先週末よりぐぐっと気温が下がり天気も悪かった石川。
今週に入ってからは晴天が続いている。気温も最高16℃。
でも、一日、一日、冬へと近づいているようだ。
ここのところ慌ただしい毎日が続き、ブログ更新もままならぬ状態なんだけど、
先週末、二泊三日で沖縄旅行に行って来た。
メンバーは私、私の息子(27才)、実家の母(77才)、同居の義母(79才)の4人。
最初は私が二人の老母(以後、ババァーズ)に最初で最後の親孝行のプレゼントのつもりで計画していた。
それを聞き付けた息子が「沖縄ならオレも行きてぇ~」と言い出した。
なんせ、足腰の弱った老人連れの旅行、若者は楽しめないよ~と釘を刺すものの、
「運転手でも荷物持ちでも、何でもするヨ」の言葉に、これは役に立つかな…。
実際、息子の参加はとても助かった。
私ひとりではババァーズの面倒はとても見切れなかっただろう。
それに、ババァーズにしてみれば、孫息子と旅行が出来るなんて、夢にも思っていなかったから、良い冥途の土産ができたと大喜び。
実は、義母は出発2日前まで風邪で熱を出して寝込んでいた。
キャンセルかも…。
普段は甘えん坊の義母も今回は「這ってでも行く」と、連日点滴を打ちに病院通いをし、体温計、解熱剤、保険証、診断書を持参。
あらゆる事態を想定の上での出発となった。
里の母も体は元気だが、膝にリュウマチを抱えている。
どれだけ歩くことができるか…。非常に不安。
まあ、そんなこんなの沖縄旅行記。
しばらく、おつき合いくださいませ~。
【11月7日金曜日】
7:30=自宅出発。
息子の車で小松空港へ。途中、JR小松駅で実家の母を拾う予定。
義母「あっ!携帯忘れた」
朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、進むことも戻ることもできず、予定よりかなり遅れ気味
一方、小松駅には福井から電車で来た実母が待ってるはず。
遅れていることを携帯で知らせようとするが、いっこうに電話に出ない。
この方、耳が遠い人だったっけ…
猫に小判=年寄りに携帯電話
8:20=小松空港着
8時50分発のフライト時間にギリギリセーフ。
雲上の機内より
実家の母は飛行機初体験。怖がるかと思ったが、小さく見える島や、いろいろな形の雲を見て、
「うぁ~!すご~い、感動やわ~」と子供のようにはしゃいでいた。
11:20=那覇空港到着。
この日、沖縄の最高気温31℃。いきなり、暑い!
息子がレンタカーの手続きに行っている間に、ババァーズたちと夏服に着替える。
あれほど言ったのにババァーズの持参している着替えは全て長そで。
おまけに下着は上下とも2枚重ね。マジ、死にますよ…
12時30分=那覇空港出発。
息子の運転するキューブに乗って、一路「首里城」へ。
沖縄って道路までもが異国情緒タ~ップリさぁ~。
13;00=首里城着。
駐車場のある会館で昼食を食べてから見学開始。
朱礼の門から首里城までは坂道。おまけに炎天下。
すでにバテバテ気味の義母、歩けないよなあ~。
そこで、車椅子を借りることに。
押すのは巨漢の息子の役目。精一杯、婆さま孝行しなよ~!
最初は嫌がっていた義母だが、実家の母と交代で乗ることとし、ようやく納得。
結局、最後まで一人で乗っていたのだけど…
首里城
前回(17年前)来た時は工事中で朱礼の門だけしか見れなかった。
ようやく、お城の全貌を堪能。
城内も車椅子で見学できるようになっており、なによりも案内係員の方々がすべて親切なのには感動した。
16:00=国際通り
tokotokoさんに教えてもらったゴーヤベンチを発見。
巨漢の息子のせいで、デザインがまったく分からないけど…。
今回の旅の目的はシーサー。
すてきなシーサーに巡り合えるかな~。
泡盛も買っていかなくては…
たくさんありすぎて目移りしちゃうな~。
国際通りを横に入り、市場通りを散策。
ドラゴンフルーツ
サボテンの実なんだそうだ。
本場のにがうり~。
買おうとするが息子に止められる。
三線 10,000円也。
買いたかったのに、お店のオジイが、別のオジイと三線談議に夢中で無視される。
公設市場を目標にブラブラ歩いたが、義母が歩けなくなってしまった。
しかたなく、国際通りのスタバまでなんとか連れて行き、ババァーズは休憩。
残り30分を息子と二人でお土産ゲットにダッシュ!
