Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

予告編。黒い「かしまし娘」!

2005-06-16 23:52:49 | Soul / Funk / Dance
このジャケットを見て、思わず「かしまし娘!」と叫んだアナタ。
正解です!!!
と、言いたいが、残念ながらちょっと違います。(チョットか?)
First Choiceです。
このビミョーなジャケからは想像もつかない
最高過ぎるクールなダンスサウンド。
近日中にキチンと語るから、ちょっと待っててね~。
今日は、予告編っす。
ホント、サルソウルってば、最高過ぎ!
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激情をエレガンスで。哀しくて美しいサルサの最高峰。

2005-06-15 22:56:14 | Salsa / New York Latin
ロベルト・ロエーナ(Roberto Roena)
「Looking Out For "Numero Uno"」(1980)

アポロ・サウンドを率いたロベルト・ロエーナは、サルサにギュンギュン唸るギターを入れちゃったりと、そういう事もするヒトなんですが、この一枚は、奇を衒う部分は全くないですね。
尖鋭的なモノはなく、ある意味、保守的。正攻法のサルサの完成形。
センチメンタルなメロディに流されてしまう事はなく、かつ、激情がリズムに溢れすぎる事もない。
あくまでも表現はエレガント。でも、どうしても滲み出て来る熱さ。これが言葉にならないほど美しい。
見事にギリギリのバランスを取って出来上がった希有な、本当に希有な一枚。
ロベルト・ロエーナの到達点、ではなく、70年代サルサの到達点。

本当にカッコいい音楽とはこういう事なのね。
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「砂の女」も「ド偉い米国の陽気なムスメ」も30歳け?

2005-06-15 07:33:09 | 日本のロック・ポップス
さて、鈴木茂氏のあのスペシャルな名盤「Band Wagon」が、発表されて30年という事で、DVD付きの「 Perfect Edition」(パーフェクト・エディション!)で、何度目かのリイシューで出てますけど、今日は、コレじゃないです。

「砂の女」、別ヴァージョンを聴きましょうね、という事であります。
こっちは、バックをハックルバックが演奏してまして、こっちの方がワタシは好きです。テンポをグッと落として、ビートに粘りが出てます。より、リトル・フィート的なノリじゃないでしょうか。「Great American Funky Girl」なんていう、ニホン語にすると凄い事になりそうなタイトルの曲も収録されておりまして、コレもかなりリトル・フィート的にグルーヴしております。この2曲、元々オーディオフェアーかなんかの為にレコーディングしたものらしいですが、特に入手困難なモンじゃないです。ティン・パン・アレーのベストに入っているという次第。
こっちも買って散財しよう!
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またしても出た!!!スウィート・メロウ・グルーヴィ・スペイシー・ラテン!!!

2005-06-14 22:11:58 | LatinSoul / LatinRock
このジャケットを見て思わず「正解!」と叫んだアナタ。
正解です。間違いありません。

ルイ・ラミレス(Louie Ramirez)
「A Different Shade Of Black」(1976)

このアルバム、ラテンとフィリーソウルのド真ん中で、華麗にステップを踏んだり蹴ったりしたいアナタの為のアルバムでゴザイマス。間違いありません。
その意匠は実に完璧。
華麗なるストリングス!
そしてローズピアノ!
さらにヴィブラフォン!
さすが、ラミレス師匠。
分かってますね、この道具仕立て。
ああ、脳髄がトロケます。
そして、イカしたパーカッション!
アナタの腰が、もうジッとしてはイマセンネ。

ああ、またしても出てしまったスウィート・メロウ・グルーヴィ・スペイシー・ラテン!!!!!
サルソウル・オーケストラにタップリとラテン・エレガンスを注いだ音と言えば、感じが掴めますでしょうか。もう、コレは聴くしかありません。(ジッと座って聴くモノではありません。分かってますね?)
許してって言ったって、許してくれない、ホントに麻薬な一枚。
是非とも虜になって下さいね。
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ああマイケルは罪な奴。今日も朝から今夜はドント・ストップ?

2005-06-14 07:47:04 | Soul / Funk / Dance
無罪記念で、行っときましょか。

マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
「Off The Wall」(1979)

ハタチそこそこだったマイケル被告の、世界を踊らせた傑作!
デジタル時代直前の成熟しきった人力演奏がファンキー&メロウ&ク~ル&ホット!
なんてしなやかなリズム!そしてダンサブル!
被告のボーカルも見事に色気出まくり!アォ!
見事に全編とおしてカッコいいです!
プロデュースを務めたクインシー・ジョーンズにも拍手!お見事!

被告のアルバムを一枚も持っていない方には、やはりこの一枚をオススメしたい、と陪審員のみなさんも思っているに違いない、そんな一枚でアリマス。

では閉廷致します。アォ!
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極上のポップ・ファンク。モトイ。ポォゥップ・ファァンンクッ!!!!!

