Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

枯れ系サウンドの背後からギラギラした若衆の顔が覗くって素敵な事ね~!

2005-06-10 22:49:27 | West Coast Rock
そろそろマイケル・ジャクソンの登場ではないかとも思いましたが、今日はやめました。
ハイ、今日はこれ↓

ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(Nitty Gritty Dirt Band)
「Uncle Charlie & His Dog Teddy」(1970)

↑これはですね。あんまり有名盤ではないけど、アメリカン・ロック史上に燦然と輝くスッゲェー名盤です!
ホント、いいよコレ!
いいんだから、黙ってお聴き!とワタシは言いたい!
土臭い音楽が好きなら、絶対に聴くべきです。
お願いだからさぁ、聴いておくれよ~。とも、ワタシは言いたい!

ベースはカントリーとロックです。
アコギ、バンジョー、マンドリン、などなどカントリー色豊かなヤツらと、アンプを通してドデカイ音で出しました的なロック的なヤツらが見事に融合しちゃってたりしてます。そうです。どこにもなかったサウンドを完成させちゃったんです。(バーズのカントリーロックとも違うよ)
そんな、やり遂げちゃったような完成された曲の合間に、モロにブルーグラスというか、ルーツ的なモンも演奏してまして、これもまたいい!

カントリー色が強いというと、ジジーの音楽だろ、と思う向きもありましょうが、流石に若い衆が作った音楽ですので、ちゃんとロックンロール的にギラギラもしてます。たぶんこの兼ね合いが絶妙なんです。そして、意外にポップ。作曲者のクレジットを見ると、マイク・ネスミス(Mike Nesmith)だとか、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)なんて粋なポップ野郎の名前も見えます。憎いぜコノぉ。

ロック的感性の若い衆が、伝統(カントリー)にコビは売らず、でも、敬意と愛情をもってしっかり大胆に自分たちの音楽に取り込んだアメリカ音楽の良心的名盤、という事でまとめてみましたが、それで良いでしょうか、Mr.マッキューエン?

とにもかくにも、ココロ晴れる、ココロ踊る一枚でアリマスね。
不朽の名盤。
ハイ、聴きましょうね。

さて、明日はいよいよマイコーか?
それともハマコーか?
コメント (2)
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