結局、公設市場には行けなかった。
18:00=料亭・那覇到着。
料亭のイメージとはほど遠く、建物全体を覆う派手なイルミネーション。
大きな2体のシーサーと錦鯉がお出迎え。
玄関先で出迎える店員さんはなぜか全員アロハシャツのお兄さん。
息子いわく…ここはラブホか?
店の外観に驚きながらも、着物姿の仲居さんに案内された部屋は普通のお座敷。
琉球舞踊を観賞しながら琉球懐石料理をいただく予定。
懐石なので料理は一品づつ出てくる。
5品目ぐらいになると、髪の毛を沖縄風髷?に結ったオバア手前くらいの人と金屏風が現れた。
どうやら、この髷のオバアの司会で琉球舞踊ショーが始まるらしい。
しかも、この部屋で…
料理を食べながら見てくれと言われるが、みんな緊張して正座でドキドキ(笑)
宮廷舞踊
無表情で誰とも目を合さず踊るのがしきたりだそう。
このあと、別の2組の踊子さんがそれぞれの踊りを披露。
三線で民謡
いつもCDで聞き耳なれた民謡を3曲ほど唄ってくれた。
さすがに、上手い!生の美歌(ちゅらうた)だ。
ますます、三線が弾いてみたくなる。
お客は私達4人しかいないのに、部屋の中で踊りを見られるなんて初体験。
すごい、贅沢な気分を味わえた。
踊子さんと記念写真も撮れたし、料理も美味しかったし、大満足な夕餉となった。
このあと、那覇インターから高速道に乗り、恩納村へ。
宿泊先の「沖縄かりゆしビーチ・オーシャンスパ」へは21:00に到着。
ババァーズは疲れた様子だが、無事に一日を終了できた。
其の2に続く…
今週に入ってからは晴天が続いている。気温も最高16℃。
でも、一日、一日、冬へと近づいているようだ。
ここのところ慌ただしい毎日が続き、ブログ更新もままならぬ状態なんだけど、
先週末、二泊三日で沖縄旅行に行って来た。
メンバーは私、私の息子(27才)、実家の母(77才)、同居の義母(79才)の4人。
最初は私が二人の老母(以後、ババァーズ)に最初で最後の親孝行のプレゼントのつもりで計画していた。
それを聞き付けた息子が「沖縄ならオレも行きてぇ~」と言い出した。
なんせ、足腰の弱った老人連れの旅行、若者は楽しめないよ~と釘を刺すものの、
「運転手でも荷物持ちでも、何でもするヨ」の言葉に、これは役に立つかな…。
実際、息子の参加はとても助かった。
私ひとりではババァーズの面倒はとても見切れなかっただろう。
それに、ババァーズにしてみれば、孫息子と旅行が出来るなんて、夢にも思っていなかったから、良い冥途の土産ができたと大喜び。
実は、義母は出発2日前まで風邪で熱を出して寝込んでいた。
キャンセルかも…。
普段は甘えん坊の義母も今回は「這ってでも行く」と、連日点滴を打ちに病院通いをし、体温計、解熱剤、保険証、診断書を持参。
あらゆる事態を想定の上での出発となった。
里の母も体は元気だが、膝にリュウマチを抱えている。
どれだけ歩くことができるか…。非常に不安。
まあ、そんなこんなの沖縄旅行記。
しばらく、おつき合いくださいませ~。
【11月7日金曜日】
7:30=自宅出発。
息子の車で小松空港へ。途中、JR小松駅で実家の母を拾う予定。
義母「あっ!携帯忘れた」
朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、進むことも戻ることもできず、予定よりかなり遅れ気味
一方、小松駅には福井から電車で来た実母が待ってるはず。
遅れていることを携帯で知らせようとするが、いっこうに電話に出ない。
この方、耳が遠い人だったっけ…
猫に小判=年寄りに携帯電話
8:20=小松空港着
8時50分発のフライト時間にギリギリセーフ。
雲上の機内より
実家の母は飛行機初体験。怖がるかと思ったが、小さく見える島や、いろいろな形の雲を見て、
「うぁ~!すご~い、感動やわ~」と子供のようにはしゃいでいた。
11:20=那覇空港到着。
この日、沖縄の最高気温31℃。いきなり、暑い!