2005-06-13 22:08:41 | Soul / Funk / Dance
ノッケからコーフンしておりまして、誠に恐縮でゴザイマスね。

ハイ、落ち着いて参りたいと存じます。Ya!Yah!!Yaaah!!!
さて、スライと言えば、ファンクに色んなモン入れて混血しちゃったワケですが、このアルバム、極上のポップ・アルバムでございます。ポップ・ファンクね。

スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)
「Life」(1968)

「Dance To The Music」や「Stand!」やら、「There's A Riot Goin' On」(暴動)などに比べるとイマイチ有名盤ではありませんが、アタクシ的にはコレ、サイコォウー!!!
なんたって、キラーでポップでキャッチィイイーなメロディイイやフレェェイズが怒濤の如く、クゥゥールなビィィートに載って、暴れまくりィィー!!!
特にいいィィのは「Life」「Fun」「M'Lady」「Dynamite!」「Chicken」「Plastic Jim」「Harmony」「Love City」「Only One Way Out Of This Mess」・・・って、あんた、どこが「特に」じゃ。ほとんど全部じゃー!!!!!

ロック的ヘヴィさもスライの場合、フツーに存在しまして、このアルバムにも、それなりに存在しますが、やっぱポップに聴こえますワ!しかも、極上!

コレ、スライにおけるスキマ産業的アルバムかもしれませんが、ィエスペシャリィィにグレエェイトなアルバムでっせ。
聴かずに死ねるか!モォ、いや~ん!!!
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物理的にジャケが5倍スゴいブーガルーなのね。

2005-06-13 07:52:41 | LatinSoul / LatinRock
ボビー・ヴァレンティン(Bobby Valentin)
「Let's Turn On - Arrebatarnos」(1968)

これもまたブーガルーの名盤。
冒頭を飾る、「Use It Before You Lose It」の決めフレーズが強力!
そして、ブリブリ言うサックスのリフ!
お腰につけた重りが揺れてスウィンギ~ンって感じ!
も~、たまらん!これぞブーガルー!
表面的には、明るい一方ですが、陰影のある哀愁エキスが効いてます。
って言うのよね~ん。

ジャケットがコワイけど引かずに聴いてね~。
よ~ろし~くね~。
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ルパン三世ジャズノート

2005-06-12 13:54:26 | 音楽・映画・アート・本 その他
今日は本です。

大野雄二
「ルパン三世 ジャズノート&DVD」(2004)

筒美京平御大などもそうですが、こういう、「最前線の裏方」または「裏方の最前線」に居た方の話って、面白くて深いです。(CMやドラマや映画の音楽製作が中心なので、筒美氏よりもずっと「裏」っぽいですが)
大野氏は、なんたって、トイレに行くヒマもなかったっていう超売れっ子でしたからエピソードも満載です。
タイトルこそ「ルパン」を謳っていますが、大野氏が「ルパン」に出会うまで(1950年代のジャズピアニスト時代から、1970年代当時の言葉でいう「コマソン」やドラマの時代)の回想が抜群に面白くて興味深いッス。
1941年生まれの音楽青年が、どういう風に音楽と時代に関わっていったかっていう、大野氏の個人史と、戦後の日本音楽史との絡まり具合がまた面白いです。

ルパン以外に登場するキーワードでもこんなんあります。
・筒美京平
・三波春夫
・手塚治虫
・佐藤允彦

それぞれのエピソード、面白いッス。特に手塚先生・・・。あなた、一体・・・。
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マンボボーイズ様。人生に天国をありがとう。

2005-06-11 12:41:59 | Latin American Music
東京パノラママンボボーイズ
「マンボ天国」(1991)!!!!!

コモエスタ八重樫!
パラダイス山元!
ゴンザレス鈴木!

こんな3人が組んでたんですから、音の方は保証されたようなモンじゃないですかーっ!!
サイコーのエンターテインメント!
曲目も素敵過ぎる-!(さすがにアザトイぜ!も~たまらん!)

「ピーター・ガン」!
「夏の夜のサンバ」!(ハッシッシ~!)
「太陽の彼方に」!(のってけのってけのってけサ~フィン♪)
「非情のライセンス」!(キーハンター!!!)
「ワン・レイニーナイト・イン東京」!
「パチンコ」!(ぱちんこしっまっしょ!)

おおおおお~!!!

演奏の方も超ぉ~シャープ!!!ア~ンド!超ダイナミーック!!!
さすがに国内一流ミュージシャンを集結させただけあって、アナタ、あのアコガレのトランぺッターが、ラテンしちゃったりしてるのよ~ん!
超スペシャルでマーヴェラスなビッグバンド!!!

まさにタイトル通り!!「マンボ天国」!!!

