Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

原田知世サンってば、知られざる技巧派でアリマスネ。

2005-06-06 22:34:17 | 日本のロック・ポップス
おおよそ世間的イメージからして、
「原田知世」と「技巧派」という言葉は似つかわしくないと思われますが、この方、スンゲェー技巧派ボーカリストです!
相当意識的に声をコントロールして歌ってると断言します!
「素直な歌い方」とはいい意味で正反対だー!

力の抜き方。
声の表と裏の一瞬の使い分け。
声をどの部位で響かせるか、その選び方。
歌を魅力的に仕上げる技。本当に絶妙です。天才的に上手いと思います。
嘘だと思ったら聴いて下さい。
スンゲェーよ。(←ココはボビーの声で読んで下さい)

「My Pieces」(2002)

目下のところ最新作。3年も前ですが・・・。
音の方は全体にアコースティック系サウンド。お洒落な都会的室内的アコースティックではなく、イーグルスなどのアメリカンロック的開放系サウンドに近い感じで、フォークやカントリーの上に咲いたサウンド。ただし、北欧アーティスト経由で取り入れているからか、土の暖かみより冬の空気感を感じさせるとアタクシは思います。

そんで、全体にアコースティックなだけに、本当に声が活きますワ。
大半の曲に3声以上のコーラスがバックに入っていて、全てご本人が歌っております。コレが透明な空気感を醸し出している!間違いない!
メインのボーカルも、スペシャル技巧が冴えまくり!超ド炸裂してオリマス!
どの曲もスゴイです。
透明感があって、でも、存在感のあるボーカルって、一体どういう事?
素の声をさらに魅力的に響かせる技術があるっていう事?
多分そうだ!
原田知世サンは本当にスッゲェーボーカリストなんです。
嘘だと思ったら、「My Pieces」聴いて下さいね。
ヨロシク。どもども。

こっちも読んでね。よ~ろし~くね~。)
コメント
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