息子がレンタカーの手続きに行っている間に、ババァーズたちと夏服に着替える。
あれほど言ったのにババァーズの持参している着替えは全て長そで。
おまけに下着は上下とも2枚重ね。マジ、死にますよ…
12時30分=那覇空港出発。
息子の運転するキューブに乗って、一路「首里城」へ。
沖縄って道路までもが異国情緒タ~ップリさぁ~。
13;00=首里城着。
駐車場のある会館で昼食を食べてから見学開始。
朱礼の門から首里城までは坂道。おまけに炎天下。
すでにバテバテ気味の義母、歩けないよなあ~。
そこで、車椅子を借りることに。
押すのは巨漢の息子の役目。精一杯、婆さま孝行しなよ~!
最初は嫌がっていた義母だが、実家の母と交代で乗ることとし、ようやく納得。
結局、最後まで一人で乗っていたのだけど…
首里城
前回(17年前)来た時は工事中で朱礼の門だけしか見れなかった。
ようやく、お城の全貌を堪能。
城内も車椅子で見学できるようになっており、なによりも案内係員の方々がすべて親切なのには感動した。
16:00=国際通り
tokotokoさんに教えてもらったゴーヤベンチを発見。
巨漢の息子のせいで、デザインがまったく分からないけど…。
今回の旅の目的はシーサー。
すてきなシーサーに巡り合えるかな~。
泡盛も買っていかなくては…
たくさんありすぎて目移りしちゃうな~。
国際通りを横に入り、市場通りを散策。
ドラゴンフルーツ
サボテンの実なんだそうだ。
本場のにがうり~。
買おうとするが息子に止められる。
三線 10,000円也。
買いたかったのに、お店のオジイが、別のオジイと三線談議に夢中で無視される。
公設市場を目標にブラブラ歩いたが、義母が歩けなくなってしまった。
しかたなく、国際通りのスタバまでなんとか連れて行き、ババァーズは休憩。
残り30分を息子と二人でお土産ゲットにダッシュ!
結局、公設市場には行けなかった。
18:00=料亭・那覇到着。
料亭のイメージとはほど遠く、建物全体を覆う派手なイルミネーション。
大きな2体のシーサーと錦鯉がお出迎え。
玄関先で出迎える店員さんはなぜか全員アロハシャツのお兄さん。
息子いわく…ここはラブホか?
店の外観に驚きながらも、着物姿の仲居さんに案内された部屋は普通のお座敷。
琉球舞踊を観賞しながら琉球懐石料理をいただく予定。
懐石なので料理は一品づつ出てくる。
5品目ぐらいになると、髪の毛を沖縄風髷?に結ったオバア手前くらいの人と金屏風が現れた。
どうやら、この髷のオバアの司会で琉球舞踊ショーが始まるらしい。
しかも、この部屋で…
料理を食べながら見てくれと言われるが、みんな緊張して正座でドキドキ(笑)
宮廷舞踊
無表情で誰とも目を合さず踊るのがしきたりだそう。
このあと、別の2組の踊子さんがそれぞれの踊りを披露。
三線で民謡
いつもCDで聞き耳なれた民謡を3曲ほど唄ってくれた。
さすがに、上手い!生の美歌(ちゅらうた)だ。
ますます、三線が弾いてみたくなる。
お客は私達4人しかいないのに、部屋の中で踊りを見られるなんて初体験。
すごい、贅沢な気分を味わえた。
踊子さんと記念写真も撮れたし、料理も美味しかったし、大満足な夕餉となった。
このあと、那覇インターから高速道に乗り、恩納村へ。
宿泊先の「沖縄かりゆしビーチ・オーシャンスパ」へは21:00に到着。
ババァーズは疲れた様子だが、無事に一日を終了できた。
其の2に続く…
それに豪華旅行ですね。我が家の沖縄旅行とは大違い!
お母様方を連れての沖縄・・・お疲れ様でした。
>猫に小判=年寄りに携帯電話
そうそう!ホント!分かる分かる!