あ~、マンボボイーズ様、人生に天国をありがとう!!!
今日も元気に行ってきます。

(マイコーはどこ行った?)
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枯れ系サウンドの背後からギラギラした若衆の顔が覗くって素敵な事ね~!

2005-06-10 22:49:27 | West Coast Rock
そろそろマイケル・ジャクソンの登場ではないかとも思いましたが、今日はやめました。
ハイ、今日はこれ↓

ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(Nitty Gritty Dirt Band)
「Uncle Charlie & His Dog Teddy」(1970)

↑これはですね。あんまり有名盤ではないけど、アメリカン・ロック史上に燦然と輝くスッゲェー名盤です!
ホント、いいよコレ!
いいんだから、黙ってお聴き!とワタシは言いたい!
土臭い音楽が好きなら、絶対に聴くべきです。
お願いだからさぁ、聴いておくれよ~。とも、ワタシは言いたい!

ベースはカントリーとロックです。
アコギ、バンジョー、マンドリン、などなどカントリー色豊かなヤツらと、アンプを通してドデカイ音で出しました的なロック的なヤツらが見事に融合しちゃってたりしてます。そうです。どこにもなかったサウンドを完成させちゃったんです。(バーズのカントリーロックとも違うよ)
そんな、やり遂げちゃったような完成された曲の合間に、モロにブルーグラスというか、ルーツ的なモンも演奏してまして、これもまたいい!

カントリー色が強いというと、ジジーの音楽だろ、と思う向きもありましょうが、流石に若い衆が作った音楽ですので、ちゃんとロックンロール的にギラギラもしてます。たぶんこの兼ね合いが絶妙なんです。そして、意外にポップ。作曲者のクレジットを見ると、マイク・ネスミス(Mike Nesmith)だとか、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)なんて粋なポップ野郎の名前も見えます。憎いぜコノぉ。

ロック的感性の若い衆が、伝統(カントリー)にコビは売らず、でも、敬意と愛情をもってしっかり大胆に自分たちの音楽に取り込んだアメリカ音楽の良心的名盤、という事でまとめてみましたが、それで良いでしょうか、Mr.マッキューエン?

とにもかくにも、ココロ晴れる、ココロ踊る一枚でアリマスね。
不朽の名盤。
ハイ、聴きましょうね。

さて、明日はいよいよマイコーか?
それともハマコーか?
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ハイバーハイテンション男が「ベサメムーチョ!」と叫ぶラテンロック!

2005-06-09 23:07:24 | LatinSoul / LatinRock
ビンゴ・ボンゴ(Bingo Bongo)です。
デビューアルバムの「Wild Pitch」(1994)です。

ラテンロックと標榜されておりますが、サンタナのようにはロック色は強くありません。
結局のトコロ、ラテンっぽくしてしまえば、何でもアリだ!猥雑だ!下世話だ!イェイ イェイ!

という感じですね。そういえば、ユースケ・サンタマリア氏が在籍しておりまして、「この夏はオレみたいに、バリッと決めたか~い?」などと、あの調子で、バリッとは決めきれずに、バンドに彩りを添えてます。(あくまでもメインボーカルはチカさんなのね。ユースケ氏は歌うより、「ベサメムーチョ!」とか叫んでいる印象が強いという事で、そこらへんがスゲェー!)

こう書くと色物バンドのようですが、曲、いいです。
特に後半、粒ぞろいです。ナニゲに「アタシにも何かいいコトあるかも~」系の陶酔・胸キュン系。(どういう系統じゃ?)

「イェイ イェイ 女到来」では、先日このブログで紹介した、ジョー・キューバの「My Man Speedy!」のイントロを愛をもって引用しております。そう言えば、ジャケットも、同じようにメンバーが吹っ飛んでいるという事で、やはり意識したのかもしれませんね。

胸キュン系とかいっておきながら、全体の印象はやっぱり、このジャケットの通り!
ラテンって、一筋縄では行きませんのね。

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昭和40年のNYでは007の正体はコンガ叩きのセニョ~ル・バレットだったのね。

2005-06-08 22:49:02 | LatinSoul / LatinRock
阿呆なジャケット、素敵じゃないか~。

三たび登場、レイ・バレット(Ray Barretto)
「Señor 007」(1965)

当時、大人気の「007シリーズ」の音楽をラテンでやってみました、っていうノリだぁ~。
想像通り、「粋」と「おマヌケ」の中間線を、10%ほど「粋」側に寄ったサウンドだぁ~。

アホなカッコでホットにアホなジャケットでも、音はクールだぜって言うのが、素敵じゃないか~。
本音で言うと粋指数90%ですな。オトナなら分かるべな。

R&B指数も徐々に高まって来ており、ブーガルーの夜明け直前の一枚です。

これも必聴。
素敵じゃないか~。
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いい爺さんの「まったり&グルーヴ」が炸裂する。

2005-06-07 23:29:40 | Jazz / Cross Over
そろそろマイケル・ジャクソンの登場であろうとは思われますが、まだです。
今日はベイシーですよ。

はい。ベイシーは聴いときましょうね。
基本ですよ!きほん!キホン!

