現実と夢!!

今日は曇り

最安値

2013-01-14 16:39:16 | Weblog
最近家電を大幅に入れ替える機会になった。
当然最安値での購入を考えるわけである。
昔は家電量販店で一括見積で安く下げるというような方法も有効であった
のかもしれないが、最近はやはりネットの威力は強大である。


量販店でポイント分を差し引いたとしても、
ネットでの購入金額はそれを大きく下回るケースが多い。
かくいう私も、かなりの商品をネットで購入させて頂いた。


しかし、不思議なことがおきているようだ。
有名なところでは価格.comのようなサイトが最近があるので
簡単に最安値を調べることができるようになってはいるが、
ネットの購入はこの最安値の店に集中していないのだ。
価格.com出の最安値提示は、それなりの売上にはつながるのであろうが、
ある程度は広告という意味合いも強い。


実際、価格.comでの売上ランキングを見てみても、
最安値店が上位を占めるという感じではなく、
そこそこ安い有名店が上位を占めている。


ここには消費者心理が働いている。
まずはネットでの買い物に対する不信感がまだ払拭されていないことだ。
実際最安値店がキャッシュが回らず倒産して商品が届かないという例もある。
よく分らない店に、クレジット情報を打ち込んだり、入金したりするのには
抵抗があるようだ。
そのため、最安値ではないかもしれないが、そこそこ安ければ
安心ある店で購入する人の割合が多いようだ。
あまり抵抗がない人は、ポイント利用を考えて購入するなら楽天一本など
戦略的にネット利用している人もいるだろう。


かくいう私も、日本ではあまりそういった感情はないが、
海外のサイトとなると、とたんに上のような消費者心理に陥る。


この心理の度合いは人それぞれだ。
家電一つとってみても、価格.comはでは買わないという人もいるし、
ヨドバシなどのネット通販ですら抵抗があるという人もいる。
アマゾンなら安心だから、多少高くてもアマゾンで買うという人もいる。


勿論、わずかな悪い事例が全体のイメージを下げているのはいうまでもない。
この不安を払拭できれば、これは非常に大きなブランド力を勝ち取れるだろう。
まさしくビジネスチャンスがまだまだネット通販にはある。
ネットでの信頼の獲得というのは非常に重要なKFSである会社も多いはずで、
こういった視点でネット業界を引き続き見ていきたい。