Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

パーではチョキに勝てないぞ。神様でも。

2005-06-04 15:10:14 | Soul / Funk / Dance
泣く子も踊る強力ファンクでお願い致します。どもども。

ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション(Larry Graham & Graham Central Station)
「MY RADIO SURE SOUNDS GOOD TO ME」(1978)

邦題は?
そう。その通り。
「いかしたファンキー・ラジオ」!

とにかく冒頭の「Pow」が強力!
音のデカイ固まりがゴリゴリと、踊りながらこちらに向かってきて、いつの間にか泣く子も一緒に踊るコト請け合い。
御大ラリー・グラハムの強力チョッバーベースが生み出す踊れ踊れ光線がアナタの腰を直撃します。御覚悟!

グラハム・セントラル・ステーションは、どこからどう聴いても怒濤の「どファンク」ですが、そのくせ何故か汗臭さが少ないので、ファンク慣れしていない方にもおすすめです。言ってみりゃ、「この豚骨スープってぇ~、コクはすごくあるのにぃ、そのくせぇスッキリしていて飲みやすぅ~い」みたいな感じです。コノヤロー。

前述の「Pow」にはニホン語の替え歌があるそうで、ぜひ大音量の下、あなたも絶叫して下さい。
曰く「パーッ!I Got-cha! チョキには勝てないぞ~!」だそうです・・・。
・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・。
そう言えば、プロデューサーが「神様」だった事もあった筈(2枚目ではプロデューサーは「GOD」とクレジットされている)だが、この時にはラリー・グラハム本人になっていたな。ジャンケンで勝ったのか。チョキでか。
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ユージン、小野に気を付けろ!

2005-06-02 23:27:11 | Rock / Pop
小野のプレイがあまりにも冴えているので、敵チームのキーパーがディフェンダーに向かって、思わず「ユージン!小野に気を付けろ!」と言った、という話では全然ない。
だって、本当は「小野」じゃなくて「斧」に気を付けろ、なんですもの。
でも、何で斧に・・・?
ハッ!?今そこで何か・・・?
・・・・・・・・・・・・ギャーーーーーーッッ!!!!!
っと言うくらい、今日はコワイ怖いこわ~い音楽のお話です。

それは、高校2年のある夏の夜の事でしたが、私は、こんなに恐ろしい音楽を、そうとは知らずに、家族が旅行のため自分一人しかいないガラ~ンとした家で、聴いてしまったのです。深夜0時頃だったでしょうか、NHK-FMからそれは流れて来たのです。最初はタイトルも何も知らなかったのですが、それは本当に無気味でした。心底怖かったのです。だって、この曲、何かが淡々と迫って来るんですもの。しかも、FM誌を見たら「ユージン、斧に気を付けろ」っていうタイトルなんですもの。耳について離れない・・・・・・ハッ!? 今、何か・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・ギャーーーーーッッ!!!!!

という事でゴザイマシテ、この恐怖は、「ホテル・カリフォルニア」の中ジャケのエクトプラズムを知った時と並び、実はワタクシ史上の二大恐怖事件であります。

それにしても何で「斧」なんでしょうか?
思わず、山岸凉子サンのあの恐~いマンガを思い出してしまいます。
あの、例の、気がつくと般若が「わたし」をじっと見ているというあのお話です。(あのお話も本当に怖いお話ですね)

さあ、皆さんも何だか聴いてみたくなったでしょう?
怖いもの、実は大好きでしょう?

アルバムは「Ummagumma」(1969)、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の作品であります。ぜひ、深夜に一人で聴いて下さいね。

それから、小野もケガには気を付けろ!
コメント (3)
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浮気なぼくらは三回転半ひねって開放的。きゃッ。

2005-06-01 23:24:41 | 日本のロック・ポップス
YMOにハズレは無いので、どれでも良いがのぉ。
でも「BGM」や「Technodelic」では、ちと辛口過ぎるかのぉ。
どうせ、YMOは全作、ココで取り上げるので、今日は何も考えず、「浮気なぼくら」(1983)にしてみました。
モトイ。しちゃった!きゃッ。

というノリがこの一枚であります。(ホントーか?)
(「モトイ。」から「きゃッ。」の部分は、できるだけ低い細野ボイスでお読み下さい。)

いい年こいたオヤジが、「浮気なぼくら」などと恥ずかしげもなく言いつつ、三回転半ひねったクール&ポップなサウンドに、お経ボーカルを炸裂させ、どことなく仏教的世界観を漂わせると、奇跡的にこんな作品ができるという事のようです。(ホントーか?)
常人にはマネできません。(これはホントーだ。)

しかし、この「輪郭のクッキリした明るくてカラフルな曇り空」的な妙な開放感は、末期ビートルズと共通するところがありますね。聴いて難しいところは全くなし。しかし、これ、作ろうって言ったら、ただ事じゃないですね。ホント、奇跡だよな~。
次作(と言うか最終作)の「Service」も凄いんだよな~。

YMOを聴いた事がない人は、「勿体ない」(←世界的環境用語)ので、とりあえずオリジナル・アルバムは全部聴きましょう。
なお、使用上の注意はよく読んでお使い下さい。ん?

(本日はビックリマークを極少でお送り致しました。ンふッ!!!!!)
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