岐阜の画廊 文錦堂

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親子競演!!

2012-04-18 18:52:45 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日は、暖かかったですねぇ~。上着が要らないほどでした。(汗)

さて、毎回ですが展覧会が終わると目が回るほどの忙しさが待っています。

今日も超ハードな1日でした・・・。
作品の片付け、常設展の展示、明細書の作成、梱包作業、次回DM作成・・・・・・等々、分身が2~3人欲しいほどです。

まだまだ仕事が終わりそうにないのですが、少々疲れてきたので気分転換にブログを更新しま~す。

今日は《親子競演》と題して、信楽焼の名工、故 古谷 道生先生と御子息 和也先生の親子作品をご紹介致します!!



先ずは、古谷 道生先生の信楽作品です。大変出来の良い作品が入荷してきました!!



古谷 道生「信楽ぐい呑」 H6.0×D6.3cm・・・・・(売約済) 晩年の作品です。炎の洗礼を受けた、焦げ・緋色・ビードロなど多彩な焼き上がりが見て取れる逸品です。

 【裏面】 信楽焼の魅力である鮮やかな緋色と軽い焦げ。

 【見込み】 緋色とビードロのコントラストが美しい。

 【高台】 独特の少し高く削り出された高台。掻き銘も力強い。


次に、御子息 和也先生の伊賀作品です。こちらも負けていません!!



古谷 和也「伊賀ぐい呑」 H5.9×D6.0cm・・・・・(売約済) 焦げと緋色、そしてビードロが織り成す景色は見事です。

 【裏面】 炎の洗礼を激しく受けた焦げ。

 【見込み】 淡く彩る緋色とビードロの景色。

 【高台】 亡父 道生先生譲りの高く削り出された高台。

古谷 道生先生(1946~2000)は生前30基もの穴窯を作られ、著書「穴窯 - 築窯と焼成」(理工学社)を発刊されるなど、穴窯を志す多くの若手陶芸家に多大な影響を与えられた伝説の陶芸家です。残念ながら平成12年に54歳の若さで亡くなられましたが、今もなおその人気は衰えることがありません。私の大好きな陶芸家の一人です!!

御子息 和也先生(1977~)も亡父 道生先生のご遺志を受継ぎ、次代の信楽焼を担う陶芸家として各方面からその将来を嘱望されています。今後の活躍がますます楽しみな若手陶芸家です!!

やはり親子ですね。親子の作品で呑み比べてみるのも愛好家の楽しみの一つです。
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2週間ぶりの休日・・・・・・。

2012-04-17 16:53:26 | 日記
皆さん、こんにちは。

昨日は、「伊藤 北斗展」を無事終え、2週間ぶりとなる休日を一人でちょっぴり優雅に満喫しちゃいました。

というのも、普段の休日は大抵妻と一緒なんですが、昨日はあいにく?と言うか、息子の中学校のPTA役員会が1日あるということで一人休日を楽しんだってわけです・・・。(笑)

ということで、私としては珍しく朝から活動的に土岐へと行ってきました!!

向った先はというと、「第5回現代茶陶展」(4/14~22)が開催しているセラトピア土岐へ。





ですねぇ~。男は休日を一人で満喫しようと思っても、結局は仕事絡みとなってしまうんですね・・・・・・。トホホ。

この展覧会では、林屋晴三氏(東京国立博物館名誉館員・菊池寛実記念智美術館館長)、鈴木藏氏(重要無形文化財「志野」保持者)、榎本徹氏(岐阜県現代陶芸美術館館長)による審査の結果、37都道府県、280名・380点の応募の中から入賞9作品、入選76作品が選ばれ展示されています。

文錦堂と馴染の深い加藤 高宏先生もご出品されており、目出度くTOKI織部奨励賞」を受賞されておりました!!

また、加古 勝己さんや桑田 卓郎さん、見附 正康さんといった人気作家が並ぶ入選作品の中に、養老町の大谷 紀貴くんの作品も見つけとても嬉しく感じました。
彼は本当に頑張りやさんで、新しく窯を焚かれると真っ先に作品を持ってきて、私の批評を仰ぐなど一生懸命な子です。
この入選は、彼にとってもかけがえのない自信になったことと思います。本当におめでとう。これからもこの調子で頑張れ!

