山陰の旅レポートの続編。
鳥取砂丘を後にして、またもや海岸沿いに国道9号線?鳥取バイパス?をひた走る。
途中、神話「因幡のシロうさぎ」の舞台となった白兎を過ぎ、
はわい温泉のある羽合町の道の駅で昼食。
その後、「名探偵コナン」の作者、青山剛昌氏の故郷、北栄町を通り過ぎる。
興味ないから通りすぎちゃったけど、
この町には青山氏の「ふるさと館」や「コナン通り」「コナン大橋」といったゆかりの名所があるらしい。
そして極めつけが鳥取空港の別名?愛称?が「コナン空港」だって(笑)
さらに車を走らせ、ようやく米子市に到着。
ここから国道431号線に進路を変え、境港市に入る。
境港に入ると、オットには懐かしい風景が広がり、
この道はどうの、あの会社はどうの、わっ!このリゾートホテルはつぶれたんかい!と、
しばし会話が弾む。
午後2時過ぎ==水木しげるロードに到着
説明するまでもないと思うけど、境港市は「げげげの鬼太郎」の
作者で知られる漫画家・水木しげる先生の出身地。
JR境港駅から延びる通りには、
作中に出てくる妖怪のブロンズ像が153体も並んでいるそうな。
まずは、主なブロンズ像のご紹介。
水木先生と奥様
鬼太郎と水木先生
水木先生と妖怪たち
鬼太郎
目玉の親父
子泣き爺
砂かけ婆
鬼太郎2
草履妖怪
鬼太郎の下駄
死神
カッパの三平
悪魔くん
口裂けとねこばす
どれもこれも、漫画のキャラクターとは思えないくらい、
リアルに作られたブロンズ妖怪たち。
興奮気味の私は、雨の中だというのに、妖怪を1体づつ撮影していった。
でも多すぎてキリがなく、カメラのバッテリーも少なくなったので、
全部を撮るのはあきらめることに。
駅から商店街に続く通りの店は、ほとんどの店が妖怪作品でディスプレイされていて、
歩いて見ているだけでも楽しくて仕方なかった。
JR境港駅
J駅の壁画
目玉親父の電車
ポケットパークの池
公衆トイレ
目玉の電燈
街灯も目玉
マンホールの蓋までも…
各お店のショーウィンドウも楽しい~!
各店舗がオリジナル豊かで、手作り感満載!
怪しいディスプレイを競ってる!って感じ。
これらは売り物ではないようす。飾ってるだけ。
商店街のアーケード
この奥に「水木しげる記念館」がある。
時間がなく入館しなかったけれど、記念館の前の広場には、
ねずみ男、砂かけ婆、猫むすめの着ぐるみさんたちがお出迎え。
猫むすめとねこばす
私は猫むすめと記念撮影。
このあと、握手やハグまでしてくれた。
着ぐるみの皆さんはサービス精神が旺盛で、積極的に観光客に近寄って、
記念撮影やパフォーマンスをしていた。
妖怪神社
他にも、「ゲゲゲの妖怪楽園」や「鬼太郎妖怪倉庫」「ぬりかべの森」など、
楽しめるスポットがたくさんある。
鬼太郎や妖怪グッズのお土産屋もたくさんあったけど、時間がなくて…
到着から約1時間30分ほどで退散することに。
私的には、まったくの不完全燃焼。
妖怪たちに後ろ髪をむんずとつかまれていたのだった。
「また来るんじゃぞー」
絶対来るよ、目玉の父さん。
奇しくも、この旅から家に戻った翌朝の11月30日に、水木先生が亡くなった。
享年93歳。
眠るように静かに逝かれたそうな。
心からご冥福をお祈りします。
次回は、松江城編です。