SENTIMENTAL JAZZ DIARY

感傷的ジャズ日記 ~私のアルバムコレクションから~

PETER ROSENDAL 「rosendal,earle,templeton」

2007年03月08日 | Piano/keyboard

最近手に入れたCDもご紹介しようと思う。
またまた北欧ジャズなのだ。しかもデンマークのピアノトリオときた。
私の海外旅行経験は少ないが、デンマークでは何人かの友人宅にホームステイをさせていただいたりしたことがあるせいか、この国には特別な感情を持つようになった。
一軒のお宅に泊めていただいた時、夕食が済むとご主人がワイングラスを持ってさっと立ち上がり、部屋の隅にあったピアノの前に座ってラグタイムピアノを弾き始めた。そのタイミングといい、選曲といい絶妙だった。そのご主人はオールドジャズファンであり、60年代始めのボルボを未だに愛用している人間だった。
彼らにはとてもかなわないと思った。
閑話休題。
このピーター・ローゼンダールという人がどんな人なのかはよく知らない。
知っていることといえば、このアルバムが通算3枚目の作品だということくらいだ。しかし彼の弾くピアノの音からは確かにデンマークの匂いがする。音から匂いがしたらそれはもう本物だ。
これからも彼のアルバムを買い続けるだろう。