岐阜の画廊 文錦堂

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珍品入荷!!棟方志功作品

2012-04-03 09:56:21 | コレクション
皆さん、おはようございます。

今日は、低気圧や前線の影響で全国的に大荒れの天気だそうです。
岐阜も既にが降り出しています。お出かけの際はどうぞ十分にご注意下さい!!

さて、今週末から開催する「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」【会期:4月7日(土)~15日()】に向けて、準備に追われるなか、珍しい作品がお客様より入荷してきましたのでご紹介致します。

ヴェニュス生誕-堀口大學詩集(棟方志功作別冊画譜)

■著者名:堀口大学
■出版元:裳鳥会
■刊行年:昭和9年、限定450部の内、50部特製本の内



毛筆による直筆の署名  棟方志功鑑定委員会鑑定証

鑑定証は、額装の中に大切に保存されています。

ヴェニュス生誕-堀口大學詩集(棟方志功作別冊画譜付)は、限定450部のうち50部が特製本、400部が仮製本です。
本作品は希少な特製本の1部を、改めて棟方志功鑑定委員会において鑑定して頂き、特別に額装にしたものです。
別冊画譜は無彩色が基本ですが、稀に部分的に手彩色を施したものや、全体的に手彩色を施したものが存在致します。
本作品は9図ある木版画の全てに棟方志功による手彩色が入り、また、棟方志功の署名は毛筆によるもので、ペン署名である400部本別冊画譜とはこの点でも異なります。

棟方志功ならではの筆致による独特の女性像に手彩色が大胆に施された9図それぞれの個性が見事に融合されており、棟方志功の“魅力”を十分に感じさせてくれる逸品です。
コメント (2)
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伊賀・東京出張記(2)!!

2012-04-02 12:43:33 | 日記
皆さん、こんにちは。

今日から新年度ということで、新たな気持ちでスタートを切る人も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今春、無事大学に合格した娘も新生活に向けて岐阜を旅立ちました。
親としては子供の成長を感じるのは嬉しく頼もしい反面、やはり一抹の寂しさを伴います・・・。(泣)

伊賀出張の翌日、一人の引越しにこれほど荷物が必要かと思うほどの荷物を車に積み込み、家族全員でいざ東京へ。

道中、娘の門出を祝福してくれるかのように、富士山が見事に顔を出してくれました。



やはり、“日本一”の山です。雄大で凛としたその美しい景観は、全てを包み込んでくれるかのような安心感を感じます。

長旅を経て何とか無事、学生寮に着いた早々、休む間もなく、荷開けです。
新生活用品は事前に全て買い揃えていたと思っていましたが、いざ引越しをしてみると足りない物だらけです。
掃除をしたり買い足しに行ったりと、アッという間に一日が終わっていまいました。引越しは大変です・・・。(疲)

翌日は、娘の大学を見に行ってきました。広大な敷地を散策しましたが、敷地内にはナント!?、



フランス料理のお店まで有り、一般の方も自由に入れるそうです。(驚) 800円のランチは、超お徳でした!!

最近の大学は凄いですね・・・・・・。最高の環境で学べる娘は、ホント幸せ者です。

春休みを利用して実家に里帰りする妻と子ども達と別れ、帰りは今週末から開催する「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」【会期:4月7日(土)~15日()】の荷物を頂きに、北斗先生のお宅がある日野市へ。



無事に、出品作品を頂いてきました!! 

今週末は、いよいよ「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」です。乞うご期待!!



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伊賀・東京出張記(1)!!

2012-04-01 11:27:15 | 工芸
皆さん、お久しぶりです。

早いもので今日から4月です!
球春到来というべきプロ野球も開幕し、いよいよ待ちに待ったが実感出来るようになってきました。
自然とテンションも上がります!!(笑)

さて、今週は伊賀への出張や娘の東京引越しに追われたりで、ブログの方がすっかりご無沙汰してしまいました。
春の訪れとともに心機一転、ブログの方も頑張りますので宜しくお願い致しま~す!!

では、伊賀・東京出張記と題して、今週の出来事をザッとご紹介致します。

28日(水)は、先の「焼〆展」でお世話になった渡辺 愛子先生と新 学先生のお宅へお伺いしに伊賀に行ってきました。

先ずは、渡辺 愛子先生のお宅から。東名阪自動車道から名阪国道に入り壬生野インターで下車します。

 新居も完成し、今後のご活躍がますます楽しみです。

 単身で築窯された愛子先生ご自慢の穴窯。

次に、一路伊賀市内へ。

 伊賀市のシンボル伊賀上野城が見えてきました。

伊賀上野城・・・藤堂高虎によって築城され、現在は当時の内堀と石垣、昭和10年に建てられた天守閣が残っています。

カーナビを頼りに新先生のお宅に向ったのですが、検索出来ず、最後は新先生に電話し、お決まりの「Help me!」。(笑)
新先生に親切丁寧に教えていただいた順路で車を走らせると、見えてきました。

 「三軒窯」の看板が!!

新先生のお宅では、来る4月11日(水)~17日(火)までJR大阪三越伊勢丹にて開催する「新 歓嗣・学 親子作陶展」に向けて窯焚きの真っ最中でした。意外!?にも“初”となる親子展だそうです。

 お近くの方は、是非ご高覧下さい。



 新先生の所では、現在5つの窯を使い分けているそうです。

窯焚きでお忙しいにもかかわらず、新先生に敷地内を案内してもらいました。

 裏山には、伊賀焼の宝である木節粘土の層が。

木節粘土・・・木節粘土(きぶしねんど)は、蛙目粘土(がいろめねんど)より可塑性があり耐火度が高いそうです。
伊賀地方は、古琵琶湖層と呼ばれる地層で良質の陶土を産出しています。

明日は、東京編です。お楽しみに!!
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