カウント・ベイシー(Count Basie)
「Basie Big Band」(1975)

キーワードは「まったり&グルーヴ」ですのね。
寛いだジャズがあなたをグルーヴさせますのね。
核は、フレディ・グリーン(Freddie Green)の、ただ、ひたすらに刻むギターと、隙間を活かした御大のピアノですのね。
これは腰が浮きますのね。
ホーン陣もまたいいのね。
ホント、炸裂してるのね。
いいから、聴くのね。
分かりました?

斬新だったり、流行の先端だったりという部分が、ベイシー楽団は皆無ですね。(本当の初期は流行の先端だったのかもしれないけど。)正調の正統派で、ここまで飽きさせないって、やっぱスゴイなと思います。陳腐な筈なのに陳腐にならない。
そんな爺さんにアタシもなりたい。
マイコーも頑張って、いい爺さんになって下さいね。
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原田知世サンってば、知られざる技巧派でアリマスネ。

2005-06-06 22:34:17 | 日本のロック・ポップス
おおよそ世間的イメージからして、
「原田知世」と「技巧派」という言葉は似つかわしくないと思われますが、この方、スンゲェー技巧派ボーカリストです!
相当意識的に声をコントロールして歌ってると断言します!
「素直な歌い方」とはいい意味で正反対だー!

力の抜き方。
声の表と裏の一瞬の使い分け。
声をどの部位で響かせるか、その選び方。
歌を魅力的に仕上げる技。本当に絶妙です。天才的に上手いと思います。
嘘だと思ったら聴いて下さい。
スンゲェーよ。(←ココはボビーの声で読んで下さい)

「My Pieces」(2002)

目下のところ最新作。3年も前ですが・・・。
音の方は全体にアコースティック系サウンド。お洒落な都会的室内的アコースティックではなく、イーグルスなどのアメリカンロック的開放系サウンドに近い感じで、フォークやカントリーの上に咲いたサウンド。ただし、北欧アーティスト経由で取り入れているからか、土の暖かみより冬の空気感を感じさせるとアタクシは思います。

そんで、全体にアコースティックなだけに、本当に声が活きますワ。
大半の曲に3声以上のコーラスがバックに入っていて、全てご本人が歌っております。コレが透明な空気感を醸し出している!間違いない!
メインのボーカルも、スペシャル技巧が冴えまくり!超ド炸裂してオリマス!
どの曲もスゴイです。
透明感があって、でも、存在感のあるボーカルって、一体どういう事?
素の声をさらに魅力的に響かせる技術があるっていう事?
多分そうだ!
原田知世サンは本当にスッゲェーボーカリストなんです。
嘘だと思ったら、「My Pieces」聴いて下さいね。
ヨロシク。どもども。

こっちも読んでね。よ~ろし~くね~。)
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クインシー・ジョーンズのお伽話は甚だエロティックでやんす。

2005-06-05 20:26:44 | Soul / Funk / Dance
本日の当ブログ、タイトルの日本語が崩壊しておりますが、そんぐらい圧倒的っていうことです。
ソウル、またはAORの決定的名盤。ママに言われなくても聴いといて下さいよぉ!

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)
「Sounds...And Stuff Like That!!」(1978)

中でも「Tell Me A Bedtime Story」は、ファンキー、メロウ、ダンサブル、そしてエロティックの極致!
"Bedtime Story"は、辞書的には「お伽話」という意味になりますが、この曲名の意味するところは、そうじゃないオトナの"Bedtime Story"ですね。聴きゃ分かりますね?オトナの貴方?

少しゆったり目のテンポにローズピアノ、コンガ、ストリングス。
道具仕立ても、いかにも「メロウ」がキーワードだったあの時代!

圧巻は後半の2/3!ってつまり、半分以上よアナタ!
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)のエレピのソロと、後からそれに完全に同じメロディを重ねたと思われるストリングス!!! 音楽ってココまでにエロティックになるんだ!これ聴いたら、マトモな人間なら融けます。これで、とろけなかったらアナタは仙人!あっち行ってて下さいよ。もぉ。

重なってくるコーラスや、さりげないホーンもスバラシ過ぎ。
ホント、クインシー・ジョーンズってば天才アレンジャー!
才能の差に打ちのめされるとともに、こんなパクリがいのある巨大な対象が存在する事にオレは感謝したい!!!

ああ、今日はオチが無いけど、仕方ないよなぁ。圧倒されちゃったからなぁ。
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