うちの母なんて
年寄りの携帯=公衆電話
なんですよ。かかってきても出る気なし。
自分の都合でかけるだけですよ。
>本場のにがうり~。
>買おうとするが息子に止められる。
はい!私も直ぐ買おうとして同行者にバカにされてます。
でも、立派なご~や~買いたくなるんですよね~
>ドラゴンフルーツ
>サボテンの実なんだそうだ。
ジュースにすると美味しいですよ。
我が家には花も実もつかないのがいらっしゃいます。
>三線 10,000円也。
うちは27,000円買いました・・・
今は押入れの肥しです。
国際通りのスタバ・・・私も必ず休憩に入ります。国際通りを全部見て歩くと疲れるんですよね。
琉球会席料理ってどんなん?豪華だ~食べたことない~
沖縄かりゆしビーチ・オーシャンスパ
うらやましいな~
お母様達の様子が、我母と同じようで笑えます。
携帯電話-長袖-歩けなくなる-いろいろ
其の2に期待期待!
これだけ書くのに、どれだけ時間がかかったことか…。
写真も膨大で選ぶのにひと苦労。
二人の母たち(ババァーズ)の逸話?を入れてたら、どれだけの量になることやら…(笑)
まあ、無事に帰れたから笑い話として、ブログが書けるんですけどね~。
え~!tokotokoさん三線持ってるの~?
もったいない!弾いてくださいよ~。
同居人さまは弾けないのですか?
沖縄懐石料理とは、沖縄料理を懐石風にアレンジした料理なんでしょうね~。
付出しから始まって、刺身、ラフティー、魚料理、天ぷら、ステーキ、そうめんの炒めもの、よもぎのジューシー、アーサーの吸物、紅いもとシークワサーのデザート。パパイアの漬物とかサンダーアンダーギーも出てたっけ。
ほとんどが美味しかったです。お腹いっぱいで食べきれなかった。ババァーズの食べられない分はすべて息子のお腹に…
だから、あんなに巨漢なのです。(しかもメタボだし!)
二日目の其の2は、いつアップできるかしら…
気長にお待ち下さいませ。
親孝行旅ですか。すばらしい~。
でも、自分の思い通りにはならなかっただろうから、また行かなくてはなりませんね。
ソーキそば、食べたかな~。
なんというしーさー!
なんという三線!
このところ、さすがの明太子県も朝夕さむさむでございます。
やはし、真性の亜熱帯は一味も十味もちがいますなあ。
眼福でございます。
続き、楽しみです\(^O^)/
続きが楽しみです。
沖縄はこの時期でも夏服でいいんですねぇ。
なんだか夏が恋しくなってしまいました。
同居人はサンシンどころか全く楽器はできませ~ん。
私は子供の頃、母が三味線を習ってた時があって、
すこ~し触ったことはありまし、
バイオリンもやっていたので弾けるはず!とやってみましたが、
楽譜のようなもの工工四(クンクンシー)が読めず曲にはならなくて、
私の辞書には努力と言う文字はなく即効断念・・・
でも、最近ますます沖縄好きになってきて、
サンシンを習いたいな~と思っておりますが、
時間とお金と場所と三拍子揃って無いため
そのまんまになってます。
でもメンバーの内2人は前回(17年前)と同じなので…(笑)
今度はダーリンと二人で行きたいですね~。それこそ明日にでも…(夢ですけど)
親孝行旅行と言うと偉そうにみえますけど、たんに私が沖縄に行きたくて…老母を同伴すれば出かけやすいかと…姑息な作戦です。
ソーキそばは沖縄最後の昼食に空港で食べられました。
コーレーグースをたくさん入れて…美味しかったです。
大きな不安を抱えられているくもさまから見たら、なんてノーテンキな…と思われるかもしれないですね。
でも、くもさまとおかんさまの母娘の絆を拝見するようになって、それが今回の旅行のきっかけなんですよ。
私なんて、親孝行なんて、な~~んにもしてなかった。
特に実家の母とは温泉すら一緒に行ったこともないのです。
って、この旅行が親孝行だとは思いませんけど、でも二人とも喜んでくれたようなので、良かったです。
九州とはいえ、明太子県の冬は寒いですよね。
どうぞ、風邪などひかれませんように…。
って、もうひいちゃったんでしたね~。
前回行ったときも三世代だったのですけど、孫になる子供達は10歳と2歳。義母もまだ60代前半で元気一杯でした。
今回の旅行は違った面で意義深いものになりました。
続きは、またぼちぼちと頑張ります。
沖縄は完璧な真夏でした。
夏大好きなねこばす…。あ~~沖縄に住みたい。
にがうりの件、笑ってしまいました。悲しい性(習性)ですよね!
一番下の段、左から2番目のシーサーに思わず一目ぼれです!!