台湾当局が公的資金を投入して設立する台湾メモリー(TMC)を軸にしたDRAM再編が膠着状態に陥っている。
6月上旬までに新会社の骨格を固めて、9月上旬までに設立する計画だったが、4月中に公表するとしていたTMCの事業計画は今も明らかになっておらず、台湾大手の反発も根強い。
市況の回復が各社のスタンスに微妙な影響を与えており、構想が暗礁に乗り上げる可能性も出てきた。
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