイタリア「O.Z. RACING」社製人気の深リム仕様カップホイール。
OZ Mizar (オーゼット ミザール) 7.0J-15 100/4H ET37です。

愛車のOPEL VITA-Bに似合うホイールはないかと、ネット上で探しているうちに、非常にセンスよくドレスアップされたTOYOTA Vitzオーナーのサイトに出会い、一目ぼれ。
全国のショップに問合せて、やっとの思いで新品を手に入れました。

自宅から離れたショップから通販で入手したため、江東区東雲にある某大手カー用品店に取付け依頼しました。
組みあがったホイールは、図ったようにツライチで、af imp誌にほめられそうな具合になったのですが、担当が「車検に適合しないので、元に戻せ」と強硬な態度。
何でも、その某大手カー用品店が陸運局の車検工場に認定されたため、陸運局の抜き打ち検査があると困るから、車検に適合するか微妙なセッティングはできないとのこと。
定規を持ち出した1時間あまりの押し問答の末、組替え工賃はとられた上、元に戻すはめになりました。。

その某大手カー用品店によると、フェンダーギリギリはツライチではなく、フェンダーから1mm以上内側に引っ込んだセッティングをツライチというそうです。
懇意にしている別のショップで再度装着しなおすことも検討しましたが、なんだか、自分のこれまでの苦労を否定されたようで、急に気持ちがなえてしまい、YAHOO! AUCTIONSを通じて売りに出しました。

人気のあるホイールだけあり、またたく間に、アクセス、友だちにメールを送った総数、ウォッチリストへの追加が増え、結局、大阪のファンカーゴ乗りの方に里子に出すことになりました。

いまだに好きなホイールなので、活かせるオーナーの方のもとに嫁げてよかったです。
でも、何となく寂しい気持ちは否めませんでした。

そら豆を入れたカルボナーラ

2005年05月09日 | 趣味の手料理
夕食は何を食べたいか家族に聞くと、パスタが食べたいとのこと。

いつもトマト系のソースでは芸がないのでどうしようかなと思いつつ、冷蔵庫を見ると卵がたくさんあったので、カルボナーラでも作ろうかと、近所のスーパー三徳に向かいました。

買い置きしているパスタは、ディチェコのフェデリーニ NO.10(1.4mm)なのですが、カルボナーラのように重たい味用にと、平たいフェットチーネのパスタを買いました。
いつものように、卵黄と粉チーズと牛乳でソースを作り、ベーコンの他に塩ゆでして食べようと思っていたそら豆を入れたら、いろどりも良くなっただけでなく結構、美味しかったですね。

付け合せには、ポテトサラダを作りました。
わが家のポテトサラダは、カロリーを控えめにするために、ジャガイモをゆで、こふきいもにした段階でフレンチドレッシングとクレイジーソルトで下味をつけ、マヨネーズは控えめにします。
今日は、普通のマスタードがなかったので粒マスタードを入れたところ、ちょっと大人の味?になりました。

満足の夕飯でした。

ル・デッサン/Le Dessin (牛込柳町)

2005年05月08日 | 食べ歩き (牛込界隈)
わが家から最も近くにあるフレンチレストランが「Le Dessin (ル・デッサン)」です。
都営大江戸線「牛込柳町」駅西口を出たほぼ駅前にあり、わが家からは徒歩3分弱のところにあります。

通勤の道すがらにあるため、この店が入るアパート自体が建設中の頃からその様子は毎日見ており、当時は「こんな住宅地にフレンチレストランを開いても、うまくいくのかしら」と冷ややかに見ていました。

開店後、私がまだ一度も行かないうちに、各メディアで評判になったようですぐに人気店に。
最寄り駅が牛込柳町だと話すと、「ル・デッサンってフレンチレストラン、知ってる?」と聞かれるようになりました。

何度かふらっとランチを食べに行こうかと試みたのですが、いつも満席。
そこで、予約を入れてディナーに行くことにしました。

フランス料理情報サービス」というサイトによれば、オーナーシェフは表参道にある「ポワロー」というフレンチレストランで三年半料理長を務めていた方。その方が独立て開店されたとのこと。

こじんまりとしながらも清潔で品のよい店内。
料理は一品ごとに非常に丁寧なつくりで繊細で上品な味、また「見せる」ことを意識した盛り付けは一流レストランにひけをとらないと思います。
マダムの気遣いも自然で、人気が出る理由を身をもって体験しました。

前菜からデザートまでたっぷり2時間かけて楽しみました。
決して回転を考えた営業ではない、オーナーの良心を感じます。

料金は、メインが一品で3,900円、二品で5,250円。サービス料はありません。
内容を考えたら、バーゲンプライスでしょう。

同じフレンチでも、舟町のPAS A PAS (パザパ)や、矢来町のBrasserie Gus (ブラッスリー・グー)を「気軽に行けるフランスの大衆食堂」とすれば、Le Dessin (ル・デッサン)は「極めてまっとうなフランス料理が手軽に楽しめる本格的なレストラン」だと思います。

フレンチ好きの方であれば、だまされたつもりで一度、訪れていただきたい店です。

純正ステアリングの巻き直し

2005年05月07日 | 散財日記
最近のクルマのステアリングは、エアバッグが装着してあるため、交換が容易ではありません。

一部の車種であれば、ATIWE (アティヴェ)MP (エムピー)などのアフターパーツがあるのですが、二世代も前のクルマだとパーツ探しも大変です。

とはいえ、古いクルマは、使っているうちにステアリングの革がテカテカになって安っぽくなってしまいますし、手に触れる部分はやはり新品のほうが気持ちがよいので何とかしたいと思っていました。

