りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

待合室

2012年08月27日 | りんごの思い出
この前点滴を受けた医院の待合室で、顔見知りのおじいちゃんやおばあちゃんに会いました。

 「○さんちのおばあちゃん、具合悪いの?この暑さだもんね~」

 「あんた・・・○さんちの嫁さんやろ~?夏風邪引いたんか?」 

お互いに 『氏素性』 が分かっていると、こんな風に会話も出来ます。一番嫌なパターンが・・・

 「あの人どっかで見た事あるけど・・・誰だったっけ??」  

サービス業の私は、こっちが知らなくても意外と向こうは私を知っている!というのがあるんですよ。

そういう場合、私はどういう態度をとればいいのやら? 「またのご来店を!」 じゃ変だし  

                          

りんごは病院が大の苦手でした。行き先が病院と分かっただけで震えが止まらなくて、かわいそうなくらいです。 

 「ハッ!この道って・・行き先は病院だ!」  

いつも混んでいる病院。待合室は他の子もいるし、診察室からは犬や猫の鳴き声も聞こえてきます。  

パパさんと2人の時は、名前が呼ばれるまでと会計待ちの間・・・待合室には私一人で待機!

えっ?りんごですか?恐がりなりんごはパパさんと外の駐車場で待っていましたよ。 

     診察前のりんご。不安そうな顔ですネ!

          
            「もうすぐ私の順番?次の次くらい?次の次の次くらい?」

あれほど震えていたのに、自分の診察や治療が終わると震えはピタッ!と止まり、下がってたシッポもピンと上がります。

 「お先です!全然痛くなかったよ!頑張ってネ!」 

まるで、予防注射が先に終わり 「痛かった?」 「どうだった?」 と順番待ちの同級生に聞かれてる子供みたい!

     診察後のりんご。余裕の笑顔かな? 

          
            「りんご、偉かったでしょ?点滴も我慢したんだから。」
            「うん。偉かったね!ご褒美は芝生公園でお散歩だよ。」


 週に2回点滴に通ってた頃、必ず待合室で一緒になる人がいました。

  茶色いM・ダックスを抱っこした60歳くらいの方です。ダックスは腕の中で、おじさんの顔をじっと見つめています。

  毎回会う人なのに、私はその方と会釈程度・・・お話はした事がないんです。それには理由があります。

  おじさんは自分の名前が呼ばれるまで、ずっとその子に話かけていたからなんですよ。

  りんごが逝って3年・・・あのおじさんと腕の中にいた子は、今も病院に通っているのでしょうか?

  それとも・・・「犬の国」 でりんごと、友達になっているのでしょうか?
 

          そのおじさんだって、気にしてたと思います。
            「いつも会う雑種の子、お星様になっちゃったのかな?」 って  りんごより  


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