以前にも宝塚問題で触れたが死んで地獄に行くのではない。
肉体こそこの世にあるうちは良いが、既にもう地獄とやらに居る。地獄の住人として住んでいるのである。徹底的な地獄でなく、情け無用で虚栄心だらけの他者をいびるだけの思考ばかりの世界である。そこに住む理由はそこが一番自分自身が住むのに最適なところだからであり、決して閻魔大王様が罰を与えるから、命令して行かせるからでない。閻魔大王みたいな存在が見えることもあるが、それはあくまでも表象であり他者が関わる場合もあるが自分自身が「他責」(こいつが自分を罰しているのだと納得・観念するため)として見ているからである。
執着等を無くせば一気にそこから脱出できる。ワープできる。
何か特別な人形とか数珠、銅像、絵画を買ったり、募金すれば助かるという類のものでない。むしろ「死後助かります」とそんなもの売っている人達が地獄に行く。
何故そんなことがわかるって!?既に私が地獄の一角に住んで出られないからである。勿論、究極の地獄でなく、普通にお金や性の執着する世界の一部である。ただし煩悩さえ除けば出られる。なかなか難しいけれども。
執着の元になる華やかな世界は「地獄住人培養地」になりやすいが、飄々として乗り切れれば問題ない。
ものすごいレベルの地獄ならともかく、毎日でも誰とでもセックスすることが大好きな人が、清らかな心の交流で友愛を高める世界の住人と交わって「楽しい」ですかね。無理ですね。そういうことです。