せっかく土岐まで来たので、少し寄り道をし、アウトレットで買い物を楽しんだあと、次に向った先は多治見市本町5丁目にあるギャラリーヴォイスさんへ。ここでは「わんの形展」が現在開催されています。



200名をゆうに越す作家の作品にただただ圧倒されました・・・。
文錦堂と馴染の深い作家では、備前の隠崎 隆一先生金重 有邦先生、美濃の鈴木 徹先生若尾 経先生の作品も展示されていましたよ。

“眼”を養ったあとは腹ごしらえ!!少し遅めの昼食をしに、ギャラリーヴォイスさんのすぐ近くにある「井ざわ」さんへ。



 今回は、あなご天丼とそばを頂きました。美味!!

お腹も満たされたので、このあとは温泉に入りに行き身も心もリフレッシュしました!!

コメント (2)
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☆私の一押し作品《伊藤北斗展 壷・花入編》☆

2012-04-17 15:53:07 | 工芸
皆さん、こんにちは。

さて、先週末15日()に無事盛況のうちに終えることが出来た「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」では、会期中県内外から本当に多くの方々にご来廊賜わり、大変賑やかな素晴らしい展覧会となりました。改めて厚く御礼申し上げます。

特に最終日は朝から閉店時までお客様の切れ目がなく、このブログも更新する間がないほどでした・・・。
では、伊藤 北斗展のラストを飾る「私の一押し作品」として 、改めて「茶碗・花入編」をご紹介致します。

先ずは、本展会場奥中央にて一際存在感を放っていた



   「釉刻色絵金銀彩壷」¥336,000-(売約済

 壷の中もこんなにカラフルなんですよ!!

次に、南方系の花鳥を描いた



   「釉刻色絵金銀彩花入」¥189,000-

そして、最後は「番外編」として会場壁面を彩った



伊藤 北斗作 「釉刻色絵金銀彩陶板」 35.0×35.0cm(画面)・・・・・・¥241,500-(売約済




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☆私の一押し作品《伊藤北斗展 茶碗編》☆

2012-04-14 11:28:13 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日は朝からあいにくの模様の1日となりました・・・・・・。

さて、早いもので現在開催中の「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」【4月 7日(土)~15日()】も、残すところ今週末2日間となりました。会期中は県内外から多くのお客様にご来廊賜わり、改めて厚く御礼申し上げます。

会期もまだ2日残しています!!
古典とモダンが共存し、和と洋が見事に調和する北斗先生の幽玄な世界を、是非、ご高覧賜わりますよう皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

では、「私の一押し作品」、本日は「茶碗編」をご紹介致します。

先ずは、日本の美しい四季の移り変わりを見事に表現された



   「釉刻色絵金銀彩茶碗」¥157,500-

次に、可憐などくだみの花を描いた



   「釉刻色絵金銀彩茶碗」¥157,500-

そして、最後は琳派調に梅の文様が描かれた



   「釉刻色絵金銀彩茶碗」¥157,500-

ラストを飾る明日は、「壷・花入編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!


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☆私の一押し作品《伊藤北斗展 香炉編》☆

2012-04-13 16:45:24 | 工芸
皆さん、こんにちは。

昨日は、所用で東京に終日出かけていたため、ブログをお休みしてしまい大変失礼致しました。
東京は、上着が要らないぐらいとても暖かく、も満開でした!!あまりの美しさにパチリ



さて、現在開催中の「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗展」【4月 7日(土)~15日()】も、早くも終盤戦に突入です。
今週末は是非、画廊 文錦堂まで足をお運び下さい。皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

では、「私の一押し作品」として、本日は「香炉編」をご紹介致します。

先ずは、案内状にも掲載し、本展でも一際人気が高かった、



   「釉刻色絵金銀彩香炉」¥157,500-(売約済

次にカラフルな配色が可愛らしい



   「釉刻色絵金銀彩香炉」¥157,500-

そして、最後はモスク(礼拝堂)をイメージし制作したというオリエンタルな



   「釉刻色絵金銀彩香炉」¥157,500-

明日は「茶碗編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!


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