牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

ル・デッサン/Le Dessin (牛込柳町)

2005年05月08日 | 食べ歩き (牛込界隈)
わが家から最も近くにあるフレンチレストランが「Le Dessin (ル・デッサン)」です。
都営大江戸線「牛込柳町」駅西口を出たほぼ駅前にあり、わが家からは徒歩3分弱のところにあります。

通勤の道すがらにあるため、この店が入るアパート自体が建設中の頃からその様子は毎日見ており、当時は「こんな住宅地にフレンチレストランを開いても、うまくいくのかしら」と冷ややかに見ていました。

開店後、私がまだ一度も行かないうちに、各メディアで評判になったようですぐに人気店に。
最寄り駅が牛込柳町だと話すと、「ル・デッサンってフレンチレストラン、知ってる?」と聞かれるようになりました。

何度かふらっとランチを食べに行こうかと試みたのですが、いつも満席。
そこで、予約を入れてディナーに行くことにしました。

フランス料理情報サービス」というサイトによれば、オーナーシェフは表参道にある「ポワロー」というフレンチレストランで三年半料理長を務めていた方。その方が独立て開店されたとのこと。

こじんまりとしながらも清潔で品のよい店内。
料理は一品ごとに非常に丁寧なつくりで繊細で上品な味、また「見せる」ことを意識した盛り付けは一流レストランにひけをとらないと思います。
マダムの気遣いも自然で、人気が出る理由を身をもって体験しました。

前菜からデザートまでたっぷり2時間かけて楽しみました。
決して回転を考えた営業ではない、オーナーの良心を感じます。

料金は、メインが一品で3,900円、二品で5,250円。サービス料はありません。
内容を考えたら、バーゲンプライスでしょう。

同じフレンチでも、舟町のPAS A PAS (パザパ)や、矢来町のBrasserie Gus (ブラッスリー・グー)を「気軽に行けるフランスの大衆食堂」とすれば、Le Dessin (ル・デッサン)は「極めてまっとうなフランス料理が手軽に楽しめる本格的なレストラン」だと思います。

フレンチ好きの方であれば、だまされたつもりで一度、訪れていただきたい店です。


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1 コメント

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Unknown (マイキー)
2007-08-29 14:45:01
はじめまして。
以前より、ちょくちょく拝見しています。
ご近所さんなので(^^
TBさせていただきました。
これからも美味しい情報、よろしくお願いいたします。
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