Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「オトコど阿呆アメリカンロック」withヨロシク哀愁

2005-06-20 23:04:33 | West Coast Rock
ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)
「What Were Once Vices Are Now Habits」(1974)

このアルバム、邦題があまりにもファンタ~スティ~ック!

「ドゥービー天国」!!!!!

ナメとんのかー!!!

という事で、アホウで悪いかー!とばかりに豪快にグイグイ行くドゥービーは実に爽快。
ツインギターにツインドラムと、編成も豪快だし、何と言っても、イーグルスと違ってリズムの切れ味がいいからな~。

曲目的には、ストレートなポップ・ロックでお届けする明るく豪放なストーカーソング「Persuit On 53rd St.」(「53番街の追跡」って・・・。コレは最高にアホウ!)、アコースティック・ギターとヴァイオンリンが印象的な(ケイジャン風って言うの?)「Black Water」、見事にキャッチーなギターのリフとメンフィスホーンがイカす「Eyes Of Silver」、そして、16ビート的感覚の8ビートにシンコペを効かせまくって実にスリリングでカッコいい「You Just Can't Stop It」(これもメンフィス・ホーンが効いてる!)などなど。
基本路線はロックとしか言いようがありませんが、16ビート的な黒い感覚があって、そのドライヴ感はマサに天国。
そんでもって、実は、豪快一辺倒ではないトコロが憎い。柄にも無くオトコの哀愁を漂わせちゃったりするんで、あ~、コリャ、一本取られます。

という事で、アメリカン・ロックが好きなら必聴なんじゃないのぉ~?この一枚。
天国を標榜しているくらいだし~。
コメント (4)
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