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温泉めぐり紀行

サクラ咲く(2025年4月)

1024.富良野の旅 (2/3)

2023-08-27 | 旅の空

■旅の二日目

朝ごはん食べて車で出発。親子四人組はすでに出発したらしく車がない。
旭山動物園に行くとか云ってたから早めにでたんだろう。
レンタカーは1200ccのヤリス。普段は軽に乗ってるので乗り心地がいい。

ジェットコースターの道を味わいながらファーム富田に向かう。
やはりラベンダーは咲き終わっていた。
もう遅いだろうなとは想像はしてたがまったく咲いてはいなかった。
ファーム富田では花柄摘みの作業が行われていて、今年は例年より2週間ほど早く咲き終わってしまったという。
雨が振り始めた。
有名な場所なので次から次と大型観光バスが到着し、韓国からの観光客がどっと花畑に押し寄せてくる。


定番の朝食  自家製酵母パン、スパゲティ、卵焼き、自家製ヨーグルトなど


ジェットコースターの道


雨降りのファーム富田

今日は南富良野町の金山湖まで足を延ばす予定だ
その前に富良野岳山麓の「原始の泉」に立ち寄った。湧水量は豊富だ。
手ですくって飲む。冷たくて飲みやすい。ポリタンがあれば汲んで帰りたいくらい。
奥さんが、ここには以前来たことがあるという。
そういわれてみると、どっか記憶があるような・・たぶんあの時だ、山部でキャンプしたときかもしれない。

富良野市街でお昼ご飯をとろうと思ったのだが、ちょうど昼時のためどの店も行列をつくつて大混雑。
スマホで探したスープカレーの店に行ってみた。
店の様子見に行った奥さんが云うには席に案内できるまで3時間待ち!!だとか。
けっきょく富良野マルシェ近くの「熊ッ子ラーメン」でお腹を満たすことになった。


原始の泉

■14時、金山湖に到着


湖畔に広がる芝生、白樺の白い樹肌、紅葉前のナナカマドが美しい。
いつかここでキャンプを・・と心誘われるロケーションなのである。
たぶんキャンパーたち向けなのだろうが「かなやまこ保養センター」には入浴施設がある。温泉ではないがせっかくなので入ることにした。
湯上りの体に湖畔の風が気持ちいい。

駐車場に相模ナンバーのキャンピングカーから親子がおりてきた。
お風呂やってます?
えぇやってますよ、気持ちいいですよ

15時、国道38号線の来た道を戻る。あっ、キタキツネ!  と奥さんが叫んだ。
鋭い目つきでこちらを見つめながら恐れず車に寄ってくる。
餌をねだってる感じだ。
たぶん観光客に餌をもらって学習してしまったようだ。

      

■山部自然公園太陽の里キャンプ場

国道38号線で富良野へともどる途中、富良野町山部の「山部自然公園太陽の里キャンプ場」に寄り道した。
たぶん10年以上前だろうが、奥さんとここでテント生活をしたことがあった。
富良野岳山麓に登ったり、二日ほどのんびり過ごした。

食事は園内のレストランで済ませたりして省エネキャンプ生活を送っていた。
どちらかというと奥さんもアウトドア志向で温泉好き。
ふたりとも趣味のベクトルが同じ方向を向いてるので助かる。

そんななときたまたま富良野市街ではへそ祭りが開催されていた。
へその周りに顔を書いて町中をぐるぐるとにぎやかに練り歩く奇祭である。
道いっぱいにビールケースが敷かれている。

即席の椅子に腰掛けながらビールを飲んだり食べたり。
思い思いにまつりを楽しんでいる人々をみるとこちらも気分がウキウキしてくる。
クルマだけどまぁ一杯くらいは・・と気が大きくなってきたのだった。

■鳥沼公園

富良野市街から15分程度の距離に鳥沼公園がある

鳥沼公園は開拓以前の富良野盆地の原風景が残された希少な環境で、10haの園内には多種多様な動植物が生息している。

案内板にはそのように書いてある。沼は神秘的なたたずまいをみせていた。

■おいしい夕飯

シェフ、料理の腕あげたねぇ
おもわず口ずさんでしまったほど夕食時にテーブルに並んだ豚肉のソテー、これが実においしかった。肉のやわらかさにソースの香りが口中に広がり、脳内に快楽ホルモンが駆けめぐる。

前の晩から漬け込んでおくのがコツなんですよね。オープンしたてのころ、皆からこの料理の腕で大丈夫かいな、と心配されたんですけど少しずつ腕をあげてきましてね
やはりおかねをいただいてるものですから・・

昨日とは違う夕食を用意してくれたオーナーシェフの心遣いがうれしい。
今夜もサッポロクラシックを2本空けた。