岐阜の画廊 文錦堂

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「-信楽・伊賀- 古谷 和也 作陶展」会場奥風景

2024-09-12 15:05:54 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は35度を超す気温で、うだるような暑さとなっています。

さて、原点回帰で信楽や伊賀の伝統を今一度見つめ直した今回の 「-信楽・伊賀- 古谷 和也 作陶展」【 ~ 15日()迄】。
おかげ様で、今日も県内外から多くのお客様にご来廊賜わり大変賑やかな展覧会となっております。

それでは、信楽の山野草に彩られ、一足早く秋の趣に包まれた会場奥風景をご紹介致します。



会場奥には、「蹲」「面取花入」などが展示され、逸品揃の「茶碗」群と共に個展会場を引き締めます。
風呂先屏風は、芹沢 銈介(1895-1984 静岡市名誉市民/文化功労者/重要無形文化財「型絵染」の保持者 )による 「風月」 。



 「信楽鬼桶水指」「伊賀耳付花入」・「伊賀窯変平茶碗」を用いた茶席が演出されています。
 
 今展最大の大作「信楽大壺」。 ススキが活けられた様は存在感抜群です。

亡父道生先生の名作 オーロラシリーズを彷彿とさせる「混成壺」。 大小織り交ぜた集合体による展示は、オブジェとしても来場者の目を惹きつけます。

 
 活ける花によっていろいろと角度が調整できる「信楽混成花入」。 毎回個展の度に発表されて人気を博しています。

違い棚には、「信楽窯変茶碗」「信楽面取香炉」「伊賀面取香炉」などの茶道具類が飾られています。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 酒豪としても名高い和也さんの酒器は、育つ喜びが感じられて毎回大人気です!!
今展でも多くの酒器党を魅了しております。

 
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「-信楽・伊賀- 古谷 和也 作陶展」開幕です!!

2024-09-10 15:13:04 | 工芸

皆様、こんにちは。

2年ぶり9回目の個展開催となった「-信楽・伊賀- 古谷 和也 作陶展」 【 ~15日()】が、7日からスタート致しました!!
天候にも恵まれ、連日県内外から大変多くのお客様がご来廊されるなど和也さんの人気を改めて感じる個展となっております。

日10日(火)~ 弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載し販売させて頂く予定です。

それでは、信楽の山野草に彩られ、一足早くの趣となった個展会場をご紹介致します。

伝統の中にも現代の様式に合う作品を作れたらと、日々作陶に励む和也さんの想いが伝わってくる展覧会となっています。





入り口正面には、緋色とビードロが織りなす景色が美しい「信楽花入」がお出迎え致します。
絵画は、生前「画壇の仙人」と呼ばれた熊谷 守一 (1880~1977 勲三等(辞退)、文化勲章(辞退) )作 色紙「ざくろ」。



床の間を飾る作品は、今や和也さんの代表作とも云うべき「信楽混成花入」が存在感を放ちます。
掛け軸は、 川合 玉堂 画伯(1873~1957 文化勲章・帝国芸術院会員)作 「湖上秋色」。

多くの料理人を魅了する和也さんの「食器」
これから本格的に秋の味覚が味わえる季節になるにつれて、明るく温かみのある信楽焼の食器類は大活躍しそうです。
 




信楽の山野草が良く映える混成シリーズによる「花入」。 素朴ながらもどこかモダンな趣を漂わせる作品に人気を集めています。



明日も、会場奥風景をご紹介致します。 乞うご期待!!

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次回展DMのおしらせ

2024-08-25 17:57:48 | 工芸

皆様、こんばんは。

台風10号が接近、上陸が予想されておりますが、被害がでないことを祈るばかりです。

さて、次回展のDMを皆様にご紹介させて頂きます。

9月の企画展は2年ぶりの開催となる古谷 和也さんの個展です。
今展では、原点回帰で信楽・伊賀作品を中心に【混成】作品も織り交ぜた新作が数多く出展されます。
乞うご期待です!!

 「- 信楽・伊賀 - 古谷 和也 陶展」/ 令和 6年 9月 7日(土)~ 15日() 会期中無休

日本六古窯の一つ信楽焼を背負う若きリーダーとして、その将来を嘱望される古谷和也さんの2年ぶりとなる個展です。
本展では、信楽や伊賀の伝統を今一度見つめ直し、伝統的な作品から近年取り組む混成など織り交ぜながらの新作が多数出展されます。
美しく深みのあるビードロ、色鮮やかな緋色など、見る者を魅了し続ける和也さんの新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

日(土)・8日()、古谷 和也先生在廊の予定です。

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次回展のお知らせ

2024-07-29 09:16:35 | 工芸

皆様、おはようございます。

毎日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先の松村遷さんの岐阜初個展を無事に終えてホッとするのも束の間、早くも次回展のお知らせです。

来月の企画展は、特別の二日間と銘打って文錦堂初の試みとなるセレクション展を開催致します。 乞うご期待です!!

「文錦堂セレクション展」/ 令和 6年 8月 3日(土)~  4日() 会期中無休

注意:混乱を避ける為、AM9:00~抽選のうえ整理券を配布させて頂きます。

このたび、文錦堂では初の試みとなるセレクション展を開催致します。
常々、美術商はディーラーである以前に何よりも美術愛好家であるとともに、筋の通ったコレクターであるべきだと考えます。
今展では、五代目店主がこれまで培ってきた眼と感性によってセレクトした作品を通して美術品の愉しみ方をご提案出来ればと考えております。

この特別な二日間で、美に携わるよろこびや新たに美を発見する醍醐味、美と暮らす充実感を見出していただければ幸いです。
皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

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「-本沼手黄瀬戸- 松村 遷 陶展」会場奥風景

2024-07-19 11:29:16 | 工芸

皆様、こんにちは。

東海地方も昨日梅雨明けとなり、いよいよ本格的な夏の到来です。

さて、先週末 13日(土)から開催中の 「-本沼手黄瀬戸- 松村 遷 陶展」【 ~21日()迄】。
おかげ様で、松村さんの本沼手(もとぬまて)黄瀬戸による新作群を一目見ようと、連日多くの愛好家の方々や美術関係者に足をお運び頂いております。

昨日より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、出展作品を順次販売させて頂いております。

それでは、昨日に引続き、黄瀬戸の本場美濃の地で初個展に挑む松村さんの“気迫” が伝わってくる個展会場をご紹介致します。



会場奥正面には、富士山麓の薪ストーブで焚かれた桜の木の灰と本沼の石から生まれた淡雪手など、松村さんが最も制作に力を注ぐ「茶碗」が並び存在感を放ちます。

 

 絵画は、加藤 栄三(1906~1972 日本芸術院賞・日展理事)8号「鵜飼」。 今回、松村さんも初の鵜飼を楽しまれました。

 中国殷の時代の青銅器をイメージして制作された、今展一番の大作「本沼手黄瀬戸三足壺」

茶碗以外にも品格溢れる「壺」「花入」作品が出展されています。



続いて、違い棚には「徳利」「片口」などの酒器類も陳列されています。 



最後は、人気の「ぐい吞」コーナー。 
今展では、魅力溢れるぐい吞が数多く出展され、多くの酒器党を魅了しています・・・。

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