そこでサイトやオークションで検索したところ、名古屋にあるナガセ自動車ステアリング革の巻き直しを行っているとのこと。

料金も他の業者と比較して1万円前後安かったので、解体屋から同型のステアリングを安く仕入れ、パンチングレザーに巻きなおしました。

グリップする部分はパンチングレザーに、その他の部分はつやなしの革にして、ステッチは濃い目のグレーにしました。
C124もVITAも同じ色です。

費用の割には効果の高いドレスアップでした。

チリコンカン風の創作ご飯

2005年05月06日 | 趣味の手料理
食品庫の掃除をしていたら、なぜか真空パックのキドニービーンズが出てきました。
賞味期限は怪しいけれども、捨てるのはもったいないので、煮込みでも作ろうかと思い立ったのがこの料理です。

恐らく、これは無印良品のチリコンカンセットの一部で、そのスパイスだけ別の料理に使った残りだと記憶しています。ただ、良品企画のネットストアで同じ商品を探しても見つからないので、十中八九、賞味期限切れでしょう。
とはいえ、真空パックだし、見かけは問題なさそうなのでと、気を取り直して調理してみました。

キドニービーンズは、名前はハイカラですが、赤く色のついた輸入物のいんげん豆のこと。
そのまま煮るには少々、固いので、一晩くらい水につけておいた後、30分以上水煮にします。

肉は、前回作ったときは普通の牛肉だったので、今回は挽肉にしてみました。
大量のたまねぎのみじん切りとにんにく、鷹の爪、挽肉を炒め、チリパウダー、ナツメグ等のスパイスを適当にたくさん入れ、いつものようにワインを入れて軽く煮込みます。
それに、キドニービーンズとつぶしたホールトマトを入れて味を調整しつつ、ぐつぐつ煮込んでいたら、水分がなくなってドライカレーのようになりました。

試しにそれを、大皿に平たく盛ったライスの上にのせてみたら、なかなか美味しかったですね。

付け合せは、トマトのブルスケッタの具の部分をドレッシング代わりにしたベイビーリーフのサラダと、にんじんとたまねぎの卵とじスープです。

カフェご飯のような夕食でした。

メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ/Maison de la Bourgogne (神楽坂)

2005年05月05日 | 食べ歩き (牛込界隈)
神楽坂を歩いていたら、新しいオープンテラスの店を見つけたので入ってみました。
メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ」という店で、飯田橋から神楽坂を上り、毘沙門天の手前を左に折れたあたりにあります。
入ったのがランチタイムを過ぎた時間だったので、頼んだのはケーキとコーヒーのセットと生ビール。

普通のプリフィックスのフレンチかと思いましたが、ブルゴーニュワインの専門店を母体にしているようでした。

今度、ディナータイムに行くときにはワインを試してみたいと思います。

梅にゅうめんとジャガイモのバターしょう油煮

2005年05月04日 | 趣味の手料理
外食が続いたので、やさしいものが食べたいとのリクエストに応え、ありあわせの材料で作りました。

梅にゅうめん、ジャガイモのバターしょう油煮、ほうれん草のおひたし、冷奴、というメニューです。

梅にゅうめんは、昆布とかつお節でていねいに出汁を取り、しょう油、塩、日本酒で味をととのえました。それに、包丁でたたいた梅肉、万能ねぎ、いりごまを入れただけのシンプルな作り方です。

ジャガイモのバターしょう油煮は、バターとしょう油、砂糖、出汁で一口大にきったジャガイモを落し蓋で15分くらいじっくり煮込んだもの。

家族の評判も上々でしたし、思いのほか、にゅうめんのつゆが美味しくできたので、最後の一滴まで完食?してしましました。


民俗酒家 農楽 (飯田橋)

2005年05月03日 | 食べ歩き (牛込界隈)
お世話になった方と飯田橋にある民俗酒家 農楽で食事しました。

場所は飯田橋駅前の五差路から大久保通りを厚生年金病院方向に上り、みずほ銀行を越えた路地を入った突き当たりにあります。

この店は、親友の在日韓国人の後輩の文(ムン)さんが経営。
勤務先からも自宅からも近いことから、よく使います。

もちろん味も本格派。焼肉ではない、韓国の家庭料理がいろいろ楽しめます。
カムジャタン (豚骨じゃがいも鍋)は特に美味しかったですね。

THE DUBLINERS'CAFE & PUB (品川)

2005年05月02日 | 食べ歩き (その他)
品川で打合せがあるとよく使うのが、「ダブリナーズ カフェ&パブ」品川店、港南口の三菱自動車のビル1Fにあります。

ここは、その名の通り本格的なアイリッシュ・パブで、アイルランド調の家具や調度品で揃えられた店内は結構、本格的な雰囲気。サッポロビール系列の銀座ライオンの姉妹店とのことです。

ここによく来るのは、アイリッシュのアンバー色のビール「キルケニー」が好物だから、ということもあるのですが、品川で数少ない無線LAN「ホットスポット」が使えるポイントだから。
食事を取りながら、メールチェックやちょっとした書類の作成など、ずいぶん仕事がはかどります。

ランチには、1,000円前後で、アイリッシュシチューやアイリッシュブレックファーストなどの、本格的な郷土料理が楽しめます。ラム肉をじっくり煮込んだシンプルながら伝統的なアイリッシュシチューは特にお気に入り。ほんの少し、臭みと酸味がありますが、おすすめの一品ですね。